日本と中東のアニメを通じてビジネスのつながりが、2018年以降にさらに強まりそうだ。東映アニメーションとサウジアラビアのコンテンツ企業のマンガプロダクションズは、1月22日に長編劇場アニメの企画を進めていることを明らかにした。 作品の構想は日本側とサウジアラビア側で構想を練っている段階だが、すでに監督には静野孔文氏、脚本には富岡淳広氏といったヒットメーカーの起用が決まっている。ストーリーが具体化した段階で、サウジアラビアでのロケハンに入る。 東映アニメーションとマンガプロダクションズのつながりは、2017年秋に発表された短編テレビアニメ『キコリと宝物』がスタートとなっている。これまでに日本のアニメビジネスではつながりの薄かった中東の大国との共同事業が大きな驚きを与えた。 これはサウジアラビアの首都・リヤドで開催された「ミスク・グローバル・フォーラム」にて、東映アニメーションとマンガプロダク