参院選公示日。ネット選挙が解禁され演説現場で動画の配信やツイッターやフェイスブックの使って情報配信を行う選挙スタッフ=7月4日、東京・有楽町(早坂洋祐撮影) インターネットを使った選挙運動が解禁された今回の参院選。ネット上では24時間無制限の選挙運動が初めて可能となった。ホットリンク社のネット分析ツール「クチコミ@係長」の集計では、公示日の4日午後8時から5日午前8時までの間に、ツイッターで投稿した候補者は200人で計1047件に達し、夜中も熱い“舌戦”が行われたことが分かった。 「第1日目が無事終了。第一声をはじめたくさんの方に激励いただき感激です」 北海道選挙区の現職の男性が支援者へのお礼をツイッターでつぶやいたのが4日午後8時15分。これこそ、ネット選挙解禁で生じた初めての現象だ。 公職選挙法では午後8時から午前8時の間は街頭でのマイクや選挙カーを使った運動が禁止されている。午後7~