コンピューターウイルスの届け出や相談を受け付ける情報処理推進機構(IPA)は1月5日、2006年中のウイルス届け出状況を公表した。それによると、ウイルスを発見したという届け出は4万4840件。2005年と比較すれば大幅に減少したものの、過去3番目に多い届け出件数だったという。 IPAは1990年以降、一般ユーザーからのウイルス届け出を受け付けている。ウイルスの感染状況を把握して、ユーザーに注意を呼びかけるためである。受け付け開始以降、「ウイルス添付メールを受信した」といったウイルス発見報告件数は年々増加し、2004年には5万2151件、2005年には過去最多の5万4174件に達した。2006年には減少したものの、それでも2005年および2004年に次ぐ多さであり、IPAでは「ウイルスが蔓延している状況に変化はない」としている。 一方で、「実際にウイルスに感染した」という実害報告件数は、ここ
マクニカネットワークスは,ハードディスク暗号化ソフトの新版「SafeBoot Device Encryption version 5.0」を,2007年1月31日に出荷する。価格は,クライアント1台で1万7850円,1000台以上の場合は1台あたり1万5225円。オプションの集中管理ソフト「SafeBoot Management Center」は26万2500円。開発会社はオランダの非公開株式会社であるSafeBoot International。 SafeBoot Device Encryptionは,クライアントPCのハードディスクを丸ごと暗号化することで,PCの紛失時などに情報の漏えいを防ぐセキュリティ・ソフト。OSを含めて全データを暗号化し,OSの起動前に,OSのユーザー認証とは別に,SafeBoot Device Encryptionのユーザー認証を実施する。同ソフトはスタンド・
Apple Computerから社名を改めたAppleが米国時間1月9日、携帯電話端末「iPhone」を発表した。タッチスクリーンで操作し、iPodの音楽再生機能も持つこの端末は、度々登場が噂されてきた。米国では6月に出荷予定だが、日本での展開はどうなるのだろうか。 日本法人のアップルコンピュータは、「アジアでの展開は2008年の予定だが、個別の国の予定についてはお話しできない」とし、日本での通信キャリアとの話し合いについてはこれからとの考えを示した。 一方、通信キャリアのほうは各社とも重く口を閉ざした。NTTドコモは「現時点でコメントすることはない」、KDDIは「意見交換は常にしているが、iPhoneに関して話し合いをしているということはない」、ソフトバンクモバイルは「発表していること以外についてはお話しできない」としている。 iPhoneが日本で展開される上で、最もネックになりそうなの
過去数年間で最も待ち望まれたデバイスが発表された。Apple Computerは米国時間1月9日、同社携帯端末「iPhone」を発表した。 iPhoneはMac OS Xベースで、デザインがiPodと似ているが、楽曲再生、電話、テキストメッセージ、電子メール、ウェブ閲覧、写真撮影などの機能を備えている。操作はタッチ式のワイドスクリーンと1つのボタンで可能となっている。Appleでは同デバイスの米国出荷を6月に予定している。価格は、契約期間2年の場合で4Gバイトモデルが499ドル、8Gバイトモデルが599ドルとなる予定だ。 2時間におよぶJobs氏の基調講演では、iPhoneとともに「Apple TV」(開発コード名「iTV」)やApple Inc.への社名変更も発表された。 iPhoneという名称がCisco Systemsの商標であるにも関わらず、Jobs氏が新しい携帯端末をiPhone
プライバシ保護団体の米TRUSTeと市場情報を手掛ける米TNSは米国時間1月9日,米国人のバイオメトリック技術に対する意識調査の結果を発表した。それによると,回答者の82%はパスポートにバイオメトリック認証を導入することに賛成しているという。運転免許証については4分の3が賛成しており,社会保障カードでは72.6%が賛成している。回答者の52%は,「バイオメトリック技術を使って米国人を認証することにより,テロリストが米国内で活動しにくくなる」と考えているという。 調査により,回答者は,セキュリティと引き換えに多少プライバシが損なわれても仕方が無いが,情報が悪用される可能性もあると考えていことが明らかになった。53%の回答者は,バイオメトリック技術の導入により,「政府が行動を追跡できるようになるため,プライバシが大幅に損なわれる」と考えている。60%は「政府が情報を悪用する可能性が高い」と回答
この1年で新たなセキュリティリスクとして急速に注意が呼び掛けられるようになった「ミスリーディングアプリケーション」。その手口と対策を探る。 この1年、新たなセキュリティリスクとして「ミスリーディングアプリケーション」について注意が呼び掛けられるようになった。ミスリーディングアプリケーションは、「詐欺的ソフトウェア」「偽セキュリティ対策ソフトの押し売り」などとも呼ばれているが、いったいどんな手口なのだろうか? そして、「お小遣い稼ぎ」の手段として広く知られるようになったアフィリエイトプログラムとは、どんな関係があるのだろうか? この記事では、実際の画面を用いながら、その手口と危険性について説明していこう。 PC世界の「リフォーム詐欺」 ミスリーディングアプリケーションのことを一般の人にも分かりやすく説明するとすれば、「インターネットを使った『リフォーム詐欺』のようなもの」だと言える。リフォー
ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田 覚氏による好評連載。今回はいよいよ発売が1月30日に迫った「Windows Vista」について。Windows Vistaには、個人向けに4つのエディションが用意されているが、戸田氏によれば「Home Premium」以上が絶対にオススメだという。その真意は? そろそろWindows Vista導入を考えている人も多いだろう。今回はどのエディションを選ぶべきか、そろそろ結論を出したい。 ちなみに、アップグレード価格は、Webで調べると次のようになっている。 Windows Vista Home Basic 1万4490円 Windows Vista Home Premium 2万790円 Windows Vista Business 2万7090円 Windows Vista Ultimate 3万3390円 上下の価格差は、約2万円もあるのだ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く