全国の神社や仏閣などに油のような液体がまかれていた事件で、キリスト教系団体の設立者である男性に、建造物損壊容疑で逮捕状が出ている。医師でもあるこの男性は、米ニューヨーク在住で現在も米国にいるため、逮捕状を取った千葉県警は事情を聴くため、男性の帰国を待っている状態だ。このことを受け、今回の事件に男性が関与していると疑い、独自の調査による情報を警察に提供した、宗教トラブル相談センターの村上密(ひそか)氏(アッセンブリー京都教会牧師)らが5日、お茶の水クリスチャン・センター(東京都千代田区)で共同記者会見を開き、事件とその背景について説明した。 記者会見に臨んだのは、異端・カルトに入信した人々のカウンセリング・救出を行ってきた村上氏と、かつて男性が設立した団体の事務局で仕事をしていたことがあるという、キリスト教カルト化被害者支援ネットワーク事務局の櫻井寿子氏、日本キリスト教異端相談所所長の張清益
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