捕虜にゴボウを食べさせたことが、戦後に虐待と誤解されて戦犯として裁かれたという都市伝説がある。 その謎を以前から追っているid:Apeman氏の問題意識を下記エントリにまとめた。 戦犯ゴボウ問題という都市伝説を疑うことは、BC級戦犯裁判は本当に不当だったのかと懐疑する意味がある - 法華狼の日記 問題となるのは、戦犯裁判の不当性を象徴するような逸話なのに、確認できる元ネタにおいては不当性が明確ではないということ。 BC級裁判で二等兵への死刑判決はあっても執行されていないことを根拠に、一般人が理不尽な目にあったという被害意識も過剰ではないか、という指摘をしている。 私も先日に見つけた戦犯ゴボウ問題にまつわる手記を読んだところ、不当性をうったえる文章に反して、むしろ裁判の妥当性を印象づけられる結果となった。 ここで、その手記を紹介したい。タイトルは『BC戦犯の実相―戦勝国への償いはわれわれ戦犯
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