2017-10-062017-10-06 安川情報システムの故障予知サービス「MMPredict」、プラントなどの施設にも対象を拡大 安川情報システム株式会社は、プラントなどの複数の設備を組み合わせた施設向けに、同社が提供する故障予知サービス「MMPredict」のプラントモデルを開発し、提供を開始した。 「MMPredict」は、同社のIoTプラットフォーム「MMCloud」で蓄積したデータをAIで機械学習し、故障予知を行うサービス。異常に起因する箇所を推定でき、製造計画に合わせ効果的に対策を打つことで、保守コストの削減につなげることができる。ロボット革命イニシアティブ協議会の「スマートものづくり支援ツール」にも選定されている。 「MMPredict」のプロダクトモデル そして今回新たにリリースとなった「MMPredict」プラントモデルでは、施設全体に設置された複数の設備のセンサの相関
西鉄バスがIoT(インターネット・オブ・シングズ)を活用したスマートバス停の運用を始めた。クラウドから時刻表データを配信して紙の貼り替えをなくす。2019年4月から本格的に導入する計画だ。 スマートバス停の運用を始めたのは西鉄バス北九州だ。福岡県を中心に鉄道やバスを運営する西鉄グループで北九州市のバス事業を担う。 同社が管轄するバス停は約2000カ所。2018年8月時点で6カ所にスマートバス停を設置し、近くもう1カ所増やす。2019年4月に本格運用を始めた後は「最大で年に500カ所のペースで置き換えていく」と西鉄バス北九州の森永豪営業課課長は見通しを話す。 スマートバス停は電子ペーパーと液晶パネル、通信機器からなる。クラウドから配信した時刻表や広告のデータを表示できる。通信回線はLTEあるいはLPWA(ローパワー・ワイドエリア)を、クラウドには安川情報システムの「MMCloud」を使う。バ
2021-09-092017-06-02 スカイディスクと安川情報システム、AIで異常予知をする東空販売向けIoT油圧ブレーカシステムを共同開発 株式会社スカイディスクは、安川情報システム株式会社と共に、東空販売株式会社が製造・販売している建設機械のアタッチメントとして使用される油圧ブレーカの、タイムリーなメンテナンスを実現するIoTシステム「TO-MS」を共同開発する。 このシステムは建設機械のアタッチメントとして使用される、油圧ブレーカの単体稼動管理を可能にし、その稼動情報・異常検知を提供する事で、早期のメンテナンス等の対応を行うことができるようになり、製品の稼働率向上・ユーザコスト低減を目的としている。 具体的には、AIを搭載したエッジデバイスで、油圧ブレーカに搭載したセンサの情報を分析し、結果をクラウドサーバーに蓄積、活用することで、リアルタイムに稼働状態を可視化し、異常を検知する
2021-09-092017-04-25 安川情報システム、LTE対応のIoTゲートウェイ製品「MMLink-GWL」販売 IoTによるビジネス変革を推進している安川情報システム株式会社は、IoT/M2M向けモバイル通信アダプタMMLinkシリーズのラインナップとしてマルチキャリア・LTE対応のIoTゲートウェイ製品「MMLink-GWL」(エムエムリンク ジーダブリュウエル)を販売した。 「MMLink-GWL」はLTEルータとして高速大量通信を低遅延で行うことができるため、動画配信などにも対応可能。さらに、搭載されているVPN 機能により安価なインターネットSIMでのセキュアな通信を実現。また、ユーザアプリケーションのカスタマイズも容易で、産業機器とその上位システム間でのデ ータ受け渡しに必要な通信プロトコル変換を行うIoTゲートウェイとして利用できるという。 その収集したデータを一次
物流不動産の所有・運営・開発を手掛けるプロロジス、安川情報システム、日本ユニシスの3社で、トラックバースの予約からバース管理までを一連で提供するサービスを開始する。プロロジスと安川情報システムが提供する「スマートバースシステム」と、日本ユニシスが提供する「SmartTransport」を連携させた。 プロロジスは、物流施設でのバースの効率的利用やセキュリティ強化に取り組み、カスタマーの物流業務効率化を支援するシステムの検討を行ってきた。2018年初、IoTベンダーである安川情報システムと共に、「スマートバースシステム」を開発した。このシステムは、安川情報システムのIoT関連技術と、シリコンバレーのベンチャー企業であるLocixの保有する超省電力無線カメラの技術を用いて、トラックバースの入出庫車両情報をリアルタイムで把握・管理することを可能にしたもの。 また、日本ユニシスは、スマートフォンで
安川情報システムは、トレンドマイクロのネットワークセンシング技術を搭載した、工場向けの不正通信検知サービス「MMsmartSecurity FS-Eye」を発売した。 安川情報システムは2018年1月16日、トレンドマイクロのネットワークセンシング技術を搭載した、工場向けの不正通信検知サービス「MMsmartSecurity FS-Eye」を発売した。 トレンドマイクロのネットワークセンシング技術は、発見が困難な標的型サイバー攻撃やゼロデイ攻撃をネットワーク上の振る舞いから検知することで、それらの攻撃に対して早期に対応し、被害を最小限にする。工場内の既存のネットワーク通信に影響を与えずに監視できるという特徴も持つ。 MMsmartSecurity FS-Eyeは、工場内に監視用のエッジPCを設置し、クラウド上からトレンドマイクロの技術によって制御ネットワークのセキュリティを常時監視する。不
デジタルは、安川情報システムとの協業によるワンストップIoTソリューションの提供開始を発表した。同社の表示器と安川情報システムのクラウドサービス「MM Cloud」との接続が、3ステップで設定できるようになる。 デジタルは2017年7月28日、安川情報システムとの協業によるワンストップのIoT(モノのインターネット)ソリューションの提供開始を発表した。今回の協業により、安川情報システムのクラウドサービス「MM Cloud」と表示器間のプログラムレスな接続が可能になる専用ドライバーをPro-faceが開発する。 Pro-faceの画面作成ソフトウェア「GP-Pro EX」と専用ドライバーにより、3つのステップでクラウド接続が設定可能になる。クラウドサービスの導入が容易になることで、製造現場のIoT化をワンストップで実現するという。また、AI(人工知能)や機械学習を活用した故障予知サービス「M
西日本鉄道株式会社、西鉄バス北九州株式会社、西鉄エム・テック株式会社の西鉄グループ3社と安川情報システム株式会社は、共同で行っているスマートバス停の試験運用を2018年7月3日より拡大する。 両社では、顧客の利便性向上や社員の働き方改善を目的として、スマートバス停の普及に向けて2018年1月末から八幡地区の3つのバス停で試験運用を行っている。 これまでの運用の中で、住宅地型の省電力モデル等の検証を進めてきたが、無線通信(運行状況や緊急時のお知らせ配信機能)や時刻表表示(現時刻の時間帯を大きな文字で掲載する機能)など、技術的には実運用に耐えうるものであることが一定程度実証されたという。 今回、更なる利便性の向上に向けた検証を進めるため、北九州市内で最も利用が多い「砂津」バス停に時刻・バス接近案内サービスや動画表示機能を追加した市街地型のスマートバス停を設置し、約8ヶ月間にわたって視認性の確認
安川情報システムは、クラウドベースのAI画像判定サービス「MMEye」を2018年11月から提供開始する。これにより、製造現場での異常の検知、レベル判定、分類などにおける目視検査の自動化を支援する。 安川情報システムは2018年10月3日、クラウドベースのAI(人工知能)画像判定サービス「MMEye(エムエムアイ)」を同年11月から提供開始すると発表した。 同サービスは、製造現場での異常の検知、レベル判定、分類などにおける目視検査の自動化を支援するものだ。AIによって、曖昧さを含む人間による判定結果を機械学習し、自動判別モデルを作成することで、人間の判断に近い画像判定を可能にする。 従来の画像判定システムでは、適切なパラメータ設定などに高度な専門知識が必要だった。自動判別モデルを作成することで、パラメータ設定が不要になり、かつ個体差の大きな対象物も高い精度で判別が可能になった。 トライアル
関連記事 インダストリー4.0時代の到来を前に、電子化が進まぬ昭和なデータ管理をしていませんか? 本格的な第4次産業革命(インダストリー4.0時代)の到来に向け、IoT活用への期待が非常に高まっている。この大きなビジネスチャンスをつかむべく、大企業を中心にさまざまな戦略、施策が打ち出されているが、果たして中小企業はどうすべきか? 大変革の潮流に飲み込まれないために何ができるのか? そのヒントを提示する。 “鳥の目”でIT導入の真の目的を見極めよ! 何となくのIT活用にさようなら 本格的な第4次産業革命の到来に向け、IoT活用への期待が非常に高まっている。この大きなビジネスチャンスをつかむべく、大企業を中心にさまざまな戦略、施策が打ち出されているが、果たして中小企業はどうすべきか? 第2回では「2017年版ものづくり白書」に触れつつ、現場のあるある課題を取り上げながら仕事の電算化(IT活用)
IT Leaders トップ > テクノロジー一覧 > IoT/M2M > 事例ニュース > 農業IoTに配線不要の省電力無線カメラを使った画像監視サービス―MOVIMASの取り組み IoT/M2M IoT/M2M記事一覧へ [事例ニュース] 農業IoTに配線不要の省電力無線カメラを使った画像監視サービス―MOVIMASの取り組み 2018年7月31日(火)IT Leaders編集部 リスト IoT/M2Mマーケティング支援/コンサルティング会社のMOVIMASは、農業IoT向けプラットフォーム「MOVIMAS IoT-PF」に、安川情報システムが2018年秋に提供開始する画像監視サービス「MMsmartMonitor」を採用した。安川情報システムが2018年7月30日に発表した。 IoT/M2Mのマーケティング支援/コンサルティングを提供するMOVIMASが、IoTを用いて農業の自動化を
安川情報システムは2018年8月8日、故障予知サービス「MMPredict」のモーターモデルを開発し、8月20日から提供開始することを発表した。 故障予知サービス「MMPredict」では従来、装置単体の故障予知を行う「プロダクトモデル」、さまざまな装置などを組み合わせたユニットやプラントを統合的に監視し故障を予知する「プラントモデル」の2種類のサービスを展開してきた。 しかし、既存モデルはデータが秒単位以上で変動するものを対象としており、適用できない領域があった。その1つが、データがμ秒(100万分の1秒)単位で激しく変動するモーターである。そこで、短い周期で収集したデータを現場に設置するエッジPCで加工した後、1日に数回、クラウド上で独自のアルゴリズムを用いて故障予知する「モーターモデル」を開発。このアルゴリズムを標準搭載することで、顧客企業専用のアルゴリズムの初期開発が不要となり、短
産業設備や装置などのエンジニアリング系データを対象としたAIのノウハウを体系化した「Paradigm」を核に、安川情報システムが新たなソリューションを打ち出した。エッジ端末を利用し、製造現場においてリアルタイムのAI画像判定を実現する「MMEye」と呼ばれるサービスだ。 安川電機の情報システム部門から独立する形で1978年に創業し、40年の歴史を重ねてきた安川情報システム。ビジネスシステム構築や組み込み制御システム開発で培ってきた業務ノウハウとソリューションの豊富な品ぞろえを生かし、製造業の経営資源の有効活用につながるストーリーを描きだす提案、そしてデジタル変革の支援を行ってきた。 その強みが余すことなく発揮されているのが、まだIoT(モノのインターネット)という概念自体が確立されていなかった十数年前から注力し、体系化を進めてきたIoTソリューションだ。工場内の多様な機器からデータを収集し
ニュース 西鉄グループなど、IoTによる高機能スマートバス停を盛岡市で実証実験 岩手県交通、西鉄エム・テック、安川情報システムは、IoT 技術を搭載した高機能なバス停「スマートバス停」の実証実験を、あす2月20日から約1年間、岩手県盛岡市内の盛岡バスセンター(ななっく前)バス停で展開する。 西鉄エム・テックと安川情報システムが共同開発したスマートバス停は、デジタルサイネージなどに時刻表や運行情報、その他の告知文、緊急案内、広告などをリアルタイムに提供できるバス停で、対象の曜日や時間帯の文字サイズを自由に設定できる。 また、遠隔で操作できることから、時刻表等の張替え作業など管理作業が不要。作業コストを削減でき、時刻表の印刷ペーパー等も削減できる。 同実証実験では、バスの時刻表や告知文、緊急案内などさまざまな情報を柔軟に提供し、利用者への利便性効果を検証。 また、視認性の高い大型モニターを採用
安川情報システムは2019年1月29日、西鉄エム・テックと共同開発したIoT(Internet of Things)技術を搭載する「スマートバス停」の実証実験を、北陸鉄道およびホクリクコムと共同で実施することを発表した。実証実験は、同年1月29日~3月31日までの期間、石川県金沢市内で行われる。 このたび開発したスマートバス停は、デジタルサイネージのディスプレイ上に時刻表や運行情報、路線図を表示する他、外国語表示、告知文や緊急案内、広告などをリアルタイムに提供できるもの(リッチモデル、エコモデルの2タイプを展開)。 時刻表の曜日や時間帯の文字サイズを自由に設定できる(例:当日の時刻表を拡大して表示する)など、利用者の利便性向上にも寄与する仕様となっている。 気になる実証実験の内容は? スマートバス停で得られる効果 関連記事 リストバンド型ウェアラブル端末でバス乗務員の健康状態を可視化 NE
岩手県交通と西鉄エム・テック、安川情報システムは2月19日、西鉄エム・テックと安川情報システムが共同開発したIoT技術を搭載した高機能なバス停「スマートバス停」の実証実験を、岩手県盛岡市内の「盛岡バスセンター(ななっく前)」バス停で1年間実施すると発表した。 スマートバス停は、デジタルサイネージなどに時刻表や運行情報、その他の告知文や緊急案内、広告などをリアルタイムに提供できるバス停。今回の実証実験では、バスの時刻表や告知文、緊急案内などの様々な情報を柔軟に提供することで利用客への利便性効果を検証する。 視認性の高い大型モニターを採用し、電源設備を施しヒーターを付属させることで、寒冷地でも機能維持できるかも検証する。 岩手県交通では、県内を中心に広範なエリアに多数のバス停留所を展開しており、ダイヤ改正時におけるバス停表示の一斉入替えが大きな負担となっている。限られた労働力をIoT技術の活用
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く