お母さまを突然亡くされた不動産業のタカさん(45歳男性、仮名=以下同)。葬儀費用の相場もわからぬまま、葬儀社に丸投げしたところ「220万円」という高額な請求が来たのは、前編〈急逝した母の葬儀費用がなんと「220万円」! 業者に丸投げしてしまった「一人息子の後悔」〉でお伝えしたとおりだ。 どうすれば葬儀費用を抑えることができたのか。葬祭コーディネーターとしての経験から解説する。 悔しくて忘れることができない…… 母親が亡くなり、失意のまま葬儀社との打ち合わせを終え、220万円という高額の請求を受けたタカさん。彼は思い悩んだあげく……恥を忍んで親戚からお金の工面をすることにしました。 母親の兄が80万円を捻出してくれたものの、伯父は晩婚だったため、まだ大学生の子どもがいました。まだまだお金がかかる時期でしたので、タカさんは申し訳なさから、体調を崩したそうです。 このことを、タカさんは、悔しくて
私は葬祭コーディネーターとして、葬儀社で働く従業員の育成に努めています。そのため、一般の皆さまから葬儀費用にまつわる相談を受けることがあります。 今回ご紹介するのは、母親の葬儀費用が想像していた額より100万円以上も高かったという、ある男性の事例です。将来、大切な人を見送るときに後悔しないための参考にしてください。 頭の中が真っ白な状態で請求されたのは… 「知識がなかったことで100万円以上も損をした。もう金融機関などから借金するしかないのか……」 こう話してこられたのは、病院でお母さまを突然亡くされた一人息子のタカさん(仮名=以下同)。タカさんは不動産屋さんで賃貸を担当されている45歳。独身です。 お客さまをご案内中に病院から連絡が入り、急すぎて頭の切り替えができなかったそうです。 近所の人と話している最中に脳梗塞で倒れたお母さまのもとに着いたものの何も考えられずにいたところ、病院側が提
2021年で、現代ビジネスで反響の大きかった経済・ビジネス部門のベスト記事をご紹介していきます。4月10日掲載〈「いきなりステーキ」が、会員1500万人を敵に回してまで「肉マイレージ」を改悪したウラ事情〉の記事をご覧ください。 ※情報はすべて2021年4月10日時点のものです。 日本最速記録で100店を突破、「肉マイレージ」システムの会員は1500万人ーー。高原価・高回転のビジネスモデルにより大躍進を実現した「いきなりステーキ」だが、近年は急失速。ペッパーランチ事業を売却、大量閉店を続け正念場を迎えている。 極めつけは各種特典の終了という、肉マイレージの事実上の“改悪”だ。1500万人の会員を敵に回してまで、システムを見直した理由とは。飲食店コンサルタントの白岩大樹氏が、その舞台裏を解説する。 スタバ・マックを超えた!2年8ヶ月で100店 2016年8月2日、それは外食産業の歴史に残る日と
「仕事をしていて嫌な人と遭遇したことはありますか?」 そう問われて、むしろ、無いという人の方が少ないかもしれません。世の中嫌な人ばかり、特にフリーランスとなると会社員のとき以上に厄介な人に遭遇します。 ということで今回は、著者らの経験を元に「仕事で関わってはいけない3種の人たち」というテーマで語り、かつそういう人たちに巻き込まれないためにはどうすればいいのか?という点までもお話したいと思います。 先日、公正取引委員会、厚生労働省などは合同で「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」を公表しました。これにより何かがすぐ変わるわけではありませんが、テレワークなど働き方に多様性のある今、フリーランスへの理解も徐々に深まっていっています。 しかし裏を返せばその様なガイドラインが必要なほどフリーランスに関わる問題は多岐に渡っています。ですが根本をたどれば人対人の話、フリーラ
一見楽しく稼いでるように見えるYouTuberやインスタグラマー。彼らのように「好きなこと」で生きてみたいと、勢いよく会社を辞める人もいるかもしれません。しかし、ちょっと待った!安易に独立してクリエイター生活を始めると、特に経済的な危険が待ち受ける可能性も……。 『リアルアカウント』『ゲーセンの彼女』などの作品がある漫画家・漫画原作者のオクショウさんと、 『ミレニアル世代のお金のリアル』の著書もある「ミレニアル世代のお金の専門家」、横川楓さんが「ミレニアルズ」というユニットを組んで解説します。 「好きなことで、生きていく」。そんな言葉がCMで流れ、当時は正直胡散臭い物とまで言われていていたYouTuberが今や市民権を得て、他にもインスタグラマーやティックトッカー等、クリエイターやインフルエンサーとして生活する人が増えてきました。 冒頭の漫画のように、そんな存在になってみたいと思う人も今は
「出世を諦めたおじさん」でも年収アップできる「資格試験」のスゴい勉強法 うまくやれば大学入試よりも簡単? 40過ぎたおじさんが今から資格の勉強をしても「無理!」と考える人は多いであろう。私自身がそうだった。社会保険労務士試験の勉強をしている間、「合格するわけがない。時間とお金の無駄」「投資の勉強でもしたほうがいいのではないか?」という言葉を家族や知人からかけられた。 実際、私は合格するまで4回も受験するなど順調ではなかった。振り返ってみると中年になって記憶力が衰えていただけでなく、誤った勉強法をしていたのも要因だった。 働きながら司法試験や税理士試験などの超難関の資格試験に合格するのは、現実的ではない。しかし宅建から社会保険労務士までの準難関から難関と言われる資格試験に関しては、勉強時間の確保と正しい勉強法さえ行えば、働きながらでも短期間でも合格できるはずだ。ただ意外とこのレベルの試験、勉
年々、減り続ける退職金、AIによる大量失業、意図せぬパワハラ・セクハラ認定。そこにコロナ不況が追い打ちをかけ……。「おじさん」は今、かつてない苦境に立たされている。著書『おじさんは、地味な資格で稼いでく。』を出版した佐藤敦規氏は、そんな「おじさん」に対して、「法人に必要とされる資格」を取ることを勧める。そのひとつが「社会保険労務士」であり、自身も有資格者である佐藤氏に、その魅力について語ってもらった。 最大の魅力は「顧問契約」 前回の記事で、私は管理職経験のない「現代のおじさん(50代もしくは40代後半のビジネスパーソン)」が人生の後半戦を戦い抜くために「資格」取得の重要性を説きました。 なかでも、一般には業務内容などの認知度が低くても、法人に必要とされ、手堅く稼げる資格の取得を勧めています。私が50歳で取得した「社会保険労務士」も、そのうちのひとつです。 社会保険労務士は、おもに企業に代
年々、減り続ける退職金、AIによる大量失業、意図せぬパワハラ・セクハラ認定。そこにコロナ不況が追い打ちをかけ……。「おじさん」は今、かつてない苦境に立たされている。著書『おじさんは、地味な資格で稼いでく。』を出版した佐藤敦規氏によると、2種類の資格を取ることが、こうした「おじさん」の強い武器になるという。具体的にどんな資格なのか、くわしく教えてもらった。 「独立開業できる資格」とは? 前回の記事で述べたように、私は出世も転職も難しい「現代のおじさん(50代もしくは40代後半のビジネスパーソン)」には「地味な資格」、つまり法人に必要とされる資格を取ることをおすすめしていますが、法人相手ならどんな資格でもいいわけではありません。 ここでは、実際に資格を取得した人から得た情報も交えて、おすすめの資格を紹介します。 まず、取得をおすすめしたい資格は大きく分けると2種類あります。 社会保険労務士や行
メルカリで売れなくても実は高値がつく! お家に眠る「隠れお宝」教えます 金歯、ペン先、ベルトのバックル… 新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、「自宅の整理」をする人が増えている。「おうち時間」が増えたことはもちろん、特にシニア層では「終活」を意識する機会にもなり、不用品の数々を整理し、場合によってはお金に換えているという。 実際、出張買取サービスを提供するバイセルテクノロジーズの調査によると、新型コロナを機に自宅整理をする生活者が2人に1人いるとの結果が出た。 *インターネット調査で、調査対象は20代〜60代の一般モニター1,100名、バイセル利用者265名。調査期間は、2020年8月26日〜31日。 現在、フリマアプリの普及によって、手軽に不要なものを出品できる環境が整ってきた。しかし、中には本来価値があるのにもかかわらず、それに気づくことがないまま処分してしまったり、フリマアプリで出
先月起きたビットコインの価格急騰により、改めて「仮想通貨(=暗号資産)」に興味を持った方も多いだろう。 しかし、仮想通貨はあくまで「ブロックチェーン」の事例の一つにすぎない。「分散型ネットワーク」であるブロックチェーンの活用方法はたくさんある。日本ではまだまだ知られていないその活用事例を、ブロックチェーンのオンライン学習サービス「PoL(ポル)」を運営する株式会社techtec代表取締役の田上智裕氏が解説する。 仮想通貨は事例の一つにすぎない ここ数ヶ月、ビットコインの価格上昇に伴い、改めてブロックチェーンへの注目が高まっているように感じます。 去る5月31日に、「仮想通貨」から「暗号資産」への呼称変更などの内容が盛り込まれた、改正資金決済法および改正金融商品取引法が成立しました。 本記事では、便宜上「仮想通貨」という呼称を用いますが、仮想通貨は「ブロックチェーン」の活用事例の一つにすぎま
「2ちゃんねる」の創設者、「ニコニコ動画」の命名者として知られる、ひろゆきこと西村博之氏。月5万円の極貧生活から、年収数億円の大富豪にのし上がった彼が、その「マネー哲学」を語ったのが、著書『これからを生きるための無敵のお金の話』だ。小学生の「将来なりたい職業」でも上位にランクインしているユーチューバー。どうすれば「ヒカキン」のように何億円も稼ぐことができるのか? ひろゆき氏に、そのヒントを教えてもらった。 質を上げるより大事なこと ユーチューバーで1億円稼ぐのは、アプリのようなサービスを作るのに比べて、かなり確率が低くなると思います。1億円稼げている人って、多くて30人くらいじゃないでしょうか。 ユーチューバーの収入は簡単に計算できるんです。概要欄をクリックすると、そのチャンネルの合計再生回数が出るので、その合計再生回数の0.1倍とか0.2倍が、その人のトータルの収入になります。ざっくりで
提供:「#老後を変える」編集部(メットライフ生命) 人生100年時代とも言われる今、40代というと人生の折り返し地点にさしかかった頃です。会社勤めの人は新卒で入社していれば、20年目を迎えるベテランの領域。働き盛りで役職がついたり、昇進できるか白黒ついたりする時期でもあります。 健康面でも悩みが出てきやすい年代で、成功を諦めるような人もいるかもしれません。近年ではFacebookの会長兼CEOのマーク・ザッカーバーグ氏のように、10代で起業し成功を収めたというような報道も多く目にします。 ですが、世界的に成功を収めている偉人たちには、40代以降に成功をつかんだ人が多く見られます。古くは伊能忠敬が55歳からの17年間で地図の測量をしたことで有名ですが、現代でもそういった“遅咲き”の人物は多くいます。 何を“成功”と捉えるかは人それぞれですが、著名な企業の創業者として名を残した人は成功者と呼べ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く