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設置された冬期閉鎖のバリケード。注意看板を横目に通過する登山者の列=2日正午すぎ、富士山富士宮口6合目 世界遺産富士山の頂上に通じる静岡、山梨県内の4登山道で2日、冬期閉鎖が始まり、夏山シーズンが終了した。ただ、頂上を目指す登山者は後を絶たず、冬期閉鎖は名ばかりの状態。安全確保が難しくなるとして、県や県警は夏山以外の登山自粛をあらためて呼び掛けている。 静岡県は同日正午、富士宮口が6合目から、御殿場口が新5合目から、須走口が5合目から、それぞれ頂上までの区間を冬期閉鎖した。工事業者がバリケードと通行禁止を告げる看板を設置した。閉鎖区間にある山小屋の一部は当面、相次ぐ登山者を受け入れるため営業を続ける。 富士宮市によると、県内で最も登山者が多い富士宮口の冬期閉鎖区間では新7合目、7合目、9合目、9合5勺の各山小屋が7日まで営業している。県は「山小屋の営業を考慮」し、登山道のバリケードの一
水道の蛇口が開けられ、排水口に雑巾が詰められていた大府南中学校の手洗い場=5月9日午前、愛知県大府市 愛知県大府市の市立大府南中学校で5月、水道の蛇口が開けられ、校舎内が水浸しになった事件で、県警東海署は、同中学校教諭、吉川祐正(ひろまさ)被告(26)=別の器物損壊などの疑いで逮捕、起訴=を威力業務妨害などの疑いで3日にも再逮捕する方針を固めた。捜査関係者が明らかにした。 再逮捕容疑は、5月8日未明から朝にかけ、勤務先の大府南中学校に侵入し、手洗い場の水道の蛇口約40個を開いて、排水口をふさぎ、教室や廊下を水浸しにして授業を妨害。さらに、保健室から全校生徒486人分の健康管理指導カードとノートパソコン1台を盗むなどしたというもの。 中学校ではこの日、教室の黒板に黄色いチョークで「死」と書かれているのが見つかっていて、東海署は吉川被告の犯行の可能性があるとみている。 続きを読む最新トッ
「苦渋の決断として、受け入れることにした」。宮内庁の風岡典之長官は2日、庁内で記者団の取材に応じ、高円宮妃久子さまのIOC総会ご出席についてこう説明した。突然の方針転換にはためらいも残っている様子で、「天皇、皇后両陛下もご案じになっているのではないかと拝察している」とも述べた。 五輪招致は他国と競い合うなど政治的な側面もあることから、宮内庁は皇族が関わられることに慎重な姿勢をとってきた。今回も当初は、IOC委員とのご懇談とレセプションだけに限定する方針だった。 しかし、8月26日に風岡長官が下村博文文部科学相から直接要請を受け、杉田和博官房副長官からも首相官邸の意向を伝えられると、数日のうちに方針転換。両陛下には事後報告だったという。久子さまのご出発が今月3日に迫った時期の決断になったこともあり、風岡長官は「切羽詰まっていた」と釈明した。皇后さま、初音ミクと“ご対面”「これがミクちゃんです
武田邦信氏(撮影/写真部・工藤隆太郎) 戦国武将のなかでも一際人気を博す武田信玄。武田家第16代当主・武田邦信氏(65)が、ご先祖さまの秘話と今の武田家を語る。 * * * 武田家の系統はあまたありますが、公式に武田家の正系と認められたのは、私の家系でした。 1915年、大正天皇から、治水への貢献などが認められて、武田信玄に従三位が贈られました。受け取る人は正統の子孫でなければなりません。名乗りを上げた家はなんと、36家。 山梨県が10年以上調査し、信玄の次男・信親(のぶちか)の家系と七男・信清(のぶきよ)の家系に絞り込みました。最終的に信親の子孫である武田信保(のぶやす)に信玄の従三位が贈られました。これが私の祖父です。 決め手の一つが信玄の菩提(ぼだい)寺である恵林寺の記録でした。信玄の法要を施主として代々行ってきたことが書かれていました。戦国大名の武田氏滅亡後、信親の子孫は、幕府
県警は2日、遭難者の捜索に役立てようと、公益社団法人日本山岳ガイド協会(東京)が開発したインターネットを利用した登山届システムの活用を始めた。同協会の役員が同日県庁を訪れ、県警と協定を結んだ。同システムを活用するのは全国の都道府県警で長野県警が初めてとなる。 システムの名称は「山と自然ネットワークコンパス」。登山者が事前に緊急連絡先として近親者のメールアドレスなどを登録し、計画書を書き込む。下山予定時刻から7時間過ぎても登山者本人からの下山の連絡がない場合、近親者に自動的にメールを送信。近親者は遭難したかすぐに把握できる。登山者に対しては今年7月から受け付けを始めていた。 近親者が警察に捜索願を出せば、警察はシステムを使って、該当者の計画書を素早く見つけて捜索につなげる。これまでは各警察署や登山口の提出箱に出されたものを探していたため、時間がかかっていた。 この日の協定調印式で、県警
太平洋戦争の盲点とその戦略的解答 (20040506初出、20130905加筆、20130909再加筆、20130912「勝敗のバロメーターとしての『戦略線の長さの比』」追加) 実のところ今まで私は、太平洋戦争に関するシミュレーションというのは、それほど真剣にやるつもりはなかったんです。ところがどうも、先日アップした知的制海権のための作戦計画案を振り返ってみたところ、どうもパターン面で共通している部分がかなりあって、それが結構馬鹿にならないぐらいのものであるらしいことがわかってきました。そうなると完全に無視しておくというわけにもいきません。 それにまた一般的な問題として見ても、とにかく社会全体で、太平洋戦争というのは何をどうやっても勝つ方法はないというのが完全に常識に化してしまっていて、国家戦略を考える場合にそこで思考停止に陥ってしまうことが多いように思えます。 ところが例の知的制海権のた
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