プロレスラーの妻たちに焦点を当てたノンフィクション『妻たちのプロレス 男と女の場外バトル』が8月26日、河出書房新社より発売される。この本は福留崇広と週刊プロレスの元編集長ターザン山本の共著。取り上げられるレスラー夫婦は、力道山&田中敬子、髙山善廣&奈津子、剛竜馬&八木幸子、葛西純&三知代、藤波辰爾&伽織、ジャイアント馬場&元子の6組と多種多彩(敬称略)。あらゆるタイプのレスラー、夫婦が網羅されているだけに興味深い。そのなかでターザンは剛竜馬、ジャイアント馬場の夫婦について執筆した。福留が直球勝負のノンフィクションなら、活字プロレスの第一人者ターザンは“らしい”人選で読む者の想像力を掻き立てる。果たしてどんな本ができあがったのか。このインタビューは、『妻たちのプロレス』、略して妻プロ旗揚げに向けての予告編だ! (敬称略) ――もともと山本さんのなかに、レスラーの奥さんに書こうという発想はあ