今年で20周年を迎えるPHPカンファレンス開催にあたって、初回よりカンファレンスを支えてこられた廣川類氏と柏岡秀男氏に話を伺った。 2020年12月12日にオンラインで開催されるPHPカンファレンスは、今回で20周年を迎えます。初回からPHPカンファレンスを支えてこられた廣川類氏と柏岡秀男氏のご両名に、PHPの過去・現在・未来についてうかがいました。 PHPカンファレンスはどのように始まったのでしょうか? 廣川氏:PHPカンファレンスを初めて開催したのは2000年で、その時代はユーザ会ブーム真っただ中でした。NPOであれば企業から寄付をしてもらいやすいということもあって、約款を定めて運営しているところもありました。それに対して我々は、その道のプロみたいな人が集まっていたので、敷居を低くして割と自由に、集まりたいときにその目的で集まって、必要なことを必要な人がやる方式をとってきました。どこか