住宅ローン金利の下落が続いている。7月に過去最低を更新したフラット35の金利は、8月に入ってさらに低下した(長期のローンであれば最低金利が7月は1.94%、8月は1.84%)。 また、住宅版エコポイントは7月に終わったが、金利が優遇されるフラット35Sと、住宅ローン減税はいまだに継続中で、消費税の増税も本日の8月10日に参院で決まるだろう。 さて、では今は本当に借り時なのか? 過去に借りた人が借り換えをするならばタイミングとしては悪くないだろう(さらに下がったとしても再度借り換えをすれば良い)。事業用資金なども、今のうちに借りておくという判断はありうる。 しかし、今住宅を買うべきかどうかは別問題だ。外部環境が整っているという事はそれだけ住宅市場にお金が流れている事を意味する。つまり、それだけ住宅価格がかさ上げされているという事だ。 株式市場では、ある企業に利益が増えたとか新製品の