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ブックマーク / lm-7.hatenadiary.org (9)

  • 我田引水な日本新聞協会の報告書を容赦なく添削してみた - A Successful Failure

    新聞協会は『2009年全国メディア接触・評価調査』を発表し、新聞に接触している人は全体の91.3%で、日常生活に欠かせない基幹メディアであることがあらためて確認されたと報告した。新聞各紙は挙って報告書の内容を報じ、新聞の重要性を強調した。たとえば朝日新聞は次のように報じている(強調はLM-7による)。 日新聞協会(http://www.pressnet.or.jp/adarc)は7日、「2009年全国メディア接触・評価調査」の結果を発表した。 調査は09年10〜11月、全国6千人に聞き、有効回答率は61.4%だった。このうち、91.3%が「新聞を読む」と答え、1週間の平均接触日数は5.2日だった。いずれも07年の前回調査から大きな変化はなかった。 新聞は「地域や地元の事がよく分かる」は52.6%、「情報源として欠かせない」は50.2%だった。同協会は「新聞離れが指摘されるなか、新聞

    我田引水な日本新聞協会の報告書を容赦なく添削してみた - A Successful Failure
  • Appleの強力な特許群はAndroid端末/電子書籍端末の脅威になるかも知れない - A Successful Failure

    Appleは2010年3月2日、台湾のHTCを特許侵害で提訴したと発表した(Apple Sues HTC for Patent Infringement)。HTCはAndroid端末の最大の供給元でありNexus Oneの開発でも知られている。HTCとしては、まったく事前通告のない突然の提訴だったようだ。 Appleは20件の特許侵害を主張しているが、内10件の特許番号が訴状で明らかにされている。請求項を確認してみたところ、その基的で広い権利範囲に驚愕してしまった。通常、特許と言っても、概要は広くても実際に請求項を見てみれば、様々な制限がかかっていて全然怖くない事が多いのだが、挙げられた特許はどれも請求項が比較的シンプルか、ごく当たり前の構成が羅列されているだけであり、極めて強力であると考えられる。事はHTCのAndroid端末だけに限らず、SonyEricssonやSamsung等他

    Appleの強力な特許群はAndroid端末/電子書籍端末の脅威になるかも知れない - A Successful Failure
  • 1/1000の圧縮率を目指す次世代動画像圧縮技術の行方 - A Successful Failure

    現在最高の圧縮効率を誇るAVC/H.264は1GbpsのフルHDTVを10Mbps以下に圧縮できる。1/100以上の圧縮率ということになるが、次世代beyond HDTVの8k4kの空間解像度、60〜300fpsの時間解像度、マルチスペクトルの色表現、10〜16bit/pelの画素値深度、複数視点を考えると情報量は16〜200Gbpsとなるため、ビットレートを100Mbpsまで許容したとしても、圧縮率をさらに10倍は引き上げる必要がある(1/1000以上)。 上記の要求に対し、短期的には従来のAVC/H.264で用いられている動き補償予測とDCTを組み合わせたMC+DCTの枠組みを維持し、改良を積み重ねて圧縮率向上を図るアプローチが取られるが、長期的には従来の枠組みに囚われない新たなブレークスルーが必要となる。エントリでは、情報処理6月号の解説*1より、画像圧縮技術のブレークスルーの萌芽

    1/1000の圧縮率を目指す次世代動画像圧縮技術の行方 - A Successful Failure
  • Vista/Windows 7におけるキーボードカスタマイズ問題 - A Successful Failure

    2007年8月に『Vistaにおけるキーボードカスタマイズ問題』として、Windows Vistaにおけるキーボードカスタマイズ問題について取り上げた。XPで定番であったキーボードカスタマイズソフト窓使いの憂が、Vista対応できない状況に陥ったため、それまで「窓使いの憂」に依存していたユーザがVistaに移行できない状況が生まれた。前回のエントリは状況の変化に伴う追記で非常に読みづらくなっているので、改めて問題と取り得る選択肢についてまとめておく。 キーボードカスタマイズ問題 そもそもの原因はVista以降において全てのカーネルモードコードに適切なデジタル署名が求められるようになったことだ*1。特にx64エディションではすべてのカーネルモードコードにデジタル署名が付与されてなければならない。個人が作成するソフトウェアにデジタル署名を付与する方法はなく*2、結果としてカーネルモードで動

    Vista/Windows 7におけるキーボードカスタマイズ問題 - A Successful Failure
  • 5回もの日韓戦を生んだWBCの歪んだ商業主義 - A Successful Failure

    WBC日本代表は見事米国に快勝し明日の決勝戦にコマを進めることとなった。決勝の相手は韓国。なんと決勝を含む全試合9試合中半分以上の5試合が韓国戦、2試合がキューバ戦、残りが中国、米国という明らかに偏った組合せとなっている。一種の敗者復活戦となるダブルエリミネーション方式があるとは言え、異常としか言いようがない。 対戦組み合わせを見ると、その理由が分かる。日で行われたアジア地区1次ラウンドで韓国と同組になるのは地理的条件を考慮すると仕方ない面があるだろう。しかし、なぜ1次ラウンドで対戦したチームを2次ラウンドの同じ組に入れる必要があるのか。公平性を期すならばラウンドごとに各組1・2位のクロス方式にするべきなのは明らかだ。 すべては金のため 中央日報はその不自然な組合せがなされた理由について、WBC組織委が興行のためわざと韓国と日を2次ラウンドでも同じ組に配置したという関係者の証言を紹介し

    5回もの日韓戦を生んだWBCの歪んだ商業主義 - A Successful Failure
    koyhoge
    koyhoge 2009/03/24
    立ち返るべき理念が最初からあったのか疑問。
  • 『火垂るの墓』に対するロジャー・エバートのレビュー - A Successful Failure

    1年前のエントリ「『火垂るの墓』に対する最も参考になる米Amazonレビュー」は多くの関心を集めた。最近でも「日視覚文化研究会」で再度取り上げられるなどアクセスが続いている。一方、1年前556だった米国Amazonのレビューは1年を経た現在581までその数を伸ばしており、高評価を維持している。日Amazonにおいても米国に比べれば数は少ないが良いレビューが集まってきている。 実ははてなブックマークのid:saike氏のコメントで知ったのだが、『火垂るの墓』に関しては米国で最も著名な映画評論家の一人であるロジャー・エバート(Roger Joseph Ebert)が自サイトにおいてレビューを掲載している。心情に訴えるという面では米Amazonレビューの方が優れている面もあるが、『火垂るの墓』に対する著名海外映画評論家による専門的で論理的かつ客観的な評価が良く分かる素晴らしいレビューなので

    『火垂るの墓』に対するロジャー・エバートのレビュー - A Successful Failure
    koyhoge
    koyhoge 2008/08/14
    もう10年も前になるのか。埋もれていた作品にインターネットが再び光をあてた。この作品ほど、有無を言わさず心を揺さぶるアニメはあまりない。
  • ニコニコ大会議が浮き彫りにしたニコニコ動画の実世界拡張における課題 - A Successful Failure

    7月4日に開催されたニコニコ大会議2008 〜日の夏、ニコニコの夏〜は大盛況だったようだが、ここではリアルタイムで1万人のユーザに対して動画が配信され、普段のニコニコ動画と同じように誰もがコメントを入れられるようになっていた。そこで、実世界への拡張においての課題がクローズアップされている。 ニコニコ大会議おもしろかったけど質疑応答時、質問者を画面に映してその容貌がニコ厨から集中砲火されてる(そして質問者がそれをリアルタイムで見る)の見て気持ち悪くなった。トラウマになるよあれ。「それがネットの面白さだから」で済ませられるならネットなんて早くなくなってしまえと思う。 Twitter/津田大介 友人がニコニコ大会議に行って来たの話 - SPOTWRITE、「ニコニコ現実」のプロトタイプとしての「ニコニコ大会議2008」 - 濱野智史の個人ウェブサイト@hatenaにおいて課題が整理され、ハゲの

    ニコニコ大会議が浮き彫りにしたニコニコ動画の実世界拡張における課題 - A Successful Failure
    koyhoge
    koyhoge 2008/07/07
    イベント会場でのライブチャットでは、発言者の明示が最低限必要に思う。
  • 名前だけのTBSコンプライアンス室 - A Successful Failure

    先日取り上げたように、TBSのサンデー・ジャポンの街頭インタビューにおいて同一人物の男性が4回も登場していた件に関連して、TBSは3度目以降は事前に連絡をしてこの男性に出演してもらっていたと釈明していたが、フラッシュ2007年5月1日号ではこの釈明が全くの嘘であった事が報じられており、2ちゃんねるで議論を呼んでいる。 「なぜTBSがあんな嘘をつくのか、まったく理解できません。」 語るのはTBSサンデージャポンの仕込み街頭インタビューに4回も出演していた都内の専門学校学生、市原寛之氏(23)。 フラッシュでは実際に街頭インタビューに登場していた件の男性に接触、TBSの釈明は事実であるか確認を行った。TBSは、事前連絡をしたのは3度目以降であり、発言を誘導するようなことはしていないとしていたが、市原氏によればこれは両方とも事実とは異なるという。 市原氏「最初はたしかに偶然に取材を受けたものです

    名前だけのTBSコンプライアンス室 - A Successful Failure
    koyhoge
    koyhoge 2007/12/04
    下手な嘘をつく度に信頼が無くなるのに気づいていないのか?
  • 日本の放送事業者に対する電波利用料は不当に安い - A Successful Failure

    共同通信によれば、ドイツ訪問中の菅義偉総務相は4日、放送事業者の電波利用料を値上げする方向で見直す考えを表明した。菅氏は受益者負担の原則に基づき、大幅な見直しを図るとしている。 電波利用料は2007年度の見込みで、民放とNHKの支払いが約38億円なのに対し、国側の放送関係の歳出は約212億円。菅氏は「放送局は高給だという批判もある」とも指摘し、電波利用料の値上げは可能との認識を示した。 http://www.47news.jp/CN/200705/CN2007050401000542.html 放送局が高給であることについては、給料から見た勝ち組の条件にも示したとおり周知の事実だが、電波利用料は国際的な水準から見てどうなのだろうか。2ちゃんねるに興味深いデータが示されていたので、それを参考にまとめてみたい。 そもそも電波利用料は平成5年4月に制度化されたもので、電波利用の拡大に伴う電波監視

    日本の放送事業者に対する電波利用料は不当に安い - A Successful Failure
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