kozakashikuのブックマーク (683)

  • タイラー・コーエン「男女交際に関する実におどろきのデータ」(2019年11月16日)

    [Tyler Cowen, “Pretty stunning data on dating,” Marginal Revolution, November 16, 2019] 全体をとおして面白いけれど,ばつぐんに面白いのは pp.5-6 で,男性が女性をどう評価するのかと,女性が男性をどう評価するのかを比較している.そのうち,半分はこんな感じ〔交際相手マッチングサイト OKQupid のデータ〕: [キャプション:「女性による男性評価が描く曲線は,クロックス/カーゴパンツの所有率に近似すると想定される.「もっとも魅力的」と評価された男性が 0% なのもなっとくがいく.男性なら誰でも少なくともカーゴパンツをひそかに1着もっているのを女性はお見通しなのだ.」] リンクはこちら.Dan McMurtrie による文章だ (via David Perell).p.2 の上側に掲載されてるグラフは

    タイラー・コーエン「男女交際に関する実におどろきのデータ」(2019年11月16日)
  • 北村紗衣先生(武蔵大学准教授)は草津町の件で一体何に謝罪したのか

    https://twitter.com/Cristoforou/status/1592854601103179779 草津をイプセンの『民衆の敵』にたとえた件について、既に一度お詫びしてツイートを削除しているのですが、黒岩信忠町長が裁判を起こすということで、あらためてお詫びしたいと思います。軽々しく連想で現実の出来事をフィクションにたとえるべきではありませんでした。 武蔵大学の准教授、北村紗衣先生がツイートで謝罪をされています。ただ、該当ツイートは削除されており、何を謝罪したのか分かりにくくなっているので見ていこうと思います。 該当ツイート該当ツイートはこれらしいです。 https://pbs.twimg.com/media/FhmScNbVIAAAFTB.jpg 草津、イプセンの『民衆の敵』じゃん(地元の温泉に都合の悪い事実を公表しようとした科学者が、貴の町長の画策で「民衆の敵」認定され

    北村紗衣先生(武蔵大学准教授)は草津町の件で一体何に謝罪したのか
    kozakashiku
    kozakashiku 2022/11/17
    この謝罪は確かによく分からなかったんだよな。
  • アメリカで「リベラリズム」の立場から「ポストモダニズム批判」が強くなっている理由(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    作家のヘレン・プラックローズと数学者のジェームズ・リンゼイの共著である『「社会正義」はいつも正しい』が早川書房から刊行された。批評家のベンジャミン・クリッツァー氏が、同書の読みどころを解説する。 「特権」をめぐる議論 近頃では、日でも「特権」に関する議論が盛んになされるようになった。もともとはアメリカにおける「白人特権」の理論に由来しているが、日では「男性特権」について論じられることが多い。女性差別に関する従来の議論では、性犯罪や賃金格差など、女性の側が被る具体的な被害が問題視されていた。 それに対して、男性特権の理論では「性犯罪に遭う心配をせずに夜道を歩けること」や「自分には正当な賃金が支払われるのが当たり前だと思えること」など、男性側の経験や意識が問題視される。つまり、女性差別が存在している社会では、女性たちが被っている差別を受けずに済むという点で男性たちには「特権」がある、とされ

    アメリカで「リベラリズム」の立場から「ポストモダニズム批判」が強くなっている理由(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
  • 差別をなくすために差別を温存している? 『「社会正義」はいつも正しい』の読みどころを訳者・山形浩生が解説!|Hayakawa Books & Magazines(β)

    差別をなくすために差別を温存している? 『「社会正義」はいつも正しい』の読みどころを訳者・山形浩生が解説! 「白人は、白人というだけで人種差別的である」 「病気や障害を治療・予防しようとする試みは、当事者への憎悪に基づいている」 「映画の中で黒人女性キャラクターを力強いタフな人物として描くのは黒人差別(だが、弱く従属的な存在として描くと女性差別)」 ――ほんとうに? 現代世界を席捲する「社会正義」の根拠を問う全米ベストセラー『「社会正義」はいつも正しい 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて』(ヘレン・プラックローズ、ジェームズ・リンゼイ:著、山形浩生、森正史:訳、早川書房)。11月16日の刊行に先立ち、山形浩生氏による「訳者解説」を全文公開します。 『「社会正義」はいつも正しい』早川書房訳者解説1 はじめに書はHelen Pluckrose and James Li

    差別をなくすために差別を温存している? 『「社会正義」はいつも正しい』の読みどころを訳者・山形浩生が解説!|Hayakawa Books & Magazines(β)
    kozakashiku
    kozakashiku 2022/11/17
    欧米の社会正義の流れと、日本のポストモダンの政治化(柄谷が反戦署名したり高橋哲哉とかが戦争責任について論争したり)ってある程度同時代的なものだと思うけど、かなり違う感じもするよな
  • 女性向けBLから男性向け全年齢&R-18に居を移して起こった変化

    ハマった作品のせいで二次創作込の女性向けBL(R-18込)から男性向け全年齢&R-18に引っ越ししてからの周囲の変化 備忘録代わり。 良かった所 毒マロがほぼ消えた。なんだったの?ってぐらい消えた、何も来ねえ。 垢1つで良くなったこれが一番びっくりした。男性向けってジャンル毎に垢変えなくていいんだよね 元いた所だとそのジャンルの垢で別の作品の絵流すとなんかたまに毒マロ送られてきてたんだよね 今冷静に考えると私悪く無さすぎてムカついて来たな。 収入増加これはなにがどう、というわけではなく全体的な話。 純粋に男性向けは値段が高い、同人も1ページあたりの値段が高い。 コミッションも4桁にしてるとガンガン入って納期地獄になるから5桁に上げたぐらい。 最初は男性の方が収入高いからかなって思ってたけどフォロワーとかの動向見てると 多分これ手をつけちゃいけない金のラインが女性と男性比べて男性のほうがハー

    女性向けBLから男性向け全年齢&R-18に居を移して起こった変化
    kozakashiku
    kozakashiku 2022/11/16
    毒マロかちん凸か。ふむ…
  • SNSで話題のめがねっ娘コスプレイヤー「うたたね翠」が可愛すぎて萌える(週刊現代) @moneygendai

    kozakashiku
    kozakashiku 2022/11/16
    うたたね翠がメガネをかけ続けてくれることだけが希望
  • 「テロリストを成功者にしてはならない」政策と時間的非整合性 - himaginary’s diary

    細野豪志氏の以下の発言が一部で話題を呼んでいる。 産経新聞のインタビューを受けました。「テロリストを成功者にしてはならない」。 https://t.co/KGjfcfeH52— 細野豪志 (@hosono_54) 2022年11月8日 ここで細野氏が示した方針に対しては賛否両論が出ているが、このように意見が分かれるのは、一つにはこの方針が時間的非整合性を孕んでいるためと思われる。 即ち、ここで細野氏が提案しているのは、「テロリストを成功者にしてはならない」という原則の下、テロによって何らかの問題が浮き彫りになったとしても、その問題の直接的な政策的解決は避ける、という方針である。テロリストを成功者にしないことにより、次のテロの発生可能性を低める、というのがその方針の狙いということになる。 だが、いったんテロが起きてしまった場合、そのテロによって浮き彫りになった問題を解決することは、社会全体の

    「テロリストを成功者にしてはならない」政策と時間的非整合性 - himaginary’s diary
  • 【ドキュメンタリー】【やばい映画】『おはよう - 参政党の歩み -』感想 何者にもなれなかった男の『ビューティフル・ドリーマー』 - やばいブログ

    このブログのタイトルは『やばいブログ』ですが、実は最初『やばい映画ブログ』にしようと思っていました。 カルト宗教とか、陰謀論とか、その他よくわからないことをしている映画とか、そういう「ほとんどの人の鑑賞の選択肢にも入らない」ような映画をわざと鑑賞して感想を書いてみようかな、と思ったのです。 まあ色々考えた(内容を狭めるようなタイトルをつけると後々困るんじゃないか、とか)結果、好きなドキュメンタリーの感想を書いたり、陰謀論ウォッチ記事を書いたりするブログになったわけですが(とはいえ当初のコンセプトは捨てていないつもりです)、この度、当初の目的に立ち返るような記事を書くことができました。 というわけで、今回は参政党の公式ドキュメンタリー映画『おはよう - 参政党の歩み -』を鑑賞しましたので、内容と感想を紹介していきます。 作品紹介 タイトル:『おはよう - 参政党の歩み -』 監督:内田俊介

    【ドキュメンタリー】【やばい映画】『おはよう - 参政党の歩み -』感想 何者にもなれなかった男の『ビューティフル・ドリーマー』 - やばいブログ
    kozakashiku
    kozakashiku 2022/11/14
    "参政党の盛り上がり方は…「文化祭前日」という雰囲気があります。全員が明日に向かって慌ただしく動き回っている、けれど誰もやがて来る「明日」に何をすればいいのかは余り考えていない"
  • 今週のはてなブログランキング〔2022年11月第2週〕 - 週刊はてなブログ

    はてなブログ独自の集計による人気記事のランキング。11月6日(日)から11月12日(土)〔2022年11月第2週〕のトップ30です*1。 # タイトル/著者とブックマーク 1 Elon Musk は Twitter で何をしようとしているのか - The Decisive Strike by id:knagayama 2 『Linuxのしくみ』は、アプリケーションの向こう側を知るために読むべき - Magnolia Tech by id:magnoliak 3 最近文章が書けなくなった - phaの日記 by id:pha 4 Stable Diffusionを使って「いらすとや画像生成モデル」を作った話 - ぬいぐるみライフ? by id:mickey24 5 たかやん考:ネットラッパーの揺曳する身体と「病み」の美学、そして「エンパワメント」 - ハイパー春菊サラダボウル by id:

    今週のはてなブログランキング〔2022年11月第2週〕 - 週刊はてなブログ
    kozakashiku
    kozakashiku 2022/11/14
    初めてランキング入った~
  • 【読書ノート】『集合的選択と社会的厚生』6章 - 亀の名前を考え中。

    集合的選択と社会的厚生 作者:アマルティア セン勁草書房Amazon 第6章 コンフリクトとジレンマ 有名なセンの「リベラルパラドックス」が登場する章。ただ、数理的な「第6*章」の方はたった3ページしかないし、証明もすごく簡単だ。それよりも、その含意を普通の言葉で論じた「第6章」の方が長くて難しい。なので今回も「*」無しの章の方をまとめていく。 6.1. 匿名性と中立性への批判 自由市場は匿名性も中立性も満たしていない。自由市場において、AさんとBさんが次のような選好を持っているとする。 Aさん:カツ丼がべたい Bさん:親子丼がべたい このとき、社会的帰結は「Aさんがカツ丼をべ、Bさんが親子丼をべる」となる。当たり前だ。お金を出して自分がべたいものをべるのはその人の自由だ。 もしここでAさんとBさんの選好を入れ替えたら「Aさんがカツ丼をべ、Bさんが親子丼をべる」という社会的

    【読書ノート】『集合的選択と社会的厚生』6章 - 亀の名前を考え中。
    kozakashiku
    kozakashiku 2022/11/13
    "Aさんはクソ真面目なので、誰もエロス小説を読まない清らかな世界を好む。しかしただでさえエロいBさんがエロス小説を読んでエロすぎる堕天使になるくらいなら自分がエロス小説を読んだ方がマシだと考えている。"
  • 財政赤字を巡る論点整理の一つの試み - himaginary’s diary

    防衛費の増額など政府支出の増加が求められる中、それを増税で賄うのか、それとも国債発行で賄うのか、という議論が折に触れ再燃している。ここでは、そうした論争における各論者の立場の違いを、自分なりに簡単に整理してみる。 ある年度の歳出と歳入を考えた場合、当年度の歳出を賄うのは税収か国債発行による借り入れに二分され、借り入れは最終的な返済手段によって3種類に分類できる。 当年度の歳出を賄う手段 当年度の税収 借り入れ 借り入れの最終的な返済手段による分類 将来の自然増収 将来の増税 将来のインフレ このような財政の資金調達に対する各論者の立場を大まかに分類すると、以下の3つの理念型に大別される、というのがここでの試論。 均衡財政主義 この立場の考え方は概ね以下の通り。 当年度の歳出はあくまでも当年度の税収で賄うことを原則とすべき。借り入れは来するべきではなく、するとしても資金調達の技術的な要因に

    財政赤字を巡る論点整理の一つの試み - himaginary’s diary
  • 【読書ノート】『ルールに従う』第1章 - 亀の名前を考え中。

    ルールに従う―社会科学の規範理論序説 (叢書《制度を考える》) 作者:ジョセフ・ヒースNTT出版Amazon 合理性について勉強する必要があってセンの『集合的選択と社会的厚生』をちびちび読んでいるのだけど、ヒースの方も読む必要がありそうなので並行的に読んでいく。実は再読。でも例によって脳が悪いのでだいたい忘れてる。 第1章 道具的合理性 イントロ ホッブズは理性を道具として捉えている。つまり、信念と欲求から最善な行為を導き出す「道具」として理性が捉えられているのだ。それぞれの概念の関係は以下のような感じ。 信念:事態を表象する 欲求:表象された事態を評価する 行為:事態を実現する 理性:信念と欲求をデータとして望ましい結果をもたらす行為を特定する ホッブズによると、信念は修正可能だ。たとえば、「雨が降ってる」という信念を抱いた人は、窓から外を見たときに「雨が降ってない」という風に信念を修正

    【読書ノート】『ルールに従う』第1章 - 亀の名前を考え中。
    kozakashiku
    kozakashiku 2022/11/09
    混合戦略の導入では問題は解決しない、というのは、読んだときは驚いたけど、考えてみればそうだなぁと思った記憶
  • 「新自由主義」批判がグダグダになりがちな理由(ジョセフ・ヒース論文「批判理論が陰謀論になるとき」メモ) - 清く正しく小賢しく

    今回紹介するのは、ジョセフ・ヒースの論文「When does Critical Theory Become Conspiracy Theory?」である。この論文でヒースは、「新自由主義」概念をルーズに用いた議論などを念頭に置きながら、批判理論が陰謀論に堕してしまう条件、さらにまっとうな批判理論と陰謀論紛いの批判理論を分かつ特徴を検討している。 なお批判理論というのは、とりあえず「規範的目的を明示した社会科学的探究」ぐらいの意味で捉えればよいと思う。批判的社会科学や批判的〇〇研究を名乗っている研究はもちろん批判理論に含まれるし、左派的なポジションを明示した研究の多くも含めることができるだろう。 どれくらい知られていることなのかは分からないが、ヒースはハーバーマスの弟子であり、自らを批判理論の伝統に属する研究者と位置付けている*1。それゆえにこそ、堕落した批判理論に対して厳しい態度をとってい

    「新自由主義」批判がグダグダになりがちな理由(ジョセフ・ヒース論文「批判理論が陰謀論になるとき」メモ) - 清く正しく小賢しく
    kozakashiku
    kozakashiku 2022/11/06
    書きました~
  • 日英モダリティに関する黒滝(2005)の「DeonticからEpistemicへの普遍性と相対性」を読みました。

    日英モダリティに関する黒滝(2005)の「DeonticからEpistemicへの普遍性と相対性」を読みました。 2017年12月15日 その他言語学, 日語学 モダリティ, 日言語学, 黒滝真理子 黒滝(2005)の少し前の記事でモダリティについて説明しましたが(詳しくはこちら)、日英のモダリティを対照比較した以下のを読みました。 黒滝真理子 (2005) DeonticからEpistemicへの普遍性と相対性 – モダリティの日英語対照研究. くろしお出版 英語のモダリティ英語のモダリティは「denontic」と「epistemic」に分けることが多いようです。 deontic modality denonticは「義務的」という意味で、「勉強しなければならない」「行ってもいい」「英語を話せる」など、拘束、義務、許可、能力などを表すモダリティです。epistemic moda

    日英モダリティに関する黒滝(2005)の「DeonticからEpistemicへの普遍性と相対性」を読みました。
    kozakashiku
    kozakashiku 2022/11/05
    ヒースは義務的モダリティから認識的モダリティが派生したみたいに書いてた気がするけど、どう考えればいいのだろうか
  • 民営化と一口に言っても…(ジョセフ・ヒース講演「無害な民営化Anodyne Privatizations」概要) - 清く正しく小賢しく

    ジョセフ・ヒースが Grimen-lecture 2022: Joseph Heath, University of Tronto: Anodyne Privatizations www.oslomet.no という講演をやるらしい。会場はオスロ・メトロポリタン大学というノルウェーに新しくできた大学で、zoomとかもないっぽいので聞くことはかなわないが、概要をとりあえず訳してみる。適当な訳なので、気になる人は原文を見てほしい。*1 タイトルはAnodyne Privatizationsとなっていて、anodyneは「害をもたらさない、反対する人がほとんどいない、(議論を呼ぶ要素がないので)つまらない」くらいの意味らしいが、いまいちいい訳語が思いつかないので、とりあえず「無害な」と訳した。もっと適切な訳語があればご教授ください。 無害な民営化Anodyne Privatizations 国家

    民営化と一口に言っても…(ジョセフ・ヒース講演「無害な民営化Anodyne Privatizations」概要) - 清く正しく小賢しく
    kozakashiku
    kozakashiku 2022/11/02
    短いですが訳しました~
  • ドコモの取扱説明書554冊からたどる「ドコモ太郎」の人生 | オモコロ

    取扱説明書を読破したことがあるだろうか。僕はない。説明書は前から順に読んだりはしない。だからそこに誰かの人生が潜んでいたとしても、想いを馳せることもない。 初夏の休日。部屋の掃除をしていると、1冊の古い取扱説明書が出てきた。タイトルは「FOMA P900i」。およそ16年前、高校生の時に使っていた、いわゆるガラケーの説明書だ。PとはメーカーであるPanasonicのPを指している。 分厚すぎる。 500ページを優に超えるのは、取扱説明書界隈でも屈指のボリュームだろう。思うに、携帯電話の説明書というのは、世界でもっとも読み終えられることのないの1つではないだろうか。ある意味カントやドストエフスキーよりも重厚な佇まいを見せるこの一冊に、思わず目が留まってしまった。そうして何気なく表紙を開いたのが、長い夏の入り口だった。 ページをめくる。懐かしい単語が並ぶ。iモード。ワンセグ。センター問い合わ

    ドコモの取扱説明書554冊からたどる「ドコモ太郎」の人生 | オモコロ
  • ドナルド・デイヴィドソン『合理性の諸問題』(続) - shinichiroinaba's blog

    書がどうして「デイヴィドソン自身によるデイヴィドソン入門書」なのかというと、普通「デイヴィドソン哲学」というと行為論と意味論との二系列からなるものとして理解されているのだが、書収録の諸論文においては、その両者をより大きな「心の哲学」体系へと統合した「統一理論」が素描されているからである。 その際キーになっているのは「欲求」の概念であり、信念に対する欲求の先行性、根底性が主張されている。その理論構築に際しては、、彼自身もキャリアの初期において共同研究に参加していた意思決定理論のアイディア、ことに期待効用理論が重要な意味を持っている。非常に大雑把に言えば、フォン=ノイマン・モルゲンシュテルン効用関数にしたがっているという意味で合理的な主体が、将来の不確実な事象に対して割り当てる主観確率を、まさに命題的態度としての「信念」と見なすわけである。 もちろん現実の人間を含めた行為主体が、文字通りに

    ドナルド・デイヴィドソン『合理性の諸問題』(続) - shinichiroinaba's blog
  • 夫には家事も育児してほしいですって会社で話したら会社の上の人たちから「そしたら出世できなくなるよ」って言われちゃいました。あくまで育児は仕事の上で荷物にしかならないと感じている会社って嫌だなあと思いました。この場合、発言者が育児をしたくないから、出世を盾に言い逃れしているだけかもしれませんが。育休取得で評価が下がるし、本当に日本の子育ては罰ゲームだと思っています。中田さんは育児をしていてどんなサポートがあったら嬉しいですか?|新たな発想を生み出す質問箱 Querie.me

    夫には家事も育児してほしいですって会社で話したら会社の上の人たちから「そしたら出世できなくなるよ」って言われちゃいました。 あくまで育児仕事の上で荷物にしかならないと感じている会社って嫌だなあと思いました。この場合、発言者が育児をしたくないから、出世を盾に言い逃れしているだけかもしれませんが。 育休取得で評価が下がるし、当に日の子育ては罰ゲームだと思っています。 中田さんは育児をしていてどんなサポートがあったら嬉しいですか? 私も家事育児によって会社内の出世には悪影響が及ぶと思っていますし、その方が公平・公正だと思っていますよ。たとえば入社時点ではスペックが同じ男女がいたとして、 (1) プライベートの時間を全て勉強に使って、仕事に直結する難関資格に合格した独身女性 (2) プライベートの時間は家事育児に使って、仕事に直結する難関資格に落ちた既婚男性 がいた場合、会社として出世させる

    夫には家事も育児してほしいですって会社で話したら会社の上の人たちから「そしたら出世できなくなるよ」って言われちゃいました。あくまで育児は仕事の上で荷物にしかならないと感じている会社って嫌だなあと思いました。この場合、発言者が育児をしたくないから、出世を盾に言い逃れしているだけかもしれませんが。育休取得で評価が下がるし、本当に日本の子育ては罰ゲームだと思っています。中田さんは育児をしていてどんなサポートがあったら嬉しいですか?|新たな発想を生み出す質問箱 Querie.me
  • 古田徹也『それは私がしたことなのか 行為の哲学入門』 - logical cypher scape2

    基礎的な、行為の哲学がそもそも何かとか基用語の説明から始まり、専門的にはしすぎないものの、どのような議論がなされていたのかをなぞり、この分野で著名な哲学者の主張についてもおさえつつ、最終的には筆者自身のテーマの筆者なりの議論を展開するという、入門書のお手的な構成だったのではないかと思う。 また、行為の哲学を軸にしつつ、「心の哲学」と「倫理学」を架橋するというものであり(まあ行為論ってそういうものだと思うが)、「行為の哲学」というジャンル名には聞き覚えがない人が多いかもしれないが、こので取り上げられているテーマ自体は、興味関心のある人は多いのではないかなという感じがした。 このは3章から成っていて、最後の3章で扱われる「意図せざる行為」というものへと話題が向かっていく。 これは例えば、自動車を運転していて、特によそ見などの不注意をしたわけではないが、突然に子どもが飛び出して交通事故

    古田徹也『それは私がしたことなのか 行為の哲学入門』 - logical cypher scape2
  • リベラリズムの語り方(講演「リベラリズムとは何か?」メモ) - 清く正しく小賢しく

    先日、「リベラリズムとは何か?」という講演を聞いた。内容を詳細に書くのはダメだと思うので、ごく手短に概要をまとめてみたい。 第13回ワークショップ:「リベラリズムとは何か?:What is Liberalism?」 - 社会科学のメソドロジー web.iss.u-tokyo.ac.jp まず馬路智仁先生の発表は、リベラリズムを分析するならリベラリズムの定義から始めなければならないという認識を前提に、近年翻訳されたリベラリズムに関する次の3つの文章が、リベラリズムを語るためにどんな方法論をとっているかを解説し、コメントしていくというもの。 ダンカン・ベル『リベラリズムとは何か』 cir.nii.ac.jp ヘレナ・ローゼンブラット『リベラリズム 失われた歴史と現在』 リベラリズム 失われた歴史と現在 作者:ローゼンブラット,ヘレナ 青土社 Amazon マイケル・フリーデン『リベラリズムとは

    リベラリズムの語り方(講演「リベラリズムとは何か?」メモ) - 清く正しく小賢しく
    kozakashiku
    kozakashiku 2022/10/20
    書きました~