何故か定期的に報道されるこの話題ですが、その度にいろんな方から質問を頂戴するので、ここをご参考下さいと言えるように、自分なりの感想をまとめておきます。 さて、一連の報道を見てると、一つのキーワードが浮かんできます。例えばこれ。 「水源が危ない」 狙われた最上川の源流 外国人が森林購入(2/19 産経新聞) 一部を引用すると・・・ 海外資本による森林買収が北海道などで相次ぐ中、山形県を縦断する最上川の源流の森林をシンガポール在住の外国人男性が購入したことが、県の調べで分かった。購入目的は不明で、住民らからは「乱開発されると水源が危ない」と不安の声が上がっている。 そう、「購入目的は不明」という一言が多くの記事に枕詞のように登場します。実は今に至っても外国資本が "水源を狙って" 森林を買っているという明らかな証拠は何一つ出ていないのですが、現状では論調の根拠になっているのは、目的が不明である