2006年2月15日のブックマーク (4件)

  • MIYADAI.com Blog - 「まぶだち」キム・ギドク監督に関係する原稿です

    ──────────────────────── 映画うつせみ(空き家)』に、キム・ギドク監督の“「シニフィアンの戯れ」を享受する「幽霊」になるべく「激烈な痛み」を体験せよ!”という煽動的メッセージを見る ──────────────────────── ■昨年12月にNHK大阪で『第二回・日韓若手文化人芸術家シンポジウム』の収録があった。監督とは三時間収録の番組内で一時間、打ち上げの席で一時間ほど、ほぼ一対一で話し合えた。番組では「キム・ギドク作品から見た日韓映画の現状」を監督と話し合った。 ■この主題設定は不可解だろう。キム・ギドク作品の韓国での観客動員は十万前後。ヒット作品の動員数が数百万から一千万を越える(人口四千八百万人)韓国では、マイナーだ。幾つもの映画祭を席巻し、最近作が数十カ国で公開されているというのは、国外での話だ。 ■経歴も風変わり。映画の専門教育を受けていない。高卒

    kwkt
    kwkt 2006/02/15
    『「幽霊」になれ、と奨励する。...〈社会〉的に死なないと、「シニフィアンの戯れ」(奇蹟!)を享受し、或いは他人に享受させる、「幽霊」にはなれない。』
  • MIYADAI.com Blog - 限界の近代・限界の思考 〜境界の正当性を巡って〜

    【UFOの意味論が指し示す危機】 ■興味深いが上梓されました。アメリカ文化の研究者である木原善彦氏の『UFOとポストモダン』(平凡社新書)です。このが興味深いのは、私たちが考える「現実の地平」がどんなものであるのかを、豊富な実例を元に考えさせてくれるからです。 ■木原氏は、見田宗介&大澤真幸&東浩紀による時代区分「理想の時代/虚構の時代/動物の時代」に並行して、UFOの意味論(木原氏は「UFO神話」と呼びます)を、「前期UFO神話/後期UFO神話/ポストUFO神話」に時代的に三区分します。 ■前期UFO神話の時代は1947年から始まり、後期UFO神話の時代は1973年から始まり、ポストUFO神話の時代は1995年から始まります。宇宙人の存在の如何は別にして、各意味論の要素が大きく異なるところから、各段階に対応する社会を見通せるとします。 ■宇宙人の形象に注目すると、「前期〜」は「白人型

    kwkt
    kwkt 2006/02/15
    『我々の「境界線をめぐる困難」』
  • 後出しジャンケン - 双風亭日乗はてな出張所

    ライブドア事件について、ライブドアのwebページで、山形浩生さんがコメントしています。 → http://blog.livedoor.jp/ld_opinion/archives/50214752.html 東浩紀さんが『論座』3月号へ寄稿した文章について、「ホリエモンに夢を託すのは現実逃避だ、とかいうどうしようもない後出しじゃんけんも甚だしい駄文を書いていますが」と酷評。とりあえず、いい悪いは抜きにして、現在活躍している言論人で、これだけズバッと書ける人はあまりいません。貴重だと思いました。尊敬しております、山形さん。 たしかにホリエモンの評価については、後出しジャンケンが多いですね。ワイドショーのコメンテーターなんて、超・後出しジャンケンで物をいっています。あれだけ便利にホリエモンを使っていたテレビ局も、そのことにはほおかむりをして後出しジャンケン。自民党の人たちも。一部の新聞・雑誌も

    後出しジャンケン - 双風亭日乗はてな出張所
    kwkt
    kwkt 2006/02/15
    ライブドア事件後の「後出しジャンケン」的批判の横行について
  • Freezing Point:『「ニート」って言うな!』について

    chiki(id:seijotcp)さん、井出草平(id:iDES)さんと読書会チャットを行い(1月末)、多くを学んだ*1。 この自体は、ゆがんだ言説の横行に対する重要なカウンターであり、ぜひとも流通してほしい。 ▼私としては、「ひきこもり」に固執する立場から批判的なことを言わざるを得ないが、その批判を通じてこそ見えてきたものもある。 *1:このをめぐる私のエントリーの多くに、お二人の見解が反映されている。 もちろん、当blogにおける見解主張の責任は私にある。【私たち3人の見解は、いくつかの点で相互に対立した。】 『「ニート」って言うな! (光文社新書)』の中心事業は、あくまで「歪んだ言説の吟味」(それ自体はきわめて重要な仕事)*1にある。 一方的な偏見がなくなることは、苦しみを大いに軽減させる。しかし、それは問題のすべてではない。 ▼内藤朝雄(id:suuuuhi)氏は、「ニート

    Freezing Point:『「ニート」って言うな!』について
    kwkt
    kwkt 2006/02/15
    『「ニート」って言うな!』から明確化した『個人の「非社会」的あり方(「反社会」でも「脱社会」でもなく)』