広島市の自動車メーカー、マツダの社員寮で19歳の男性が殺害されて現金などが奪われた事件で、逮捕された同じ寮に住む20歳の男は、車のローンの返済や遊興費などで生活費が月に数万円しか残らない状態だったと見られることが警察への取材で分かりました。警察は男性との間で金銭トラブルがなかったかなど、事件に至ったいきさつを調べています。 警察によりますと、上川容疑者の口座には事件のあと現金100数十万円が入金されていて、警察は、ほとんどが菅野さんが奪われた現金と見て調べています。 その後の調べで、上川容疑者は車のローンの返済や遊興費などで、生活費が月に数万円しか残らない状態だったと見られることが警察への取材で分かりました。 上川容疑者は、菅野さんとは去年4月に入社した同期で、寮の同じ階に住んでいたということで、警察は、菅野さんとの間で金銭トラブルがなかったかなど、事件に至ったいきさつを調べています。