ヤマト運輸(東京)は24日、北海道函館市内の配達を受け持つ委託配達員の男性(46)が平成19年2月から今月にかけ、配達予定だった商品カタログやダイレクトメールなどのメール便1万7321通を配達せずに自宅に放置していた、と発表した。 同社では今年8月、10月にも兵庫県などでメール便の放置が発覚。社をあげて点検作業を進めるなかで新たな未配達が発覚した。 同社によると、この配達員は19年2月ごろから、ほかの配達員の分も自らすすんで配達を申し出るようになり、配達しきれなかったメール便を自宅の物置にため込むようになったという。未配達の場合に苦情が来そうな定期刊行物や個人間の配達物は優先的に配達し発覚を逃れていた。 委託配達員は「お金がほしかった」などと話しているという。同社は近く懲戒解雇する方針。
◇対北朝鮮政策の現状など講演、政権交代で進展に期待も--被害者家族連絡会の元副代表・蓮池透さん 拉致被害者の蓮池薫さんの兄で「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の元副代表、蓮池透さん(54)が23日、富山市下新町の自治労とやま会館で開かれた「ありがとう9条とやま憲法フェスタ」(同実行委員会主催)で講演した。約300人の市民が、拉致問題や対北朝鮮政策の現状に聴き入った。 蓮池さんは、こう着状態にある拉致問題について「拉致被害者家族の苦しみ、悲しみは限界に達している」と心情を吐露した。鳩山政権のこれまでの対北朝鮮政策については「旧態依然としたもの。自民党政権の対北朝鮮政策を検証し、総括するべきだ」と語った。その一方で「政権交代は、対北朝鮮政策を今までとは異なる方向にかじを切る最後のチャンス」とも述べ、政権交代を機にした拉致問題の進展に期待も寄せた。 北朝鮮への経済制裁については「被害者の救出に
宮崎県都農町と木城町にまたがる尾鈴山(1405メートル)で23日から行方不明となっていた都農町川北の無職、杉山正直さん(42)と同居の無職、黒木洋子さん(35)は24日朝、県防災ヘリコプターに発見され、保護された。けがはないという。 県警高鍋署などが午前7時から捜索を再開し、約40分後にヘリが尾鈴山キャンプ場から西南西約2キロの砂防ダム付近で手を振っている2人を見つけた。 黒木さんから23日夕、携帯電話で「帰り道が分からなくなった」と連絡があり、家族が「紅葉狩りに行ってまだ帰らない」と119番していた。
【サヌア=吉武祐】イエメンの首都サヌア近郊で地元部族民らに拉致された日本人男性技師が23日夜(日本時間24日未明)、解放された。在イエメン日本大使館が確認した。イエメン政府当局が、仲介者を通して犯行グループとの交渉にあたり、15日の拉致以来、8日ぶりの解放にこぎつけた。 被害にあった技師は、日本政府の対イエメン経済協力プロジェクトを受注した毛利建築設計事務所(東京都中央区)から派遣された真下武男さん(63)=同板橋区。 現地の敏蔭正一・日本大使が、解放直後の真下さんと携帯電話で話をした。元気な様子だったという。 真下さんは、サヌア北東約60キロのアルハブで国際協力機構(JICA)が手がける学校建設を監督。15日午後、イエメン人男性運転手とともに車で付近を通りかかったところ、銃で武装して待ち伏せしていた地元部族民らに連れ去られ、拘束された。 犯行グループは朝日新聞の取材に対し「外国人
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く