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ブックマーク / gendai.media (62)

  • ドラッグストアが軒並み退店…大阪の不動産がヤバいことになっている(栗田 シメイ) @gendai_biz

    大阪の中心地に訪れていた不動産バブルが終焉を迎えつつある。 インバウンド需要の爆増や大阪万博開催決定を背景に、近年では市内を中心にホテル建設ラッシュが相次いだ。北区、中央区、浪速区に西区、天王寺区といったエリアの訪日外国人客における人気と地価上昇率は比例し、5年ほど前から今年1月頃までは地価は上昇の一途を辿っていったのだ。 リーマンショックを超える「別次元」の地価下落 大阪府が発行する『地価だより』(20年3月号)の地価公示前年の平均変動率をみると、市内は住宅地、商業地、工業地で昨年の水準を上回っている。特に商業地は全体で2.7%の上昇をみせており、変動率1位の宗右衛門町の住友商事心斎橋ビルは実に44.8%の上昇を記録していた。 ミナミは全国でも有数のインバウンドの恩恵を受けていた地域の1つであり、この流れを牽引していた。だが、世界中に拡大した新型コロナウイルスの影響で訪日観光客は途絶え、

    ドラッグストアが軒並み退店…大阪の不動産がヤバいことになっている(栗田 シメイ) @gendai_biz
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2020/11/26
    この15年間で道頓堀の地価は5倍弱、心斎橋で6倍近く上昇。インバウンドによる売上増。今年は年換算30%超の下落、リーマンショック時の約20%を超える。オフィス空室率やマンション・戸建販売に大きな変化はないという
  • ナチ政府の「安楽死プロパガンダ映画」が、私たちに教えてくれること(市野川 容孝) @gendai_biz

    京都に住むALSの女性患者を死に至らせた医師が逮捕され、安楽死に関する議論に注目が集まっている。ここでは、第二次大戦中のナチ政府下で作られた映画から、安楽死を問い直す。 一映画 ある映画をこれから紹介する。この映画のことを忘れないでいてほしい。稿の目的は、この映画を2020年の今、日語であらためて、一人でも多くの人に伝えることに尽きる。 主な登場人物は三人。一人はハナ・ハイトという女性。もう一人は、ハナの夫であり、病理学者のトーマス・ハイト。そして、もう一人、ハナとトーマス友人である医師のベルンハルト・ラング。トーマスとラングは幼なじみで、大学でも医学を一緒に学んだ。トーマスは研究の道に進み、大学教授(病理学)となり、ラングは臨床の道に進み、開業医となる。トーマスはラングを通じてハナと知り合い、結婚するのだが、周囲の者は、ハナと結婚するのはラングだと思っていた。ラングは結婚せず、

    ナチ政府の「安楽死プロパガンダ映画」が、私たちに教えてくれること(市野川 容孝) @gendai_biz
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2020/08/28
    多発性硬化症の妻が病理学者の夫に「愛してるなら"白痴"になる前に救って」と致死薬を貰うという、自己決定にもとづく安楽死を訴える映画。真逆の安楽死政策。ゲッベルス「最良のプロパガンダは間接的に機能する」
  • 「マイルドな優生思想」が蔓延る日本に「安楽死」は百年早い(斎藤 環) @gendai_biz

    筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性から依頼を受け、医師が薬物を投与して殺害し逮捕された事件で、京都地検は事件に関わった2名の医師を8月13日、嘱託殺人罪で起訴した。報道によればALSの女性は以前から強く安楽死を希望しており、2018年12月にツイッターで被告の医師と知り合ってから、やりとりを重ねていたという。 医師の一人はクリニックを開業しており、メンタルケアや緩和ケアに力をいれ、ホスピスの運営も手掛けていた。2名の医師は、共著で高齢者の安楽死を積極的に推奨するような電子書籍(書名はあえて記さない)を発行していたが、このには以下のようなくだりがあると報じられている。 《認知症で家族を長年泣かせてきた老人、ギャンブルで借金を重ねてや子供を不幸に陥れた老人。そんな「今すぐ死んでほしい」といわれる老人を、証拠を残さず、共犯者もいらず、スコップや大掛かりな設備もなしに消せる方法がある。医療に紛

    「マイルドな優生思想」が蔓延る日本に「安楽死」は百年早い(斎藤 環) @gendai_biz
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2020/08/26
    優生思想は自然なもので意識的な啓発がないと湧き上がってしまう(ヒトラーの中止命令後も続いた障害者などへの野生の安楽死)。生の価値判断は不可能(論理階梯が違う)という前提がなければ優生思想は合理的になりうる
  • 「使えない奴は切ればいい」なぜ日本人はそう考えるようになったのか(熊代 亨,御田寺 圭) @gendai_biz

    一風変わったタイトルのが、いま話題となっている。『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』──。 社会の「暗部」の存在そのものを認めない、目を向けてはならない。そんな意識を強迫的なまでに内面化しつつある私たちの社会は、なにか大きなものを犠牲にしていないか。書の著者で現役精神科医の熊代亨氏と、文筆家の御田寺圭氏が、この「問題の書」がもたらすインパクトを存分に語り合った。 「はみ出す人々」に冷たいこの社会で 御田寺 新型コロナウイルスの感染拡大で私たちが実感したのは、医療や科学が社会秩序の形成、もっと言えば規範の形成に大きな役割を果たしているということです。例えば「クラスター対策班」の主軸として重要な役割を果たした北海道大学の西浦博先生は、「他人との接触8割削減」といったスローガンを提唱し、結果として人々の行動や思考、あるいは規範意識まで変えてしまった。 今回、熊代先生は精

    「使えない奴は切ればいい」なぜ日本人はそう考えるようになったのか(熊代 亨,御田寺 圭) @gendai_biz
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2020/08/06
    現在の精神医療では障害の「治療」≒「就労に結びつける」ことになっていて、定型発達の利をさらに強化する。「不適性検査」も企業に好評。普通の適性検査に障害を炙り出す問題を紛れ込ませリスクのある応募者を除外
  • EU離脱の原点ーー「イギリス版ファシズム」という黒い歴史(河野 真太郎)

    ブレグジットと排外主義 2020年1月31日、イギリスは正式にEUから離脱した。この離脱を問う国民投票が行われたのが2016年6月23日。実に3年半の紆余曲折を経て国民投票の結論は実行に移された。 この投票結果について、当時から現在までずっと繰り返されている説明の「型」がある。それは、EUからの移民労働力によって自分たちが職を脅かされていると考えた「排外主義的な労働者階級」が、移民排斥の意図をもって離脱を支持した、というものである。そしてそれに対し、リベラルで排外主義的ではない「多文化主義的な中流階級」は、EU残留に票を投じた、と。 この説明にはある程度の説得力があるし、数字もそれを裏付けているように見える。例えば、マーケティング・リサーチ企業イプソスによる調査結果を見てみよう。念のため、国民投票全体の結果はEUからの残留支持が約48%、離脱支持が約52%であった(投票率は72%)。イプソ

    EU離脱の原点ーー「イギリス版ファシズム」という黒い歴史(河野 真太郎)
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2020/05/03
    中流階級における"グローバル時代において勝ち組になるためのスキルとしての多文化主義"と新自由主義の接続(勉強のできる中流の子は多様性を身につけ、労働者階級は取り残される「多様性格差」)。
  • 新型コロナ危機に、あなたは「日本人でよかった」と思いますか?(将基面 貴巳) @gendai_biz

    960億円が労働者に支払われた 稿執筆時点(2020年4月6日)では、新型コロナウイルスの感染拡大に揺れる日で、緊急事態宣言がいよいよ秒読みに入ったようである。 私の住むニュージーランドでは、感染者が50人を超えた3月25日に非常事態宣言がなされ、同日午後11時59分より少なくとも4週間のロックダウンに入った。料や薬など必要不可欠な買い物や緊急で病院に赴く場合など一部の例外を除き、外出禁止となった。 翌26日には15億NZドル(約960億円)が、給与支援の対象となるおよそ25万人の労働者に直ちに支払われた。政府の命令に違反するビジネスは少なくとも4000NZドル(約33万円)の罰金、場合によっては3ヶ月から6ヶ月の禁固刑が適用されることとなった。 翌27日には、外出禁止例に違反する個人を厳正に取り締まると政府は言明し、以来、数名の悪質な違反者を逮捕している。こうしたロックダウンは民間

    新型コロナ危機に、あなたは「日本人でよかった」と思いますか?(将基面 貴巳) @gendai_biz
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2020/04/07
    国家にはサービスプロバイダーと神社としての側面があり、神社面を強く意識している人はお賽銭(納税)して願いが叶わなくても文句は言わない。神社面の究極は殉死(国のための戦死)。文化慣習と政府への評価の別。
  • 「人権」と「思いやり」は違う…日本の教育が教えない重要な視点(池田 賢市) @gendai_biz

    多様性を尊重できない教室 今日、「多様性」の尊重・承認は、どの分野においても重要視されている。この点は、教育政策においても、決まり文句のように語られている。しかし、その実態はかなりあやしい。 たとえば、学校教育が、男女という性別をめぐる固定観念・偏見からどれだけ抜け出せているかどうかを考えただけでも、そのことがよくわかるのではないか。世の中では、ようやく「性の多様性」という言い方が一般化しつつあるとはいえ、学校文化はまったくそれに対応していない。 ほかにも、日語指導が必要な外国にルーツをもつ子どもたち、また、さまざまな障害のある子どもたちが安心して学べる環境が未だに整備されていないことを考えても、多様性の尊重が実態を伴っていないことがよくわかる。それどころか、むしろ近年、このような子どもたちを普通学級から排除していく方向が顕著となってきている。 また、不登校の子どもたちに対しても、「別の

    「人権」と「思いやり」は違う…日本の教育が教えない重要な視点(池田 賢市) @gendai_biz
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2020/03/19
    障害や不登校の子を「別の場所を用意するから無理して来なくていいよ」「その子に合った指導を」と普通学級から排除。無理しなければ行けなくなるような学校にこそ問題があるはずなのに子に問題があるかのように。
  • 貯金1000万円から51歳で孤独死…男性は「室内で低体温症」になっていた(菅野 久美子) @gendai_biz

    部屋に暖房がなかった 年間孤独死約3万人、孤立状態1000万人――。これがわが国の偽らざる現実だ。壮絶な「死」の現場から見える、日社会の闇をリポートする。 「弟は、孤独そのものだったと思います。親族だからこそ、あいつは孤独だったという印象を持っていますね。あいつの人生をずっと見てきたから。友達もいないし、仕事もほとんど無くなって、ここ数年は家の中にひきこもっている状態でした」 そう言って、紺野功さん(60歳)はうなだれた。 まだまだ寒さが骨身に染みる2月某日――都内の1LDKのアパートの一室で、システムエンジニアである紺野功さんの弟(51歳)は孤独死していた。 警察によると、死因は低体温症で死後1週間が経過。警察は「数日間は意識のない状態で生存していた可能性がある」と紺野さんに告げた。 「低体温症って、雪山に行ったときになるイメージがあったんですけど、部屋の中でも室温や体温が影響して起こ

    貯金1000万円から51歳で孤独死…男性は「室内で低体温症」になっていた(菅野 久美子) @gendai_biz
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2020/03/02
    発見されるまでの平均日数は全体で17日、30日以上経過してから発見される割合は14.3%。4割が60歳未満。男性が約8割。第1発見者で最も多いのが不動産の管理会社・オーナーで27%超。少額短期保険協会のレポート。
  • なぜ江戸幕府はオランダの高性能な消火ポンプを導入しなかったのか?(フレデリック・クレインス)

    いよいよ年の瀬。皆様にとって今年はどんな1年でしたでしょうか? 来年はオリパラもあり、大変にぎやかな年になりそうです。講談社現代新書も、変わらず「おもしろくて、ためになる」新書作りに邁進して参ります。 2019年最後の記事は『江戸の災害』を上梓されたフレデリック・クレインス氏による「江戸と消火ポンプ」についての解説です。消火ポンプは17世紀にオランダで開発され、江戸幕府に持ち込まれました。しかし、幕府はこれを拒みます。その理由とは? さあ、年末年始は火の用心! 私が日で経験した火事 2017年冬のある日曜日の早朝、私は自転車で出かけた。自宅は京都の路地街にある。大きな通りに出るまではいくつかの狭い小道を通り抜けなければならない。進むにつれて、次第に濃い煙りに囲まれるようになり、目の前がまったく見えなくなった。 「これは霧ではない。火事かもしれない」。そう考えて、来た道を折り返した。しばら

    なぜ江戸幕府はオランダの高性能な消火ポンプを導入しなかったのか?(フレデリック・クレインス)
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2019/12/31
    画期的発明で欧州を席巻し日本での実演も庶民・奉行と好感触→日本側から献上品から外すよう指示。大名火消し(戦なき時代の戦闘行為であり将軍へのサービス)等破壊消防が主のシステムの抜本的な変化を嫌ったと推測。
  • 「私には家族の物語がない」フィンランド34歳女性首相、驚きの人生(岩竹 美加子) @gendai_biz

    「私には家族の物語がない」フィンランド34歳女性首相、驚きの人生 レインボーファミリー育ち、小学生でデモ… 小学生でデモ、20代で政治に目覚めた 最初の政治的な行動は、小学生のときだった。 90年代後半に、学校のすぐ横にある森が伐採されることになった。森は子ども達の遊び場で、住民にも親しまれていた。マリンは、友達2人と一緒に学校から森へつながる道を何度も往復、行進した。フィンランドの国歌、「私達の国」を歌いながら。それが、マリンの最初のデモであり、社会に影響を与えるための行動だった。 学校も、伐採をやめるよう行政に働きかけたが、森は伐採されてしまった。でも、気を落とさず、 友達と一緒にそこに何か苗木を植えた。そのとき、学んだのは、自分たちが負けて森が失われたのではない、ということ。その後、何をしていくのかについて、自分は影響を与えられるということだった。 だが、 政治の世界に進むとは思っ

    「私には家族の物語がない」フィンランド34歳女性首相、驚きの人生(岩竹 美加子) @gendai_biz
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2019/12/22
    "フィンランドには、「社会人」という概念はなく、学生と社会人という二分化もない。その両方であったり、その間を行き来したりしながら暮らしていける。"
  • 「私には家族の物語がない」フィンランド34歳女性首相、驚きの人生(岩竹 美加子) @gendai_biz

    「私には家族の物語がない」フィンランド34歳女性首相、驚きの人生 レインボーファミリー育ち、小学生でデモ… 「社会人」という概念がない フィンランドでも、親の教育レベルと子どもの教育レベルは関連する傾向がある。マリンには、ロールモデルがいなかった。しかし、幼少時代から、将来は大学に行って勉強したいと思っていた。家族の中で、高校を卒業し大学に行ったのは、マリンが最初である。 中学時代の成績は振るわなかったが、ギリギリで高校に入学できた。フィンランドに受験はなく、中学の成績で進学先の高校が決まる。高校と職業学校、2つの選択肢があり、それぞれ約50%の進学率である。 2004年に高校卒業試験に合格。卒業後は、デパートやお店のレジで働いた。高校卒業後、すぐに進学せず、充電期間を設けたり旅行に行ったり、アルバイトで働いたりするのは、フィンランドでは珍しくない。 2007年、タンペレ大学に入学し、アル

    「私には家族の物語がない」フィンランド34歳女性首相、驚きの人生(岩竹 美加子) @gendai_biz
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2019/12/22
    タンペレ大学に入学し、アルバイトをしながら勉強。"学習ローンは国が保証人なので、親や親戚が保証人になる必要はない。でも、マリンはお金を借りなかった。借金は返せないかもしれない、と思ったから"
  • 「私には家族の物語がない」フィンランド34歳女性首相、驚きの人生(岩竹 美加子) @gendai_biz

    「私には家族の物語がない」フィンランド34歳女性首相、驚きの人生 レインボーファミリー育ち、小学生でデモ… 家族の物語がなくとも… マリンは、1985年、首都ヘルシンキで生まれた。 父はアルコール依存症で、幼いとき、両親は離婚。子どもの頃から、父とはコンタクトはなく、 父の親戚についても知らないという。 フィンランドでは、離婚後も両親が養育に関わるのが普通で、養育費支払いの義務もある。全くコンタクトがないというのは通常ではなく、父に何か大きな問題があったことを意味する。 マリンの母は労働者階級出身で、 児童養護施設で育った。15歳のとき、一人住まいを始めて働いた。様々な職につき、失業していたこともある。離婚後は、女性のパートナーと同居。母方の祖父母は亡くなっており、親戚も少ないという。 マリンは7歳のとき、母とそのパートナーと共に、フィンランド第3の都市タンペレに近い小さな地方自治体に移り

    「私には家族の物語がない」フィンランド34歳女性首相、驚きの人生(岩竹 美加子) @gendai_biz
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2019/12/22
    父はアルコール依存症で幼いとき離婚後コンタクトはない。母は児童養護施設で育ち15歳から一人暮らしで様々な職につき、離婚後は同性パートナーと同居。祖父母は亡く親戚も少ない。家族で大学に行ったのはマリンが初
  • 「私には家族の物語がない」フィンランド34歳女性首相、驚きの人生(岩竹 美加子) @gendai_biz

    現職として「世界最年少首相」が誕生 2019年12月10日、フィンランドで34歳の女性首相が誕生した。 新首相のサンナ・マリンは、現職として世界最年少の首相である。 マリンは、5つの政党から成る連立内閣の第一党、社会民主党の党首でもある。5つの政党(社会民主党、左翼同盟、中央党、緑の党、スウェーデン人民党)の党首は全員女性で、年齢は32歳と34歳が2人、55歳が1人(註 スウェーデン人民党は、スウェーデン語を母語とする少数派フィンランド人の党)。この内閣を形成するのは、女性12人、男性7人の大臣である。 若い女性の首相であることに加えて異色なのは、マリンが、母とその同性パートナーのレインボーファミリーで育ったことだ。7色のレインボーは、LGBT(レスビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスセクシュアル)のシンボルカラー。フィンランドでは、LGBTの家族、特にレスビアンとゲイの家族は、レイン

    「私には家族の物語がない」フィンランド34歳女性首相、驚きの人生(岩竹 美加子) @gendai_biz
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2019/12/22
    "「~祖父母、父母、自分と続く世代の繋がりがなくて、断ち切られたようにこの世に生まれてきた」""でも、ルーツがないことを悲しまない。自分の出自に囚われすぎないほうが良い、と語る。"
  • なぜ日本人はこれほどまでに天皇を「尊敬」しているのか(河西 秀哉) @gendai_biz

    人の意識はどう変わったか 昨年8月の明仁天皇による「おことば」の発表以来、天皇制に関する関心は以前にも増して高まっている。とはいえ、天皇制が存在感を高めてきたのは、この10数年の一貫した傾向であると思われる。 それはNHKが5年ごとに行っている「日人の意識」調査から、知ることができる。この調査は同じ質問、同じ方法で世論調査を行っており、まさに「日人の意識」を定点観測的に理解できるデータである。 1973(昭和48)年に第1回の調査が行われ、直近では2013(平成25)年に、16歳以上の5400人に対して第9回目の調査が行われた(https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/yoron/social/pdf/140520.pdf)。 そのなかに、「あなたは天皇に対して、現在、どのような感じをもっていますか。リストの中から選んでください」という質問がある。

    なぜ日本人はこれほどまでに天皇を「尊敬」しているのか(河西 秀哉) @gendai_biz
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    kusukusunoki 2019/12/19
    NHKが1973年から5年毎に行っている「日本人の意識」。対天皇意識で73年は無感情43%尊敬33%好感20%。88年で無感情47%尊敬28%好感22%。89年の即位を経た93年は無感情34%尊敬21%好感43%と好感が急上昇。13年は無感情28%尊敬34%好感35%
  • 追悼 予備校講師「金ピカ先生」が我々だけに語った「最期の言葉」(週刊現代) @gendai_biz

    まずは、先日亡くなった「金ピカ先生」こと佐藤忠志さん(享年68)のご冥福を心からお祈りしたい。 我々は8月末日、「かつて一斉を風靡した人びとに、近況を尋ねに行く」という趣旨の取材で佐藤さんのもとを訪れていた。佐藤さんは快く応じてくれたが、かつてから変わり果てた生き様には、「人生とはいったいなんだろうか」と、深く考えさせられるものがあった。追悼の思いを込めて、その日のことを振り返る。 取材・文 齋藤剛(『週刊現代』記者) 時代の寵児を探し求めて 「最近、金ピカ先生見ないね」「何年か前に選挙出ていたけど、いまなにをしているんだろう」きっかけは、そんな会話だった。 いまやタレント予備校講師といえば、「いつやるの? いまでしょ」のフレーズでブレイクした林修先生(54歳)の印象が強い。だが一定以上の世代からすると、真っ先に思いつくのは、やはり「金ピカ先生」だろう。 派手なスーツに18金の腕時計や、ネ

    追悼 予備校講師「金ピカ先生」が我々だけに語った「最期の言葉」(週刊現代) @gendai_biz
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    kusukusunoki 2019/09/28
    5月から生活保護。食事もほぼ取らずコンビニ焼酎と煙草。"身体中が痛くて痛くてたまらない。全体的に弱っていて、最近は一日中ベッドで寝ているんです。でも、デイケアセンターの人が週に2回来て面倒を見てくれる"
  • 世代交代が一気に進む将棋界で、羽生世代の強豪がいま思うこと(大川 慎太郎)

    このままだと、2019年度は羽生世代の棋士たちが31年ぶりにタイトル戦に出ない年度となってしまう――。羽生善治九段らに対し、将棋ソフトへのスタンスや思いを尋ねたインタビュー『不屈の棋士』(講談社現代新書)の著者で、将棋観戦記者の大川慎太郎氏が、今度は羽生九段を中心とする羽生世代に関する記事を、講談社の月刊PR誌「」に連載中だ。なぜ、羽生世代はこれほど強く、長期間にわたって活躍できた(している)のか? 定跡を一から作ってきた棋士たちの痛恨と自負に迫った――。 奨励会試験は一次より二次のほうが楽だった!? 私が講談社の月刊PR誌「」に寄稿している連載「証言 羽生世代」のインタビュー初回(9月号)には、羽生世代のド真ん中を行く棋士に出てもらおうと思っていた。 郷田真隆。 先日の記事でも記したように、羽生善治と同学年で棋士養成機関である奨励会の入会も同期だ。タイトル獲得通算6期の強豪で、将棋

    世代交代が一気に進む将棋界で、羽生世代の強豪がいま思うこと(大川 慎太郎)
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    kusukusunoki 2019/08/30
    なぜ羽生世代がダントツの実績を残したか?郷田「まず単純に子どもの数が多かったことが考えられますよね。〜」
  • 2022年、タワマンの「大量廃墟化」が始まることをご存じですか(週刊現代) @moneygendai

    リタイア世代から外国人家族まで、さまざまな人が住むタワマン。最大のネックは「修繕費」の問題で、見て見ぬふりをしているうちにタワマンが廃墟になってしまった、という可能性もあるのだ。 「修繕ラッシュ」が来た 都心の最高級リゾートをあなたの手に――。 東京湾を望む一棟のタワーマンション。歯の浮くようなコピーに夢を抱き、当時は購入希望者が殺到した人気レジデンスだったが、いまは見る影もない。 築15年、400戸近いマンションに、現在の居住者は3割にも満たない。外壁に割れが目立ち、エントランス前は雑草が伸び放題になっている。 ジムやバーなどの共用部は閉鎖されて数年が経つ。次のマンションの頭金にもならないほど資産価値は下がり、引っ越すこともできず、逃げ場を失った人たちがただ住んでいるだけ……。 いま、タワマン人気はピークにある。不動産経済研究所の調査によると、'08年から'17年の10年間で、首都圏には

    2022年、タワマンの「大量廃墟化」が始まることをご存じですか(週刊現代) @moneygendai
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    kusukusunoki 2019/08/17
    首都圏08~17年で高層マンション(20階以上)341棟、11万1722戸。エルザタワー55(98年竣工川口市650戸55階高さ185m)が15年に初大規模修繕工事(2年間12億円戸当り185万円)。07年の修繕委員会設置から10年。30年後以降は設備系でさらに要
  • この社会はガチすぎる…「レンタルなんもしない人」が求められる理由(山本 ぽてと) @gendai_biz

    フォロワー22万人超、「レンタルなんもしない人」とは何者か? 離婚届の提出に同行、裁判の傍聴席に坐る……「なんもしない」サービスがなぜ今の日社会で求められているのか? 初著書『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』も売れに売れている中、『居るのはつらいよ』で話題の臨床心理士・東畑開人さんとの特別対談!(青山ブックセンターにて6月16日収録) 「なんもしない」は、反社会的? 「なんもしない人(ぼく)を貸し出します。常時受付中です。国分寺駅からの交通費と、飲代等の諸経費だけ(かかれば)ご負担いただきます。お問い合わせはDMでもなんでも。飲みいと、ごくかんたんなうけこたえ以外、なんもできかねます。」 (「レンタルなんもしない人」Twitterプロフィールより) 東畑:このトークイベントに、ぼくは怯えながらやってきました。企画書を見るとレンタルなんもしない人さんは、「ごくかんたんなうけ

    この社会はガチすぎる…「レンタルなんもしない人」が求められる理由(山本 ぽてと) @gendai_biz
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    kusukusunoki 2019/08/14
    社会に「居るだけ」では人は赤字=マイナスとみなされる怖ろしさ。「なんもしない」サービスと「居るだけ」の価値。レンタルの約束で人が「来る」の意味。身内では深刻になる引越しの見送りも「遊びの感覚」になる。
  • フランスでも衰退? 哲学教育の危機(西山 雄二)

    フランスの高校では哲学が必修科目で、バカロレア(大学入学資格)試験にも出題されるなど、伝統的に哲学教育は中等教育の要をなしてきた。 しかし、現在、高校と大学のより適切な連携を目指すべくカリキュラムとバカロレア試験の改革がおこなわれており、哲学教育の衰退が懸念されている。 フランスの教育制度では、哲学を花形として、人文学の伝統はむしろ尊重されてきた。だが、そんなフランスにおいてさえ、現在の社会状況を踏まえて、人文学の教育制度が大きく変容しつつある。 日では近年、人文学の危機が指摘されている。私たちが参照するべき事例として、フランスが人文学の活力をいかに保持しようとしているのか、その現状をリポートする。 高校で習う哲学――フランスの教育の伝統 「時間から逃れることはできるか」 「芸術作品を解釈することは何の役に立つのか」 「ヘーゲル『法の哲学』からの抜粋の説明」 これは、フランスの2019年

    フランスでも衰退? 哲学教育の危機(西山 雄二)
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    kusukusunoki 2019/08/08
    高校生総数に占める文系の割合は14.5%→8.1%に激減。今回のバカロレア改革で文系・社会経済系・理系のコース分けは廃止。総得点に占める哲学の割合は、文系なら15%→8%、工業系は4%になる。
  • 和歌山毒物カレー事件「死刑囚の息子」がすべての人に伝えたいこと(田中 ひかる) @gendai_biz

    「和歌山毒物混入カレー事件」の“犯人”として死刑判決を受けた林眞須美(58歳)。その長男(31歳)が、今夏、『もう逃げない。~いままで黙っていた「家族」のこと~』を上梓した。 同書には、両親の逮捕後に入所した児童養護施設での生活、高校時代に受けた侮蔑、中傷、卒業後の不当な解雇や婚約破棄など、綿々と続く苦難が余すところなく綴られている。なかでも、児童相談所の一時保護所や児童養護施設での経験には目を覆いたくなる。 痛ましい児童虐待のニュースが絶えない昨今、児童相談所の対応が問題視されているが、対応のみならず、一時保護所や児童養護施設の内実にも目を向ける必要がある。 バカにするかのように笑われた 1998年7月25日に発生した「和歌山毒物混入カレー事件」。2ヵ月半後の10月4日早朝、警察は事件現場付近に暮らす林健治、眞須美夫を別件逮捕した。 このとき、自室でまだ眠っていた当時小学校5年生の林家

    和歌山毒物カレー事件「死刑囚の息子」がすべての人に伝えたいこと(田中 ひかる) @gendai_biz
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    kusukusunoki 2019/07/30
    逮捕の日小5の長男は児相へ行くから一週間分の着替えを用意するよう言われた。釣竿を持つと女性警察官に「そんなん持っていくな。釣りなんかもう一生でけへんで」と怒られた。児相では男子が一斉に殴りかかってきた