2003年にインターネット上に誕生した「セカンドライフ」。3Dで実現する仮想空間として、バーチャルコミュニケーションの一時代を築きました。その後、ブームは沈静化しましたが、現在でも自閉症の人たちの間で活動が行われているコミュニティがあります。仮想空間のアバターたちと現実世界で対面し、伝説のアバターが、仮想空間での存在理由について語りました。 自閉症の人がコミュニケーションを行える仮想空間 インターネット上の仮想空間「セカンドライフ」。そこに、自閉症の人たちが集まるコミュニティが存在します。 ニュースクール大学大学院 社会学部 教授の池上英子さんは、仮想空間を通じて自閉症者の研究を続けてきました。自身もアバター「キレミミ」を操り、10年に渡って対話を重ねています。 「自閉スペクトラム症の方の場合は、シナリオだとかルールがきちんと決まっているとディスカッションができますが、フリーディスカッショ
インターネット上のバーチャル空間「セカンドライフ」。そこで生き生きと活動する人たちの中に、自閉スペクトラム症の人たちがいる。彼らは世界をどのように見ているのか。仮想空間で彼らと交流を続けてきた社会学者の池上英子さんが、自閉症アバターたちに会うため、アメリカ大陸を横断。彼らの脳内世界を知る手がかりを探る旅にでました。 自閉症アバターたちの楽園「セカンドライフ」 今、この目に映る世界は本当に現実なのか。ふと、そんな考えが浮かんだ経験はないでしょうか。 世界最高レベルの頭脳が集まるプリンストン高等研究所。宇宙物理学やAIなど多分野にわたる研究者が「人間の認識」とは何かを探っています。 ニューヨーク在住の社会学者であり、ニュースクール大学大学院 社会学部教授の池上英子さんは、俳句や芸術にまつわる日本古来の精神を研究してきました。中世から近世前期の日本では、侍や農民などの身分を明かさず、俳諧や芸術を
佐賀県多久市に、2年ほど前から燃え続けている山がある。かつて炭鉱で栄えたまちの象徴「ボタ山」だ。地下の石炭くずに火がつき、放水しても消しきれない。最近、煙が出る範囲が広がったらしく、苦情を訴える市民もいるが、いまのところ、消す方法が見つかっていない。 【写真】ボタ山火災の現場(右)=2019年2月、佐賀県多久市北多久町小侍 市中心部にほど近い、県立多久高校近くの田園地帯。高さ10メートルほどの山の中腹から帯状に白い煙が出ていた。風が吹くたび何かが焦げたような異臭が鼻をつく。近くをよく散歩するという森正行さん(66)は「ここ4週間ほどずっと煙が出ている。近くを歩いて具合が悪くなったこともある。少なくとも中に入れないよう規制線を張るべきではないか」と話す。 市防災安全課によると、現場は、炭鉱から掘り出した石炭のうち、使えないものを積み上げたボタ山。煙の原因は、2017年春に発生した火災だという
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