13日午後8時45分ごろ、大阪府高槻市萩庄(はぎのしょう)の名神高速道路上り線で、走行車線を走っていた乗用車が突然Uターンした。車はそのまま追い越し車線を約20メートル逆走し、走行中の軽乗用車と衝突した。けが人はなかった。 大阪府警高速隊によると、Uターンしたのは香川県観音寺市の無職男性(86)。「道を間違えたことに気付き、転回したら戻れると思った」と話している。高速隊は道交法違反(安全運転義務違反など)の疑いもあるとみて、詳しい経緯を調べる。 男性は同日朝、知人女性(82)を乗せて香川県の自宅を出発。広島県尾道市周辺をドライブした後、瀬戸大橋を通って帰宅する予定だったが道に迷い、約200キロ東の現場まで来たという。