懇談会は同日、最終報告を浜田純一学長に提出した。浜田学長は「教育改革への取り組みは1合目から2合目にさしかかる。障害の存在を安易に弁解理由とせず、すみやかに行動に移す」とのコメントを出し、5年後をめどに全面移行する考えを強調した。 東大は京都大や東北大、早稲田大、慶応大など有力11大学との協議会を4月に発足させる。清水副学長は記者会見で12大学の協議会名が「教育改革推進懇話会」(仮称)で、秋入学をはじめとする大学教育の改革を幅広く話し合うとした。 最終報告は、グローバル人材育成や国際的な大学間競争を乗り切るために「世界の7割の国が導入する秋入学への移行が不可欠」とした中間まとめを踏襲。国際化推進と、ギャップターム中に学生に多様な体験を積ませるため、スピード感を持って検討すべきだとした。 中間まとめ公表後、懇談会は学内から意見を公募し、387件の意見があった。費用対効果などから慎重意見もあっ
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