「化石の町」南三陸町の復活へ、はずみがつきそうな化石が町内で発見された。東日本大震災前は、世界最古の魚竜「歌津魚竜」をはじめ古代生物の化石が数多く発見された土地として知られた。津波で全壊した化石資料館がある歌津の復興を願い、発見者は新種の頭足類を「シチュアノベルス・ウタツエンシス」と命名した。 北海道大の伊庭靖弘助教(31)らのチームが、同町歌津の漁港近くの地層から発見したのは、イカに形態が近いベレムナイトの日本最古の化石。震災前の2010年11月のことだった。 ベレムナイトはアンモナイトと並んで中生代(三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の総称)を代表する頭足類の化石の一つ。イカに似ているが、体内に石灰質の殻をもつのが特徴で、魚竜のエサになっていた。これまでの通説では「ジュラ紀最初期(約2億年前〜)にヨーロッパで出現した」と考えられていた。 ところが、伊庭助教らは、歌津のジュラ紀最初期の地層か
印刷 岩手県大槌町の大槌町漁業協同組合(倉沢重司組合長)が約10億円の債務超過に陥り、事実上経営破綻(はたん)したことが分かった。漁協は13日、理事会を開き、組合の存続断念と、新たに設立される組合に事業や従業員を移す方針を承認した。東日本大震災を受けて漁協が破綻するのは初めて。 同漁協は震災で事務所が被災したうえ、融資をしている県信用漁業協同組合連合会が経理状況を調べたところ、過去の設備投資などで十数億円の負債を抱えていることが発覚した。 被災地の漁協には、国や県から、貸し付けや補助金など様々な支援策が講じられている。しかし、岩手県などは、多額の負債を抱えたままでは新たな補助金などの受け皿にはできないとの考えを大槌町漁協側に伝えていた。 この日の理事会で組合は経営改善は困難と判断。新組合の発起人会を今月半ばに開く方向で調整を進めており、新組合立ち上げのめどは6月とした。復旧・復興事
5日、青森、秋田両県にまたがる十和田湖の湖底から、旧陸軍の一式双発高等練習機が引き揚げられた。1943(昭和18)年9月27日にエンジントラブルから不時着水したもので、2010年8月に、静岡の民間会社などによって発見されていた。 機体は、全長12メートル、全幅18メートル。十和田湖の御倉半島と中山半島に挟まれた中湖の岸から約250メートル離れた湖底の水深57メートル付近に沈んでいた。先月下旬から、昨年3月に続く2度目の挑戦が続いていた。 主翼部分が半分ほど湖底に埋まっていたため、作業は難航。途中で機首・操縦席部分と主翼部分、垂直尾翼部分の三つに割れたが、明灰色の塗装や機体に描かれた日の丸は鮮やかなままに姿を現した。引き揚げに奔走してきた県立三沢航空科学館の大柳繁造館長(79)は「機体は割れてしまったが、修復は十分出来ると思う」と、ほっとした様子だった。 練習機には4人が搭乗しており、
むかし、喫茶店やレストランの机の上にこういうマシーンがよく置いてなかったですか?自分の星座の穴に100円入れてレバーを引くと、ルーレットがジャラーン!と回っておみくじがコトン、と出てくるやつ。最近はめっきり見なくなりましたが…実は、まだその工場があるそうなのです。ということで夜行バスでひとっ走り行ってきました。
1日午後8時半ごろ、福島市の山形新幹線米沢−福島間のトンネル内で、新庄発東京行きつばさ158号がクマとみられる動物と衝突し、緊急停車した。乗客117人にけがはなかった。 JR東日本山形支店によると、運転士が線路上に熊らしい姿を見つけて、ブレーキをかけたが止まりきれなかった。つばさは奥羽線赤岩駅(福島市)まで徐行運転し、車両点検後の同9時20分ごろ、運転を再開した。衝突地点に動物は見つからず、逃げたとみられる。【前田洋平】
印刷 【動画】黒石寺の奇祭「蘇民祭」「蘇民袋」を取り合う男たち=30日午前5時13分、岩手県奥州市水沢区の黒石寺、山本裕之撮影 「裸の男と炎のまつり」として知られる岩手県奥州市水沢区、黒石寺の奇祭「蘇民祭」が、29日深夜から30日早朝にかけて繰り広げられた。早朝には零下12度前後まで冷え込む中、男衆が、御利益があるとされる護符入りの「蘇民袋」を取り合い、無病息災と五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。 1100年以上続くとされる伝統行事。組まれた井桁に男衆がのぼる「柴燈木(ひたき)登り」などが続いた後、クライマックスを迎えた。極寒の下、下帯姿の男たち約100人が蘇民袋を奪い合った。境内は、寒さをものともせず終始熱気に包まれた。見物していた盛岡市の女性(25)は「とにかく寒いけれど、参加者の熱気がすごい」と話した。 この祭りは、2008年版のポスターを巡って、JR東日本が「胸毛が嫌悪感を与え
印刷 東北大学付属図書館(仙台市青葉区川内)は3日午前10時〜午後4時、古本市を開く。図書館の創立百周年を記念した初めての催しで、約3千冊を即売する。ほとんどが1冊100円で、ごく一部の高価な本に限り500円。 販売する本は、図書館の蔵書だったもので、重複して購入したり一部が壊れたりしたもの。10冊以上購入した先着100人には、特製エコバッグのプレゼントもある。 百周年の記念企画展として「煌(きら)めきのコレクション」が図書館で11月5日まで開かれている。史記の写本として日本最古で国宝に指定される「史記 孝文本紀第十」や、「荒城の月」の作詞者として知られる仙台の土井晩翠宛てに夏目漱石が出した自画像入り絵はがきなど、貴重な所蔵品を展示している。無料。 関連記事〈マイタウン〉京の今昔 絵はがきで(10/31)
「八戸キャニオン」をご存じだろうか。石灰石を掘り出す鉱山だ。 これがとてつもない鉱山なのだ! いつか見に行きたい、と思っていたこの八戸キャニオン。このたび特別にご案内いただけることになった!生きててよかった!
2011/9/5 大柳錦也が体現するみちのくプロレスの現風景と原風景 9月4日は予定されていたキャンプ場プロレスリング・オム旗揚げ戦が台風の影響で延期となったため、当初はその取材から東京へ戻り次第向かうつもりでいたみちのくプロレス新木場大会へ開始前に到着。数日前、岩手県議員選への出馬を表明したザ・グレート・サスケが選挙活動のため欠場することが発表されながらも、1stRINGには超満員の観客が詰めかけた。広い層が集まる後楽園ホールはともかく、新木場規模の大会ではフジタ"Jr"ハヤトや拳王といった現みちのくの選手たちをお目当てに来ているファンが主流という事実が表れたといっていいだろう。 そんなみちのくの次回新木場大会が、10月22日(土)に第3回九龍プロデュース興行としておこなわれるとハヤトの口から発表があった。その場にメンバー全員が揃い(この日より大間まぐ狼も復帰)何をやろうかと話し合ったと
まずはご報告から。 報道等で皆様も御存知の通り、昨年9月に盛岡市より示されました桜山神社参道地区商店街の実質撤去につながる史跡復元構想が、このたび晴れて「撤回」の運びとなりました(※1)。 併せて、市としての同地区に対する「基本的な考え」も、 『古くからの懐かしさと暖かさをもつ昭和の風情を残す魅力ある商業地区として、中心市街地活性化にも大きな役割をもっており、この機能を維持する必要があります』(※2)と、180度の方針転換が示され、今後はそれら方針に基づいて桜山地区の将来像を協議していく事で、両者が合意に至っています(※3)。 ※1:岩手日報「桜山の史跡復元を撤回 盛岡市、地元と協議へ」(2011年7月14日) ※2:盛岡市長 谷藤裕明「桜山地区に関する協議について」 ※3:盛岡タイムス「桜山将来像を盛岡市が白紙撤回 地元と協議の場設定へ」(2011年7月22日) 桜山参道地区の町内会及び
〈本の舞台裏〉町から町へ東北の本[掲載]2011年5月22日 東北の本を、町から町へ――。岩手・宮城・福島・秋田の書店主や出版関係者が1年前から準備してきた企画「東北ブックコンテナ」が、今月開始にこぎ着けた。 昨年6月の仙台のブックイベントで、各県の書店主らが集まったのがきっかけ。「それぞれイベントをするだけでなく連携しよう」と、地域ゆかりの本や雑誌を一堂に集め、各県で開くブックイベントを巡回させることになった。 「地元の出版物は他の地域ではあまり知られていない。東北は一つの文化圏でありながら、細部は違う。東北の本を網羅して並べることができればおもしろい」と仙台市の「book cafe火星の庭」の前野久美子さん。 第1弾は今月1日から18日まで、盛岡市の紙や地場品の店「ひめくり」で開かれた。地域誌、写真集、民芸品にお菓子=写真。200点近く出品され、地元の人や観光客でにぎわった。 盛岡
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