鹿島市の五の宮神社(宮﨑春己宮司)が所蔵する江戸時代後期の「武者絵」と「国造り」の2枚の大絵馬が、修復された。氏子の一人、織田博吉さん(72)が劣化によって色落ちしていたことに危機感を持ち、私費を投じて修復を地元の画家の杉光定さん(71)と中村啓三さん(72)に依頼した。
日本政府はクジラ資源の管理を担う国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を表明した。商業捕鯨の再開を目指すためとしているが、その見通しは不透明だ。その上、異例の国際機関からの脱退は国際社会から、協調軽視だとの批判を浴びる危険性が高く、得られるものは少ない。
〈うなぎ、北の海の/人魚、バルト海を離れ/われらの海へやってくる/われらの河口へ、河から川へ/深みを遡(さかのぼ)り…〉。イタリアの大詩人、エウジェーニオ・モンターレ(1896~1981年)の傑作詩「うなぎ」の一節である◆こんな詩があるぐらいに、イタリアではウナギを古代ローマの時代から食していた。
■24都府県 密漁、無報告の疑い 昨年11月から今年4月にかけ、国内で採捕されたニホンウナギのシラス(稚魚)のうち、45・45%に密漁など違法取引の疑いがあることが21日までに共同通信の集計で分かった。ニホンウナギは環境省が指定する絶滅危惧種で、専門家からは資源管理の強化を求める声が上がっている。
■今秋、学習コーナーに 武雄市図書館のCD・DVDレンタルコーナーが31日で閉鎖される。学習コーナーとして今秋リニューアルする。
佐賀県有明水産振興センターは31日、有明海の広域で行った高級二枚貝タイラギの生息調査結果を公表し、55カ所の定点観測で漁獲対象となる成貝はわずか1個だった。昨年調査で稚貝が多く発見された海域でナルトビエイの食害が数多く確認されており、5季ぶりの漁再開の見通しに暗雲が立ちこめた。
■自民王国深い爪跡 農政協との和解多難 県連会長進退問題にも 「県農政協議会という組織としてはノーサイドだ」。JAグループの威信をかけて全面支援した山口祥義(よしのり)の当選あいさつを受けた13日、副会長の金原壽秀は、知事選で真っ向から対立した自民党佐賀県連との今後の関係をそう表現した。
12年ぶりの保守分裂選挙となった佐賀県知事選で、これまで支持候補を明確にしていなかった自民党の今村雅弘衆院議員(比例九州)が8日、党の推薦を受けていない山口祥義候補(49)の佐賀市での決起大会に参加し、支持を表明した。
■12年ぶり保守分裂知事選 25日に告示され、新人4人が立候補した佐賀県知事選は、自民党議員や業界団体が支持する候補が割れ、12年ぶりの「保守分裂」選挙に突入した。
ニホンウナギの保護に関する初めての国際的な枠組みが決まった。日本など東アジアの四つの国と地域が、養殖池への稚魚の投入量を制限することで合意した。稚魚の乱獲防止につなげるのが狙いで、ようやく資源管理のスタート地点に立った。
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