好きな本をプレゼンし、イチバンを決めるビブリオバトル。 ブックトークにゲーム性を加えた知的書評合戦は、意外な本や見知らぬ読み手と出会う良い機会なり。紀伊國屋書店で参戦しているが、ひとつ残念なことがある。 それは量。 オススメできるのは一冊だけ、という縛りがある。一人5分でプレゼンし、質疑応答で2分。5人しゃべったらそれだけで35分、採決や紹介を入れると小一時間かかってしまう。 もちろん、ゲーム性のためシンプルにしているのは分かる。だが、これに出向くような本好きであれば、5冊なら一目で見極めてしまう。その5冊から幸せな出会いがあるかもしれないが、もっと膨らませることはできないだろうか。分母を増やすことで、出会いの確率を上げられないだろうか。 そこで提案。 テーマ毎に5人の参戦者が5冊のオススメを持ってくるのなら、+αしてみてはどうだろう。つまり、「このテーマでその本なら、これなんていかが?」