アルビノの迫害について話す非営利団体「タンザニア・アルビニズム協会」のジョセファト・トーナーさん(2015年3月12日撮影)。(c)AFP/EMILE COSTARD 【5月1日 AFP】大統領選と議会選を10月に控えたアフリカ東部タンザニアで、アルビノ(先天性色素欠乏症)の人々を標的とした襲撃が再び増加している。迷信深い政治家たちが、選挙で確実に勝利するために、大枚をはたいてアルビノの人体の一部を使った呪術を依頼するためだ。 タンザニアの呪術では、アルビノの人体の一部を煮出したものが使われる。アルビノの人たちは、手足を切り落とされたり、赤ちゃんや子どもを誘拐されて殺されたりする恐怖におののきながら暮らしている。 「地方の政治指導者は、呪術師の力を信じている。選挙での勝利を呼び寄せてくれると思っているのだ」と、アルビノの人権擁護団体「アンダー・ザ・セイム・サン(Under The Same
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