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ブックマーク / thinkit.co.jp (13)

  • データ中心設計(DOA)に基づいたデータモデリング

    はじめに 前回のシステム開発のドキュメントフロー図では、次の3つのデータモデルが出てきました。 要件定義工程:「概念データモデル」基設計工程:「論理データモデル」詳細設計工程:「物理データモデル」 これらのデータモデルとは、いったいどのようなものなのでしょうか。今回は、データ中心設計(Data Oriented Approach)の考え方に則ったデータモデルを理解した上で、現代におけるデータモデリング手法について解説します。 データモデリングとは データモデリングとは「データを構造的に整理し、ビジュアルなモデルに表現することにより、データを効率的に扱えるようにすること」です。 みなさんは“Data is the new oil”という言葉を聞いたことがありますか? クラウド→ビッグデータ→AIといった最近の技術トレンドを背景にデータの重要性が強く認識され、それを端的に表す言葉として最近よ

    データ中心設計(DOA)に基づいたデータモデリング
  • 注目のSPIFFE、その概要とKubernetesへの導入方法

    はじめに 「KubeCon + CloudNativeCon」でのセキュリティに関するセッションで紹介されたり、IstioをはじめとしたService MeshプロダクトのWorkload Identityとして採用されたりと、最近になりCloud NativeコミュニティでSPIFFEの名を耳にすることが多くなってきました。記事では、SPIFFEが求められた背景やSPIFFEの概要、Kubernetesへの導入方法などを紹介していきます。 SPIFFEが求められた背景 マイクロサービスアーキテクチャ、コンテナオーケストレーター、クラウドコンピューティングのような分散システムを利用している環境では、サービスのスケーリングなどに伴いノードやアプリケーションが頻繁かつ動的に分散配置されるため、アプリケーションに割り当てられるIPアドレスが短期間で変化してきます。 このような環境では、ネットワ

    注目のSPIFFE、その概要とKubernetesへの導入方法
  • Kubernetes上のアプリケーション開発を加速させるツール(2) Telepresence

    Goアプリケーション*4など、静的リンクしているバイナリでは利用できないsuidしたバイナリはTelepresence Shell内で動作しない/etc/resolv.confをパースするようなカスタムDNSリゾルバ、自身に対するDNS lookupは動かない *2:全制約事項についてはa href="https://www.telepresence.io/reference/methods" target="blank">公式ページを参照してください。 *3:LinuxのLD_PRELOADとmacOSのDYLD_INSERT_LIBRARIESを利用した方法で、詳細はこちらのブログで詳しく解説されています。 *4:go buildではなくgccgoによるビルドやGODEBUG環境変数でnetdnsのリゾルバをcgoに変更するなどのワークアラウンドは存在しますが、非推奨です。 *5:--

    Kubernetes上のアプリケーション開発を加速させるツール(2) Telepresence
  • 注目のOpen Policy Agent、その概要とKubernetesでの活用事例

    はじめに Kubernetesコミュニティにおいて、ここ数年で国内外の企業がOpen Policy Agentを導入しているという話を耳にすることが多くなってきました。今回は、KubernetesをはじめとしたCloud Native技術には触れているが、Open Policy Agentにはまだ触れたことがない方向けに、その概要や仕組み、Kubernetesでの活用事例などを紹介します。 なお、ここで扱うOpen Policy Agentの情報は執筆時点(2020年4月26日現在)での最新バージョンv0.19.1に基づいたものとなります。 Open Policy Agentとは Open Policy Agent(以下、OPA)はオープンソースの軽量かつ汎用的なポリシーエンジンです。ポリシーをコードとして管理する(Policy as Code)ためのポリシー言語Regoと、アプリケーショ

    注目のOpen Policy Agent、その概要とKubernetesでの活用事例
  • Kubernetes 1.18の新機能を学び、使ってみよう

    はじめに Kubernetes 1.18(以降、1.18)が2020年3月24日にリリースされました。ここではリリースノートで紹介された5つの注目機能に加えて、筆者が注目するHorizontalPodAutoscalerのspec.behaviorフィールドの追加、ノードローカルDNSキャッシュ、Pod StartupProbeを紹介し、最後にStartupProbeを試していきます。 Kubernetes 1.18注目の新機能 最初に1.18リリースノートにおける5つの注目機能について、それぞれ解説します。 Topology Manager(ベータ) Topology Managerは、NUMA(Non-Uniform Memory Access、ヌマ)の環境において、コンテナの使用するCPUとデバイスの同一ソケット(NUMAノード)への割り当てを可能にします。Topology Mana

    Kubernetes 1.18の新機能を学び、使ってみよう
  • KubeConChinaで見たKubernetesエコシステムを支えるツールたち

  • CNCF、Prometheus as a ServiceのCortexをサンドボックスプロジェクトとして採用

    CNCFはWeaveworksが開発を進めるPrometheus as a ServiceのCortexを、サンドボックスプロジェクトとして採用。コンテナ監視のスケールアウトを目指す。 クラウドネイティブなコンピューティングを実現するためのソフトウェアスタックを推進するCloud Native Computing Foundation(以下、CNCF)は、マルチテナント型のモニタリングサービスを実現するCortexを、サンドボックスプロジェクトとして採用したことを発表した。 参考:CNCFのリリース:CNCF To Host Cortex in the Sandbox これはWeaveworksが開発を進めている監視ソリューションであるCortexを、CNCFのプロジェクトとしてホストすることを決定したというものだ。 Weaveworksのブログにあった言葉を用いてシンプルに表現すると、C

    CNCF、Prometheus as a ServiceのCortexをサンドボックスプロジェクトとして採用
  • Japan Container Days、CNCFのCTOが語るクラウドネイティブへの道

    コンテナー含むクラウドネイティブなシステムに関するカンファレンス、「Japan Container Days v18.04」に参加したCNCFのCTOにインタビューを行った。 Japan Container Days v18.04のレポート、今回はCloud Native Computing Foundation(CNCF)のCTOであるChris Aniszczyk氏のインタビューをお届けする。筆者も企画時点から関わった今回のカンファレンス、構想の時点では「今回は日のユースケースを中心にしてセッションを構成しよう」というアイデアで進行していた。しかしCNCFに対して打診してみると、CTOであるAniszczyk氏が来日して講演してくれるという結果になった。率直に言って想定外のことであったため、同時通訳をつけて日語でお届けするところまで手が回らず、セッションは英語のまま行ってもらうこと

    Japan Container Days、CNCFのCTOが語るクラウドネイティブへの道
  • パイプラインベースのCI/CDツール、Concourseとは?

    CI/CDにおける「Jenkinsおじさん問題」を解決するConcourseとは? 開発をリードするPivotalのエバンジェリストにインタビューし、その特徴や背景を聞いた。 モダンなソフトウェア開発においては、ウォーターフォールモデルではもう限界だと叫ばれて久しい。その理由として、「素早くソフトウェアをリリースできない」「変化に対応できない」などが挙げられる。そこで素早く開発して細かくリリースするアジャイル開発がもてはやされている。また開発と運用をひとつながりのプロセスとして素早く開発と実装を回すDevOpsも、NetflixAmazonなどで実際に利用されていることは業界では常識だ。しかしソフトウェアの開発プロセスをもう少し詳しく見るとコーディングからビルド、テストなどのプロセスをいかに自動化するか? の部分に大きな進展があることに気づく。いわゆる継続的インテグレーション(CI)、継

    パイプラインベースのCI/CDツール、Concourseとは?
  • 自動化・省力化のためのSerf入門

    Serfが必要とされる理由 複数のサーバ環境上で、一斉にセットアップ用やデプロイ用のコマンドを実行したり、バージョン番号の確認を行ったりするためには、どのような方法が最適でしょうか。管理対象が数台程度であれば、毎回手打ちでSSHログインを実行し、コマンドを実行する方法もありでしょう。 しかし、その作業が同じ手順の繰り返しである場合や、システムにおける作業対象が十数台~数百台まで増えたとしたらどうでしょう? 人の手で行うとなると、作業にかかる時間が増える上に、作業ミス発生のリスクも高まります。ミスを防ぐためには、チェックの仕組みも必要となります。たとえそれが単純な作業だったとしても、システム全体としては非常に面倒なものになりがちです。 このような問題を解決するためのツールとして、parallel-sshが挙げられます。parallel-sshは名称の通り、ある環境上から対象となるサーバ群に対

    自動化・省力化のためのSerf入門
  • OpenStackで始めるクラウド環境構築入門(Icehouse対応)

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  • OpenStack最新情報セミナーレポート

    2014年8月7日(木)に、日仮想化技術株式会社主催の「OpenStack最新情報セミナー」が開催されました。このセミナーは、オープンソースのクラウド構築ソフトウェア「OpenStack」に関する最新の情報を提供するために、大体2ヶ月に1回、定期的に開催されており、今回が6回目の開催となりました。 現在は、技術者向けのセミナーを行う「昼の部」と、ややビジネス向けにOpenStack関連のビジネスを行っている企業からのプレゼンテーションが聞ける「夜の部」の2部構成で開催されています。ここでは、昼の部の技術セミナーのポイントをレポートします。 セミナーで使用された資料は公開されているので、是非ダウンロードしてみてください。また、セミナーの様子はUstreamで中継されており、録画を見ることもできますので、合わせてご覧ください。 [セミナーの情報および資料ダウンロード] http://virt

    OpenStack最新情報セミナーレポート
  • 第4回 Aptana Studio始めました | Think IT

    Eclipseから始めるあなた 最終回の今回は、オープンソースの統合開発環境「Eclipse」と、Drewmweaverに取って代われる存在ともいえる「Aptana Studio」を紹介しましょう。 筆者がAptana Studioを始めたきっかけは、諸先輩方からのアドバイスです。Webデザインだけでなくプログラミングもこなすような仕事が増えてきたころ、PHPを書く場合に何かいいアプリケーションがないかと探しており、EclipseとプラグインのAptana Studioを勧められたのです。 Eclipseは、プラグインの追加でいろいろな言語を記述することもできるし、何よりオープンソースであるところもいいところだと思います。今回は、まだEclipseを使ったことがない方のために、導入方法から紹介していきましょう。 EclipseではWindowsLinuxMac OS Xほか多数のプラッ

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