トピナは抗てんかん剤の1つで、海外ではかなりの売り上げがある薬物である。過去ログでは、リフレックスのエントリで触れているので再掲する。 「リフレックスの5-HT3遮断作用」から 摂食障害で、特に過食、嘔吐系の人はコントミンをごく少量服用すると嘔吐の部分を改善する。だから、トピナ+少量コントミン(+抗てんかん薬)の組み合わせは悪くないのである。 トピナ(トピラマート)は抗てんかん薬の中では世界1の売上高を誇る(処方件数ではない)。なんと世界で20億ドル以上売り上げる巨大商品なのである。アメリカでの商品名はトパマックスである。トピナのFDAによる催奇形性ランキングはC。トピナは薬価が高いこともあるが、ダイエット薬としても相当に処方されているような気がする。トピナは副作用を利用して過食を抑えているような感じだ。 トピナは電位依存性ナトリウムチャンネル阻害薬である。血中半減期は21時間。抗てんかん
今回のエントリはちょっと変だけど、「パニック障害と広汎性発達障害のパニック」の続きである。(元々1つのエントリであった) 彼女を最初に診たのは、まだ彼女が13~14歳の頃だったと思う。なぜその年齢でうちの病院にやってきたのか、よく憶えていない(昔のカルテを調べるとわかるのだが・・)。 精神疾患といえばそうなのだが、いわゆる不良少女であり、家族も手が付けられない状態だった。こういう子供は一般には躾が悪いからそうなったと思いがちだが、躾でどうにかなる部分は非常に少ないと感じていた。(一般の感覚とは乖離している) 彼女は広く言えば神経症なのだが、ADHD的な部分もあるのである。しかしあのような子供をADHDとも言わないと思う。(個人的にだが・・)。 彼女は治療がほとんど続かず、継続して通院なり服薬などしたことがない。しかし、特に冬に悪化し、たまに入院になっていた。どんなに酷い状態でも短期間で体調
(Vol. 30 p. 108-109: 2009年4月号) 患者は、神戸在住3年のマレーシア人主婦である。家族で、2008(平成20)年12月19日より、クアラルンプールに滞在、2009年1月3日に帰国している。12月~2月が、当地は雨期であり、蚊への曝露歴がある。 2009(平成21)年1月5日晩より熱発と全身の関節痛が出現、1月6日に当院国際内科を初診となった。胃腸症状はなく、現地でインフルエンザ(flu)患者や鳥との接触はない。3年前より、甲状腺機能亢進症で内服中であった。 ルーチンの血液検査以外、flu迅速抗原検査、マラリア塗抹検査(マラリア血清迅速キットも併用する)、腸チフス/パラチフスA診断のための血液培養、デング熱迅速抗体検査(PanBio Dengueキット)を実施した。画像診断としては、1月6日と8日に胸部X線、8日に超音波を実施している。flu迅速検査、マラリア塗抹検
「恋の」で検索してそれっぽいものを片っ端からリストアップしました!元ネタはこちら>理系の用語の前に「恋の」をつけるとロマンティックがとまらない http://bit.ly/9GZcaX こっそり凍結解除。
「あたりまえ」から学ぶ社会学。 おしゃべり、授業、TV視聴、科学実験…… 現場を生みだす日常の「実践の論理」を こまやかに記述するエスノメソドロジー。 基本を34のキーワードで学ぶ待望の入門書。 はじめに I エスノメソドロジーのアイデア──実践に学ぶ 第1章 エスノメソドロジーのアイデア 1-1 エスノメソドロジー=メンバーの方法 1-2 説明可能性(アカウンタビリティ) 1-3 インデックス性と相互反映性 1-4 定式化実践と実践的行為 II エスノメソドロジーの論理──なぜ実践に着目しなければならないか 第2章 行為を理解するとは、どのようなことか 2-1 社会学的記述 2-2 行為と規則 2-3 概念の論理文法 第3章 秩序があるとは、どのようなことか 3-1 秩序があるということ 3-2 秩序現象の再特定化 3-3 道徳的な秩序 第4章 合理的であるとは、どのようなことか 4-1
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
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