MDMAを所持したとして女優沢尻エリカ容疑者(33)が麻薬取締法違反容疑(所持)で警視庁に逮捕された事件で、尿検査の結果、MDMAなどの違法薬物の成分が検出されず、「使用」に関しては“シロ”だったことが20日、分かった。陰性という結果に加え、所持量も多くないことから「所持」に関しても不起訴になる可能性も浮上した。一方、違法薬物と認識して所持していたことが証拠として明らかになれば、法律の専門家は「起訴される可能性は高い」と指摘した。 薬物を摂取した場合、体内から完全に抜けるまでの時間はその種類や検出部位によっても変わってくる。一般的に大麻は尿検査で7~30日と言われる。コカインは3~4日、LSDは1~3日、MDMAは2~3日。ただし、排出される時間には個人差があり、体格や使用量、常習性によっても変わってくる。