30日午前7時頃、山形県朝日町の大朝日岳(1870メートル)のガンガラ沢で、昨年12月に行方不明になった埼玉県蕨市、法務省職員矢本和彦さん(43)の指の部分が雪の中から見つかったと、山岳会メンバーから県警に連絡があった。 県警は天候を見て、雪を掘って収容し、ヘリで搬送する方針。 発表によると、矢本さんは昨年12月28日、所属する東京都内の山岳会「わらじの仲間」メンバー3人と登山中、大朝日岳の尾根から標高1300メートル付近の沢に滑落。メンバーが救出に向かったが、すでに心肺停止状態で、メンバーは現場に目印として棒を残していた。 会は5月から捜索登山を開始し、29日から25回目の捜索に入っていた。30日早朝、メンバーのさいたま市、自営業渡辺輝男さん(52)が雪渓で目印の棒を発見、雪を1・2メートル掘り進めたところ、指先が出てきたという。
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