『ハーバードメディカルスクール式 人生を変える集中力』(ポール・ハマーネス、マーガレット・ムーア、ジョン・ハンク:著、森田由美:訳/文響社) やるべきことが目の前にあるのにスマホばかり見てしまう。3つの仕事を同時に進めようとして、1つも終わらない。そそっかしい単純ミスのせいで実力が発揮できない。どれも多くの人が日常ではまってしまう落とし穴ではないだろうか。特に、ADHD(注意欠陥多動性障害)(※注)の傾向を持つ人の日常には、死活問題となるようなレベルでこの類の落とし穴は出現する。その人がADHDかどうかの線引きは、簡潔に言うならば「症状の程度の問題」である。言い換えると、ADHD患者ではない人にも、ADHD患者と同じ失敗を犯す可能性は十分にあるのだ。たとえば、恋人と大喧嘩をした後にイライラしたままの状態で車を運転すると、不注意による運転ミスを引き起こす確率は普段よりも上がる。 ※注)ADH
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