新しいDクラス職員が収容所に着いた。 入所手続きが済み監房へ入れられると、程なく誰かが大声で「SCP-173」と叫んだ。 すると職員全員が震えだした。 静かになってからしばらくすると今度は誰かが「SCP-096」と叫び、またみんな悲鳴をあげた。 不思議に思ったその新米は、番号が言われただけでどうしてみんな止まるのかを古参の職員に尋ねた。 するとその古株から、答えが返ってきた。 「俺らはここが長いもんだから、同じ現象を何回も聞かされているんだ。そんで、時間を節約するために各々の現象に番号を振ったっていうわけだ」 その時、また一人の職員が「SCP-001」と叫んだが、みんな静まり返ったままだった。 新米が古株に「どうしてみんな反応しないんだ?」と尋ねると、 「なぁに、あいつは現象の話し方っていうもんが分かってないのさ」という返事だった。 「俺もやってみていいかなぁ?」、と新米。 「おお、やって
大人になってから、半年に1度ぐらいのペースで、ハデにスッ転んで大きな青あざをつくるのが私だった。 階段から落ちて脚を強打したり、自転車から転んで大変なことになったり。 骨折や流血などの大惨事には至らないものの、運がイイだけで、何かが少しずれていたら大けがだっただろう。 というような転げ方をよくしていた。 ある日ふと気づいたのが、それがぜんぶ生理前であるということ。 生理中じゃないから気づかなかったけど、 私は生理前の一週間ぐらいは非常に体調も心の調子も悪く、 いわゆる重めのPMSだ。 自覚がないときは貧血という感覚も無かったけど、それが原因だった。 気づいてからは速効でピルを処方してもらい、不安はあるものの、半年ほど服用している。 この半年間、一度も転んでいない。 ドジではなかった。症状だったのだ。 みなさんも、日常のちょっとした「おや?」は病気とかかもしれないから、 注意深く観察したり、
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