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2014年2月12日のブックマーク (5件)

  • 「ドキュメント アメリカの金権政治」軽部 謙介 著 | Kousyoublog

    2012年に行われたアメリカ合衆国大統領選・議会選では合計で六〇億ドル(約四八〇〇億円)もの政治資金が集められたという(参考)。小国のGDPを軽く凌駕(例えば2012年のギニアのGDPが五六億ドル(参考))するほどの選挙費用からわかるように、アメリカ政治にはとにかく金がかかる。 上記の六十億ドルが史上最高額であったように選挙のたびに増大する一方の選挙資金、様々な利益団体の利害を代表して政治家に請願を行うロビイストたちの活動、地元への利益誘導のために予算分捕り合戦に血道を上げる政治家たち、繰り返される汚職、そして飛び交う金金金・・・そんな、現代アメリカの金権政治の実情を様々な事件・資料をもとに描き出していて、とても面白い。 ドキュメント アメリカの金権政治 (岩波新書) posted with amazlet at 14.02.12 軽部 謙介 岩波書店 売り上げランキング: 382,02

  • 『飛行機技術の歴史』 技術はどのように飛躍するのか - HONZ

    作者:Jr.,ジョン・D. アンダーソン 出版社:京都大学学術出版会 発売日:2013-12-18 飛行の夢に挑んだ人々の、技術開発の物語である。航空工学を専門とする著者が、飛行機技術進化の歴史を、多くの図版と少々の数式、そして科学者・技術者の人生とともに描き出す。技術発展の経緯を丹念に追うと、科学と技術がどのように共鳴するのか、技術がどのように積み上げられていくのか、そして技術がどのように世界を変えるのかが見えてくる。あるときは科学的真理の発見が技術を飛躍させ、またあるときは発明家の無謀な挑戦が常識を覆すような自然への深い洞察をもたらしてきた。 書で最初に取り上げられるのは、あのライト兄弟、ウィルバー・ライトとオリバー・ライトである。1903年12月17日のアメリカで、ウィルバー・ライトが操る機体ライトフライヤーは、12秒間空を舞った。そのとき到達した3mという高度を「大空」と呼ぶのは

    『飛行機技術の歴史』 技術はどのように飛躍するのか - HONZ
  • 【PC遠隔操作事件】初公判を前に、片山祐輔氏インタビュー(江川紹子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    片山祐輔氏には接見禁止がついているため、直接面会したり、手紙のやりとりができない。そのため、昨年10月と12月の2回、弁護人を通じて質問状を送った。回答は、弁護人がパソコンで打ち直したものを受け取った。明らかな誤字脱字は江川が補った。末尾の注は江川による補足説明。 「出口のないトンネルの中にいるよう」あれから1年ーー現在(2013年10月)の状況と心境は? 監禁生活は8ヶ月を超え、10月27日現在で260日目となります。春、夏が過ぎ、今は格的な秋の季節になりましたが、四季を感じることができない環境に閉じ込められています。やっていることと言えば、弁護人から差し入れてもらっているを読むかパズル雑誌を解くことぐらいです。1日数時間流れるラジオからは音楽番組やトーク番組が聞こえてきますが、「秋が深まってまいりました」「今日は絶好の行楽日和です」等のコメントを聞くたびに、せつなさでいっぱいになり

    【PC遠隔操作事件】初公判を前に、片山祐輔氏インタビュー(江川紹子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • MSやグーグルが「長時間労働」を忌避する理由:日経ビジネスオンライン

    日経ビジネス2月10日号の特集「働き方革命」では、労働時間にメスを入れることで競争力を高めようとしている企業のケーススタディーを掲載した。 ダラダラと働く文化を変えて労働生産性を高める、多様な働き手を集めるなど、企業の狙いは様々だ。この連載では誌面に取り上げられなかった企業の事例や、「働き方革命」によって自らの働き方や意識を変えたビジネスパーソンを紹介しよう。 「1000円、10分カット」。理美容業界で異端とも言えるビジネスモデルで成長を続けるQBハウス。今、雇用の面でも、業界の常識を覆す動きを見せ始めている。 朝10時の開店とともに、引きも切らずに客が入ってくる。ショッピングモールの中にある「西友小手指店」(埼玉県所沢市)は、ここから昼過ぎまでが書き入れ時だ。家族で西友に買い物に来た夫が、や子供が買い物をしている間に髪を切ろうとやってくるケースが多い。 同店で一心不乱にハサミを動かし続

    MSやグーグルが「長時間労働」を忌避する理由:日経ビジネスオンライン
  • 「ザ・フェデラリスト」A.ハミルトン J.ジェイ J.マディソン 著

    八年に渡る独立戦争に勝利して独立を勝ち取った北米十三植民地は、独立当初はそれぞれ主権を持つ邦(state)が集まった連合(The United States)という体裁で進もうとしたが、すぐに邦同士で通商や外交、戦費負担、紛争解決の主導権を巡って対立が表面化する。その結果、緩やかな連合ではなく、諸邦が一つの中央政府を持つ主権国家を確立する方向へと転換。1783年、連邦制を土台としたアメリカ合衆国憲法草案が作成、諸邦に提示され、その批准を待つこととなった。 十三植民地中九植民地での批准により発効することとなるが、憲法草案を巡っては、何分独立戦争が英国の王制支配からの脱却を目指したものであっただけに、強い統一政府の存在に対しては拒否感も強く、連邦制の導入と中央政府の設立を訴える人々は「フェデラリスト(連邦派)」を名乗り、憲法批准反対・主権を持った各州政府による連合を唱える人々は「リパブリカン(

    「ザ・フェデラリスト」A.ハミルトン J.ジェイ J.マディソン 著