タグ

ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (257)

  • “分裂国家”の様相を呈してきたアメリカの“階級闘争”(前編):日経ビジネスオンライン

    経済不況、増大する失業者と貧困者、貧富格差の拡大、機能しない政治、広がる閉塞感――「超大国・アメリカ」の現在の状況は1930年代の大恐慌時代を思わせる。3年前に「Yes we can」(我々はできるのだ)の掛け声とともに史上初の黒人大統領を選んだ時にアメリカを覆った熱気がウソのようだ。 こうした状況下で、今、お互いに全く相容れない二つの階層から、「草の根」と自称するマグマが噴出し、得体の知れないうねりとなって全米に広がっている。 二つの異なる階層から噴出したマグマ 一つは草の根保守「ティーパーティ(茶会)運動」である。中西部シカゴの白人中産階級から2年半前に噴き出た。 運動の主体は、地方都市の自営業者と非労組組合員の白人労働者たちだった。彼らは毎日曜日に教会に行く。聖書の一字一句を信ずる福音主義プロテスタント教徒。平均的な学歴は高卒。手に職を持ち、「働かざる者うべからず」が信条。分相応の

    “分裂国家”の様相を呈してきたアメリカの“階級闘争”(前編):日経ビジネスオンライン
  • 神が判断する善悪を人が理解することは可能か?:日経ビジネスオンライン

    今回から数回にわたり、日人ムスリムがどのようにイスラム教を受け入れ、伝統的なイスラム教の解釈や、外国人である夫との関係において信仰と向き合っているかを見ていく。 この話は、日社会が彼らをどう受け入れるかという話とは直接は関係ない。しかしムスリムの側が日社会と折り合いをつけようとする上で、どのようなダイナミズムが背景にあるのかの理解につながると思う。 前回、前々回と見てきた子どもの教育や子育てに関わる問題で、もう一つ見逃せないのが、親自身のイスラム教との向き合い方だ。ムスリムとしての教育をどこまで子どもに施すかは、親の信仰心の強弱だけでなく、親がイスラム教をどう解釈するかも左右する。 東京都福生市に住む日人ムスリムである大槻順子さんの場合、彼女のイスラム教観が子どもの教育に影響を与える以前に、子育てが彼女のイスラム教との向き合い方に影響を与えた。 大槻さんは18歳でイスラム教に入信。

    神が判断する善悪を人が理解することは可能か?:日経ビジネスオンライン
    kousyou
    kousyou 2011/10/18
    "礼拝を始めてみると、自分が礼拝を必要としていることに気づいた"というのはよくわかる。信仰に関係なく人生に礼拝が必要だと感じる瞬間は多くの人が経験するんではないか。
  • KDDI、「iPhone5」参入の衝撃 ソフトバンクの独占崩れ、auで11月にも発売:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 米アップルが今秋にも発売する「iPhone5」を、KDDIが日で販売することが判明した。日では初代iPhoneから3年間続いたソフトバンクによる独占販売体制が崩れる。加入者数でソフトバンクに追い上げられているKDDIにとって強力な援軍になりそうだ。 関係者によると、KDDIは米アップルと既に「iPhone5」の国内での販売契約を締結し、全国のauショップなどで11月頃から販売を開始する方向で関係各方面との準備に入っている。iPhone5は10月中旬頃、全世界で発売が開始される見通しだ。 1社独占崩れる これまでiPhoneを独占販売してきたソフトバンクモバイルは9月29日に2012年冬春モデルの新製品発表会を実施することをインターネット上

    KDDI、「iPhone5」参入の衝撃 ソフトバンクの独占崩れ、auで11月にも発売:日経ビジネスオンライン
    kousyou
    kousyou 2011/09/22
    本当なら期待したいところ。もうウィルコム使うのは限界でですね・・・
  • 共和党候補者選に真打ちペリーが登場:日経ビジネスオンライン

    ペリー対ロム二ー「2強」対決の勝者は? 2012年11月の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者討論会が9月7日、米ロサンゼルス近郊のレーガン図書館(シミバレー)で行なわれた。第40代大統領のレーガンは、共和党員にとっては「理想の大統領」。レーガン図書館はその「聖地」である。2012年3月には、同図書館を舞台に討論会が行なわれ、共和党指名争い前半戦の流れを決める。今回の討論会はその予行演習のようなものだ。ケーブルテレビMSNBCと政治専門サイトPoliticoが共催。討論の模様は全米に向けて実況中継された。 この討論会の主役は次の2人だった。一人は、8月13日に正式出馬するやいなや、直ちに支持率トップに躍り出た保守急進派のリック・ペリー現テキサス州知事(61歳)。討論会に臨むのはこれが初めて。迎え撃つもう一人の主役は、ペリー登場までトップランナーだった保守穏健派ミット・ロム二ー前マサチュー

    共和党候補者選に真打ちペリーが登場:日経ビジネスオンライン
  • 清貧?いやいや、バブル真っ只中:日経ビジネスオンライン

    最も多く見られるのはスズキですが、韓国・ヒュンダイのサンタフェと、トヨタ自動車のプラドも多く走っています。ランドクルーザーやハイラックスも見ます。どれも、数百万円はする車です。しかも皆ピカピカで、おそらく新車で購入し、その後もよく手入れしているのだろうということが分かります。車だけ見ると、まるで先進国です。 先日、日から研究の仕事でいらした大学の先生が、こんなことを言われました。 「いやー、びっくりしました。私もだいぶアジアの国を訪れていますが、走っている車のレベルが、ブータンはどこよりも高い気がします。アジアの中でも比較的発展しているタイでも、町中では中古の小型車が目立ったのに…。ブータンの方が、ずっといい車が走っていますね」 当に、その通りだと思います。 走っている車だけ見ると先進国と大して変わらない経済水準に見えるブータンですが、この国の人々はそんなにお金を持っているのでしょうか

    清貧?いやいや、バブル真っ只中:日経ビジネスオンライン
  • 増え続ける日本のムスリム:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン

    増え続ける日本のムスリム:日経ビジネスオンライン
  • 現実経済路線を採用するエジプトのムスリム同胞団:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Mariam Fam(Bloomberg News記者) Stanley Reed(Bloomberg News、Bloomgerg News総合記者) 米国時間2011年7月7日更新「 Egypt’s Muslim Brotherhood Embraces Business 」 イスラム教政治組織「ムスリム同胞団」に所属するカイラート・エル=シャタル氏は、わずか数カ月前まで、ホスニ・ムバラク政権によって投獄され、刑務所で悶々とした日々を送っていた。同氏が手掛けていた事業の多くは営業停止に追い込まれた。それが今、同氏はこのエジプト最大のイスラム教政治組織のナンバーツーとして、ひっきりなしにやって来る来客の応対に追われている。同氏の元を訪れる客

    現実経済路線を採用するエジプトのムスリム同胞団:日経ビジネスオンライン
  • 江沢民死去は誤報だったのか:日経ビジネスオンライン

    江沢民氏の死去について報道が錯綜している。 7月6日夕、香港のアジア電視台(ATV)が夕方のニュースで中国の前共産党中央総書記で前国家主席の江沢民氏が亡くなったと、報じた。その翌日7日午前、産経新聞も江沢民死去とスクープ号外(デジタル)を出した。「党の喉舌(代弁者)」である新華社通信はその日の正午過ぎに、これを純粋な噂と否定した。これを受けてATVは誤報であったと謝罪した。香港の蘋果日報は8日付1面で「江沢民生き返る」と見出しを打ち、大あくびを放っている江氏の写真を掲載した。 産経側は報道を取り消さないところをみると、やはり自信があるのだろう。聞くところによれば、北京の現場の記者や政治部記者が得た情報をもとにしたのはなく、社の上層部が持つ「確実な」ソースからのリークらしい。でなければ、全国紙が普通、訃報で号外など打たないものだ。と思っていたら、小康状態を取り戻したという報道まで出てきた。こ

    江沢民死去は誤報だったのか:日経ビジネスオンライン
  • サウジアラビア、サウジ人の雇用を企業に義務づけ:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Glen Carey(Bloomberg News記者) Mourad Haroutunian(Bloomberg News記者) 米国時間2011年6月29日更新「 Saudi Arabia Imposes Quotas to Boost Local Hiring 」 ハラー・アルドゥハイリブさん(28歳、女性)は、6月5~8日にサウジアラビアの首都リヤドで開催された就職フェアに参加し、各ブースをのぞいて回った。このフェアでは合計1万人の求人があった。彼女は「このフェアに来るのは、これが今週2度目です。今は絶好のチャンスだと思います」と言う。 英国のマンチェスター・メトロポリタン大学でコンピューティングの修士号を取得したこのサウジラビア人女

    サウジアラビア、サウジ人の雇用を企業に義務づけ:日経ビジネスオンライン
  • 米共和党大統領候補指名レース、序盤戦で注目される2人の「マン」:日経ビジネスオンライン

    経済次第ではオバマ大統領の再選は磐石ではない 2012年の米大統領選挙に向けて、オバマ大統領が再選されるのではないか、といった何となくの雰囲気がある。だが、それは表面的なものだ。アメリカの大統領選挙は、誰がなるか、ふたを開けてみるまで分からない。無名だったアフリカアメリカ人のオバマを選んだ。かつては、当時70歳だったハリウッドの元三流俳優、レーガンを選んだ。 オバマ大統領は2008年の大統領選挙の際に提示したマニフェスト――医療保険制度改革、アフガンからの2012年9月までの3万3000人撤退計画といった――を実現してきた。しかし、再選に向けての不安材料はある。最大のそれは、一向に好転しない経済だ。その経済状況のバロメーターともいうべき失業率は依然として9%台に留まっている。 今ひとつの不安要因は、白人保守層に広がる「No more Black」(もう黒人の大統領は結構)という人種にかか

    米共和党大統領候補指名レース、序盤戦で注目される2人の「マン」:日経ビジネスオンライン
  • エアコンを止めて分かったニッポンの夏の過ごし方:日経ビジネスオンライン

    暑い。 エアコンの起動を半ば封印されている今年の夏の暑さは、また格別だ。 東電の「でんき予報」をアタマから信じ込んでいるわけではない。若干疑っている。なにより、棒グラフという形式がうさんくさいと思っている。何も信じられない。日付さえ。 「でんき予報のホームページだと今日は水曜日になってるけど当だろうか?」 「さあな。陰謀かも知れないぞ」 東電は、今後30年ほど、何を言っても疑われる。そこのところは覚悟してもらわないといけない。 「東京電力です。検針に参りました」 「ほほう、メーターに盗聴器を仕込むつもりだな?」 直接顧客と対面する部門の社員さんは大変だと思う。恨みは経営陣にぶつけてほしい。ぜひ。 東電情報の信頼性はともかく、野放図にエアコンを回すことには、やはり抵抗がある。日中、一人でいる時は、特にそうだ。自分一人のために、全空間を冷やすのだと思うと、どうしても気がひけるのだ。自分がこん

    エアコンを止めて分かったニッポンの夏の過ごし方:日経ビジネスオンライン
  • 目前に迫る米国の債務不履行:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Julie Hirschfeld Davis(Bloomberg News記者) 米国時間2011年6月9日更新「 Debt Challenge Makes for Two Lonely Republicans 」 米議会の共和党議員の多くは「小さな政府」を標榜しており、増税には反対だ。そんな共和党議員を、「米国の連邦政府債務を削減するには増税が不可欠だ」と説得するのは、報われない仕事だ。同様に、「バラク・オバマ米大統領や民主党議員に賛同して、米政府債務の規定上限額を14兆3000億ドル(約1100兆円)以上に引き上げることが共和党議員の利益にもなる」と説得するのも難しい。 議会共和党幹部のトム・コバーン上院議員(オクラホマ州選出、63歳)と

    目前に迫る米国の債務不履行:日経ビジネスオンライン
  • スーパークールビズは革命なんだな:日経ビジネスオンライン

    「スーパークールビズ」について、私の周辺にいる同世代の男たちは、異口同音に反対の意を表明している。 「くだらねえ」 「ポロシャツとか、何の罰ゲームだよ」 意外だ。 就業経験の乏しい私には、どうしてポロシャツが罰ゲームなのか、そこのところの機微がよくわからない。 「どうしてダメなんだ?」 彼らは説明する。 「あり得ないんだよ。単純な話」 「ポロシャツで会社行くくらいなら、いっそフーテンの寅で行く方がまだマシだってことだよ」 「でも、お前だって普段着からネクタイってわけじゃないだろ?」 「だからさ。たとえば、お前がどこかの編集者と打ち合わせをするとして、パジャマで出てこいって言われたら、その通りにするか? しないだろ?」 「……話が違わないか?」 「いや、違わない。オフィスでポロシャツを着るってことは、自由業者の生活経験に換算すれば、パジャマでスターバックスに行くぐらいに、赤面なミッションだと

    スーパークールビズは革命なんだな:日経ビジネスオンライン
  • 「ビンラディン暗殺」で勢いづく米軍撤退論:日経ビジネスオンライン

    「我々の使命はアルカイダを崩壊させ、その組織を解体させることだ。ビンラディン殺害の例で分かるように、この目標は小規模な特殊部隊で達成できる。アフガニスタンの何十もの地域に陸軍や海兵隊の大隊を駐留させる必要などない」 オサマ・ビンラディンの殺害に成功したことで、米政府内ではこうした議論に拍車がかかっている。 オバマ政権の現在のアフガン戦略では、今年7月にアフガン駐留米軍の一部撤退を開始させることになっている。そして6月中には、どれくらいの規模の米軍を撤退させるのかについて政権内で正式に決定を下し、世界に発表すると見られている。同時に今後のアフガニスタン安定化への道筋についても、これまでの成果を踏まえて新たな方針を示すことが期待されている。 米軍のアフガニスタンからの一部撤退と今後の関与をめぐり、オバマ政権内では2つの異なる意見がぶつかり合っている。単純化すると、「米軍の早期撤退を求めるグルー

    「ビンラディン暗殺」で勢いづく米軍撤退論:日経ビジネスオンライン
  • “フクシマ”が生んだ対立の火種:日経ビジネスオンライン

    フランスで開かれたG8サミットは、原発の安全基準強化などで合意した。だが、その直後、ドイツが脱原発を宣言し、原子力政策を巡る対立が浮き彫りに。廃止か、推進か。深まる溝は、原発と向き合う日の覚悟をも問いかける。 フランス北西部ドービルで開かれた先進8カ国(G8)首脳会議(サミット)は、さながら“原発サミット”とも呼べる内容となった。5月27日、G8各国は、福島第1原子力発電所の事故から教訓を学び、国際原子力機関(IAEA)による安全基準強化などで合意した。だが、その「安全強化」という当たり前の目標の陰で、原発推進国と脱原発国の対立の火種がくすぶり始めている。 「サミットに参加した国の多くは、原子力以外に代替エネルギーはないと考えている」。議長を務めたニコラ・サルコジ仏大統領は、記者会見でそう言い切り、徹底して原発を擁護し続けた。フランスは、国内の電力の75%を原発に依存するだけでなく、国策

    “フクシマ”が生んだ対立の火種:日経ビジネスオンライン
  • ビンラディンは“タレント政治家”だった:日経ビジネスオンライン

    5月1日、米オバマ政権が国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者を殺害した。ビンラディン容疑者は米同時多発テロ事件「9・11」の首謀者とされ、米国が進めてきた「対テロ戦争」の最大の標的だった。 反米を掲げたビンラディン容疑者は、一時はアラブ諸国などのイスラム圏で一部の若者から共感を集めたこともあった。今回のビンラディン容疑者の殺害は、民主化運動が広がるアラブ諸国にどのような影響を及ぼすのか。中東情勢に詳しい東京大学先端科学技術研究センターの池内恵准教授に話を聞いた。 (聞き手は大竹剛=日経ビジネスロンドン支局) ―― そもそも「ウサマ・ビンラディン」とは何者で、アラブ諸国ではどのような存在だったのか。 池内 ビンラディン容疑者が、アラブ諸国の大衆にどのように受け止められていたか。ビンラディン容疑者は、確かに2001年前後に人気はあった。しかし、政治指導者として支持されていた

    ビンラディンは“タレント政治家”だった:日経ビジネスオンライン
  • 奇怪なビンラディン掃討作戦、「ジェロニモ」で崩壊に向かう米国の戦略:日経ビジネスオンライン

    5月1日、バラク・オバマ米大統領がホワイトハウスで緊急声明を発表し、国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディンを殺害したことを明らかにした。米軍の特殊部隊のチームを主権国家であるパキスタンの首都イスラマバードの近郊に送り込み、ビンラディン及びその側近たち数名を殺害したというのである。 謀略渦巻く国際政治の世界をウォッチしている者にとっても、これほど奇怪な事件に出会うのは珍しい。ビンラディン殺害作戦の細部や同氏の隠れ家を発見するに至ったインテリジェンスなど、この事件の詳細についてはいまだ不明な部分が多く、米政府の公式発表も後に訂正されているため、現時点で明らかになっている情報のみを鵜呑みにするのには十分注意が必要である。 そうした不確定要素を考慮しながらも、今回の事件が米国の対テロ戦争に与えるインパクト、もっと端的に言えば、「これは米国のテロとの戦いの勝利を意味しているのか」、それと

    奇怪なビンラディン掃討作戦、「ジェロニモ」で崩壊に向かう米国の戦略:日経ビジネスオンライン
  • アメリカ人が考え抜く「被災者のためにできること」:日経ビジネスオンライン

    4月2日、米カリフォルニア州サンフランシスコ。東日大震災の義援金を集めるために開催された「Bakesale for Japan」の会場に、続々と人が集まってきた。 ベイクセールとは、クッキーやカップケーキなどの菓子を作って寄付し、イベント会場で販売して、集まった金を寄付する仕組みだ。米国では伝統的な募金集めの方法で、長い間、教会や学校で行われてきた。 全米で巻き起こる「パンを焼いて被災者を救おう」

    アメリカ人が考え抜く「被災者のためにできること」:日経ビジネスオンライン
  • 「中国は今、ファシズム化一直線だ」:日経ビジネスオンライン

    約3カ月ぶりに訪れた北京は、いつにもましてピリピリしたムードだった。まず空港の税関で呼び止められ、荷物を開けて見せるように言われた。荷物の中までチェックされることなどめったにない。 荷物の中に2月末に上梓した拙著を見とがめられ、「これはどんなか」と不審そうに尋ねられた。あわてて全国政治協商委員という政治的地位の高い人物のインタビューページを開いて、「中国の女強人(女傑)を私がインタビューしました。いやあ、明後日の便で行く香港大学の研究会で発表する予定があって、その資料として配るんです」などと、まったくの嘘でもない言い訳をして、なんとか事なきを得て通過した。 翌日、全人代(全国人民代表大会=国会に相当、3月5~14日に開催)期間中は自宅軟禁状態で不自由な目に遭っていた評論家の友人Aと事をしたとき、彼は笑いながらも、冗談とは言い切れない口調で、こう打ち明けた。「北京では騰彪や江天勇ら人権派

    「中国は今、ファシズム化一直線だ」:日経ビジネスオンライン
  • 計画停電が日本の製造業をさらに弱体化する:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 東京電力の計画停電が、エレクトロニクスやバイオ・メディカルなどのハイテク産業に大きなダメージを与えている。1日に3時間停電すると、まずクリーンルームが使えなくなる。クリーンルームは連続運転してはじめてそのクリーン度が保てるからだ。また、MOCVD(有機金属気相成長法)などの半導体成長装置や、さまざまなプロセス装置が動かせなくなる。3時間だけでも休止することになると、その間、反応炉やプロセス装置を窒素などで充填してじっと置かざるを得ない。すると休止中に空気中から不純物が混入するために、作製する半導体や薬品の純度が悪くなって、できあがる製品の品質や性能が著しく下がるからだ。 これが自主停電であれば、例えばA社は土曜日から火曜日まで連続稼働、B社は

    計画停電が日本の製造業をさらに弱体化する:日経ビジネスオンライン