スズキは国内の4輪車生産体制を再編する。今夏までをめどに、磐田工場(静岡県磐田市)の2本ある車両組み立てラインのうち1本を休止。軽自動車の主力生産拠点である湖西工場(同湖西市)に、磐田から移管する軽4輪駆動車(4WD)「ジムニー」の専用ラインを新設する。生産性を高め、国内事業の収益力を強化する。 磐田工場の組み立てラインは「キャリイ」などを生産する商用車ラインと、ジムニーと「エスクード(海外名ビターラ)」を生産するスポーツ多目的車(SUV)ラインの2本。うち現行エスクードはハンガリー工場に生産移管しており、磐田では輸出向けの旧モデルのみを生産している。 ジムニーは今春の全面改良を機に、湖西に生産移管することが決まった。これを機にエスクードの生産も終了し、SUVラインを休止する。「SUVラインを更新する計画はない」(スズキ幹部)ため、磐田は減ラインとなる。
![スズキが国内の4輪車生産を再編、磐田工場は1ライン休止(ニュースイッチ) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6d2422429f859f800904dda88b6e85909aabb60b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20180311-00010002-newswitch-000-view.jpg)