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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/kmori58 (7)

  • FORTRANのDO文と落ちたロケットのfolklore - kmoriのネタままプログラミング日記

    野尻ボードでの野尻さんの発言より。アメリカでもFORTRANのプログラムで、ピリオドとカンマを打ち間違えて失敗したプロジェクトがありました。これは、我々古手プログラマーにはおなじみの以下のエピソードのことを指しているものと思われる。金星ロケットMariner 1の誘導プログラムの中で、FORTRANで DO 3 I=1,3 とすべきところを間違って DO 3 I=1.3 としたために、これがDO3Iに1.3を代入する文と解釈されてしまって期待される動作をせず、ロケットがパーになってしまった。このアネクドートの出所はG J. Myersのソフトウェアの信頼性―ソフトウェア・エンジニアリング概説だと記憶しているが、これがどうもガセビアらしいのである。上記のようなミスは確かにあったのだけれど、それが原因でMariner 1を失ったというのは間違いらしい。NASAのMariner 1の解説によれば

  • 岡田靖さんa.k.a.銅鑼衣紋さんが亡くなりました - kmoriのネタままプログラミング日記

    ショックです。「まずデフレを止めよ」や「昭和恐慌の研究」の共著者の一人であり、日のリフレ政策の要の一人であった岡田靖さんが亡くなられたということです。岡田さんは内閣府経済社会総合研究所主任研究官という肩書きを持つ偉い人だったのに、いちごびびえすでは「ドラエモン」のハンドルで実に自由闊達な書き込みをする、とてもお茶目な人でした。私のような経済学の素人にとって、ichigobbsでの銅鑼さんの書き込みは新鮮な驚きをもたらし、目から鱗を落とさせるものでした。いちご経済板にはトンデモの人やら経済学の凄い人やらいろんな人がやってきて書き込みをしていきます。往々にしてその内容は挑発的なものでしたが、それに対して銅鑼さんが絶妙なレスポンスを返す様は見ていて実に気持ちがいいものでした(まあ、たまにはやりこめられる場合もありましたが)。銅鑼さんは経済学だけでなくコンピュータ科学関係にも造詣が深くて、時にそ

  • くだらねえつぶやき - kmoriのネタままプログラミング日記

    電源ケーブルの抜けたテレビを前にして「このテレビが映らないのはどこそこの部品に難があるからだ」「そうじゃない、アンテナの設置に問題があるからだ」なんて議論している人達がいる。そこへ通りすがりの人が来てこう言った。「あのー…お話中すみませんが、コンセントが抜けてるみたいですが?」するとその人達は顔を真っ赤にして「いいかいあんた、テレビってのはものすごく複雑なシステムなんだよ!あんたのいうような単純な方法で解決するもんじゃないんだよ!」と反論した。「はあ、そうですか。確かに他にもいろいろ原因はあるのかもしれませんね。でも、とりあえず電源ケーブルをコンセントにささないことには真の問題点とやらの追求すらできないと思うんですが?」「ふん。あなたには、次の言葉を贈っておきましょう: テレビの部品の品質の低下の問題は、コンセントをさすことによって補うことはできない」 こいつにはこれ以上かかわらない方がい

  • 民主党の温暖化対策 - kmoriのネタままプログラミング日記

    民主党は、「CO2排出量を2020年までに90年比25%に減らす」というとんでもない目標を出してきた。1990年以降CO2排出は10%は増えているから、2009年からだと30%以上減らさなきゃいけないことになる。10年でそんなことできるわけないだろうに。そんな無理な目標を立てておきながら一方で民主党は、ガソリン税減税・高速道路無料という、CO2排出削減に反する政策を打ち出している。いったい何を考えているのかわからない。 ではここでクイズ。以下の数字は、日アメリカの貨物輸送におけるクルマと鉄道の占めるパーセンテージを示したものです(トンキロベース、1990年)。(A)と(B)のうち、どちらが日でどちらがアメリカでしょうか?国鉄道自動車(A)5.0%50.0%(B)47.0%32.2% 答: (A)が日、(B)がアメリカ。日は鉄道の国、アメリカは自動車の国という印象から、逆だと思った

    kumakuma1967
    kumakuma1967 2009/09/11
    自動車貨物はインフラを「他人の払った税金」で作ってもらえるうえ、利用可能な資産に対する固定資産税もかからない。当然他の貨物輸送を駆逐していく。当然鉄道貨物輸送の出る幕もないという国策。
  • 財政赤字を心配する理由として家計貯蓄率低下を挙げるのはまちがい - kmoriのネタままプログラミング日記

    一つ前の記事がわかりにくかったので書きなおしてみます。伊藤先生の主張は日の家計貯蓄率が低下している。このままじゃ財政赤字をファイナンスできなくなる。あぶないから(景気回復を待たずに)増税して財政赤字をくいとめようというものだと解釈しました。それに対する私の意見はこうです。家計貯蓄率だけ見たのでは間違い。日全体の貯蓄(対外純資産の増加)を見よう日全体の貯蓄率=(純輸出+所得収支)÷GDPであり、それについては2-3%でほとんど変化していない。むしろ、1980年代初頭の方が低いぐらい家計貯蓄率が低下しても一国経済のバランスが変化しないのは、1998年以降企業が借り手から貸し手に変化したからだから今のところ家計貯蓄率が低下しても財政赤字は十分ファイナンスできてる(もちろん、今後どうなるかはわからない。でも今のところ家計貯蓄率と日全体の貯蓄率は連動していない)だから「家計貯蓄率が低下してい

  • コアラ先生が家計貯蓄率低下を心配し財政健全化を言い始めた…が、何かおかしい - kmoriのネタままプログラミング日記

    伊藤元重先生(通称コアラ先生)がVOICEに書いた以下の記事について。日の家計部門の貯蓄率が急速に低くなっていることを知っているだろうか。OECDのエコノミック・アウトルックの付属統計表の数字で見ると、1990年代の初めには15%もあった日の家計部門の貯蓄率は、2007年には3%前後まで下がっている。大変な下がりようである。米国の家計部門の貯蓄率が低いということがよく話題になるが、場合によっては日の貯蓄率のほうが米国よりも低くなる可能性もありうる、と指摘するエコノミストもいる。http://news.goo.ne.jp/article/php/business/php-20090722-01.htmlこの記事読んだ人は「やべえ、日の貯蓄率そんなに下がってるのか」って誤解しそうだ。どうしてそんなことになってるのか、その理由を伊藤先生はわかっていながらわざと説明を省いているような気がす

  • ヒートアイランド対策 - kmoriのネタままプログラミング日記

    ロンボルグの"Cool It"の中でも触れられていたが、ヒートアイランド対策として地面や建物に高反射率塗料を塗るという方法があるそうだ。この塗料は赤外線を反射するので、アスファルト等が熱を吸収するのを防ぐ効果がある。報道ステーションで、松岡シュウゾウ*1がこの塗料が使われている小学校を紹介していた。校庭のアスファルトに塗られており、おかげで真夏に裸足で立っても全然熱くないそうだ。子供たちは裸足で走りまわっていた*2。また、工場の屋根に塗って冷房代を節約しているケースも紹介されていた。 BUNTENさんのアパートの屋根にもこれを塗れば、暑さを緩和できるんじゃないだろうか? 追記: ブクマで指摘を受けた。http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080905/169713/その結果、高反射塗料(屋上)が最も気温低減効果が高く、夏の冷房需要を

    kumakuma1967
    kumakuma1967 2008/09/16
    高断熱の屋根なら反射率が低くても輻射で放熱するよね。冬場に暖房する地域では断熱性の方が大事かも。校庭がコンクリートになるのはメンテナンスコストが安いからでしょう。
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