パソコンの断・捨・離 いいことずくめのアプリ断捨離、不要なサブスクや悪意あるアプリも排除 2024.03.15
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先にお断りしておく。タイトルに「見える化」とあるが、以下は業績評価指標やプロジェクトマネジメントなどの話ではない。パソコン用のセキュリティ対策ソフトの話である。 なぜ、セキュリティ対策ソフトで「見える化を進めたい」などと主張するのか。それは、数あるパソコン用ソフトの中で、機能がきちんと働いているのかどうかが見えにくい代表例が、セキュリティ対策ソフトだと考えるからだ。セキュリティ対策は性格上、裏方に徹すべき機能である。このため、どうしても「見えない化」が進みやすく、本当に動作しているのか、どの程度機能しているのか、などの効果の有無が見えにくくなってしまう。 この弊害も出始めている。「見えない化」を逆手にとって、機能しないセキュリティ対策ソフトやユーティリティソフトを売りつける詐欺がインターネット上で横行しているのだ(関連記事)。「あなたのパソコンは危険です」などとサイト上で警告を出し、偽のセ
前回の記事で紹介した通称「お祈りパンダ(Worm.Nimaya。中国語名は熊猫焼香)」は、中国メディアによると中国で100万台以上のPCに感染し、中国国内だけで大流行したが、この作者が遂に御用となった。2月3日のことだ。 御用となったのは湖北省武漢市の25歳男性、李俊容疑者。李容疑者は2004年に専門学校卒業後、北京や広州でIT関係の職探しに明け暮れたが、結局就職できなかったため、憂さ晴らしにお祈りパンダウイルスを作成したという。また李氏を逮捕した後、亜種を作成し配布したとして、22歳の山東省の男性、21歳の浙江省温州市の男性、23歳の浙江省麗水市の男性、24歳の湖北省仙桃市の男性を逮捕した。 お祈りパンダウイルスの作者の李容疑者が捕まったのち、同容疑者によるお祈りパンダウイルスを削除するプログラムが公開され、中国の数あるダウンロードサイトからダウンロードできるようになった。このプログラム
コンピューターウイルスの届け出や相談を受け付ける情報処理推進機構(IPA)は1月5日、2006年中のウイルス届け出状況を公表した。それによると、ウイルスを発見したという届け出は4万4840件。2005年と比較すれば大幅に減少したものの、過去3番目に多い届け出件数だったという。 IPAは1990年以降、一般ユーザーからのウイルス届け出を受け付けている。ウイルスの感染状況を把握して、ユーザーに注意を呼びかけるためである。受け付け開始以降、「ウイルス添付メールを受信した」といったウイルス発見報告件数は年々増加し、2004年には5万2151件、2005年には過去最多の5万4174件に達した。2006年には減少したものの、それでも2005年および2004年に次ぐ多さであり、IPAでは「ウイルスが蔓延している状況に変化はない」としている。 一方で、「実際にウイルスに感染した」という実害報告件数は、ここ
新年の挨拶メールを装ったワームが、2006年末、ウイルスの勢力地図を塗り替えるほどの勢いでまん延した。 2006年末に登場したばかりのワームが、ウイルスの勢力地図を塗り替えるほどの勢いでまん延した。ウイルス対策ベンダー各社の調べによると、一時は、インターネットを流れるメールの1~2割がこのワームで占められる状態だったという。 2006年12月29日に発見されたこのマルウェアは、いわゆるマスメール型(メール大量送信型)ワームの亜種だ。「Tibs」(Kaspersky Lab)や「Luder」(F-Secure)、「Dref」(Sophos)、「Mixor.q」(Symantec)、「Nuwar」(Trendmicro)と、ベンダーごとにばらばらの名称で呼ばれている。 ワームは英文の「Happy New Year!」「Fun 2007!」といったタイトルが示すように、新年の挨拶を装ったメールと
【ご注意ください】 「PE_FUJACKS」ファミリーの感染被害が拡大中 「PE_FUJACKS」ファミリー(「PE_FUJACKS.F」、「PE_FUJACKS.AI」など)の感染報告が増えています。PE_FUJACKSには、他の不正プログラムをダウンロードする挙動が確認されています。PE_FUJACKSに感染すると複数の不正プログラムが複合感染し、駆除が非常に困難となる可能性があります。ご注意ください。 ■悪意のWebサイトから侵入 他の不正プログラムにより作成 感染ファイルのやり取りで侵入 共有フォルダから侵入 リムーバブルメディアから侵入 ■活動 システムに自身をインストール ファイル感染 ワーム活動(ネットワーク感染) ワーム活動(リムーバブルドライブおよび物理ドライブ利用) プロセスの強制終了 他の不正プログラムをダウンロード(複数の不正プログラムに感染するため駆除が非常に難
※1:シマンテックストア価格、※2:トレンドマイクロオンラインショップ価格/3ライセンス、※3:希望小売価格 記事初出時、NOD32の機能表と一部の内容に「スパイウェア機能を持たない」という記述がありましたが、正しくは「スパイウェア検知機能を搭載」しております。また、CA2007の機能表でrootkitの項目が「×」となっておりましたが、スパイウェア対策機能としてrootkitの検出に対応しております。読者ならびに関係者のみなさまにお詫びするとともに、訂正いたします。 リアルタイム検索時の負荷 もしウイルスがPC上にファイルの形で存在していたとしても、それが実行されたり、あるいはほかのプログラムのデータファイルとして読み込まれ、ぜい弱性を突いて誤動作させるなどのアクションが発生しなければ、ファイルそれ自体に危険はない。病気でいうところの感染と発症のようなものだ。感染者(キャリア)であっても
メール用ウイルス対策ソフトによっては,メールに添付されたウイルス・ファイルを適切に検出できない場合があることが,セキュリティ関連のWebサイトで12月6日に明らかにされた。原因は,MIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)の取り扱い。ある細工が施されたウイルス・ファイルについては,対策ソフトではウイルスとして認識できないものの,メール・ソフトではウイルスとして“きちんと”デコードされるという。 電子メール(SMTP)では,ASCIIコード以外の文字やバイナリ・ファイルなどを送るために,MIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)と呼ばれる仕様(標準)が採用されている。ASCII以外の文字や添付ファイルは送信者のメール・ソフトでMIME形式でエンコードされた後,メール・サーバーを経由して送信され,受信者のメ
「ウイルス作成罪は,一体いつになったら成立するんでしょうね」。先日,本誌に連載中の「法律は助けてくれない」の筆者である岡村久道弁護士との間で,ウイルス作成罪が話題に上りました。日経コミュニケーション12月1日号で掲載した連載第5回で,ウイルス被害をテーマにしたからです。 ウイルスに関する処罰規定としては,現在でも,例えば刑法234条の2の「電子計算機損壊等業務妨害罪」があります。同罪は,業務で利用されるコンピュータに対してウイルスを送付して感染させ,異常な動作をさせるなどして業務を妨害した場合に適用されます。 これに対してウイルス作成罪は,感染被害を発生させるだけでなく,ウイルスを作成したり提供したりする行為に対して3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。さらに取得や保管するという行為にすら,2年以下の懲役または30万円以下の罰金という処罰が盛り込まれています。ウイルス作成罪
セキュリティについて 被害を受けたことがない 35.77%(Watch読者調べ) あなたのセキュリティ対策、大丈夫? パソコンやインターネット環境の進化で大きな恩恵を享受できるようになった反面、コンピューターウイルスなどの脅威にさらされる危険も増大している。自分のパソコンは自分で守らなくてはならないわけだが、その「守備」状況はいかがだろうか。Impress Watchとgooリサーチが合同で調べてみた。 自分のパソコンを自分で守るために、まず考えられるのが、セキュリティ対策ソフトをインストールして常駐させ、ウイルス定義ファイルを最新の状態に保つことだ。さて、セキュリティ対策ソフトの普及度はいかがだろうか。 セキュリティ対策ソフトは、メーカー製パソコンを買えば、一定期間は無料で使えるお試し版がプリインストールされている。Watch読者・gooリサーチともにセキュリティ対策ソフトがインストール
マイクロソフトは2006年12月4日、ウイルスの常時監視、駆除などが可能な個人ユーザー向けセキュリティ対策ソフト「Windows Live OneCare(ウィンドウズ ライブ ワンケア)」の日本語版を、2007年1月30日より発売すると発表した。 Windows Live OneCareが対応するOSはWindows XP Service Pack 2(SP2)とWindows Vistaで、ブラウザーはInternet Explorer 6以降。価格はパッケージ版が6825円、ダウンロード版は5775円だ。2007年6月15日までにパッケージ版を購入したユーザーに2000円のキャッシュバックを実施するなどのキャンペーンを行う予定。最大3台のパソコンにインストールして利用できる。ウイルスの検出に必要なパターンファイルの更新期限は1年間となる。 Windows Live OneCareが備
米Microsoftは現在,「Trustworthy Computing(信頼できるコンピューティング)」という取り組みを行っている。進行中のソフトウエア開発をいったん停止し,製品をより安全にするためのコードのチェックを実施したほか,クライアント用のセキュリティ・ツールのリリースも始めている。最近も,いくつかのクライアント用セキュリティ・ツールの新版がリリースされたので,それらをまとめてみよう。 Windows Defender スパイウエア・対策ソフトである「Windows Defender」は,Microsoftが2004年12月に買収したGIANT Company Softwareが作っていたプログラムである。筆者はGIANT Antispywareの大ファンであった。信じられないほど長い開発期間を経て,MicrosoftはGIANT AntispywareベースのWindows D
ウイルス対策ベンダーSophosが「Windows Vista」の複数の脆弱性について警告を発した。Vistaの完成版が正式に発表されてから初めてのものと思われる。 Sophosによると,Vistaは既に広く出回っているマルウェア3種類に対して脆弱であるという。これらのマルウェアのうち2種類は2004年から存在するものだ。 SophosがVistaで実行できたとする3種類のワームは,Sophosの呼び名では「Stratio-Zip」「Netsky-D」「MyDoom-O」となっている。 同社によれば,これら3種類のプログラムは現在出回っているマルウェアの39.7%を占めるという。MyDoomとNetskyの亜種に相当する2種類は2004年に発見されている。 Sophosによると,これらのマルウェアの影響を受けるのは,Vista上でサードパーティー製の電子メールクライアントを稼働している場合
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