はじめに 先日RubyKaigi 2024 in 沖縄に一般参加しました。初めてのRubyKaigi参加でした。 ある程度私にも理解できて、かつ印象に残った9セッションの概要と感想を書きます。余談はトグルで折りたたんでおきました。 Rubyの使用歴は5年くらいですが、Ruby自体の内部仕様には全く詳しくありません。アルゴリズムと語学が好きなので (得意ではない😭)、アルゴリズムや英語セッションの話がやや多めです。 参加のきっかけ 参加したきっかけは、Ruby on Railsを使った開発歴も5年くらいになったので、コミッターの発表を見て更に言語知識を深めたり、日々の開発のモチベーションを高めたかったからです。 と言いたいところですが、正直に言うとノリです。前前前職で一緒だったエンジニアの友人2人とオールナイトでマリオカートをしていたら "RubyKaigi沖縄だから行くしかない!" とい
RubyKaigi 2023で「Make Regexp#match much faster」という発表をします、@makenowjust です。この発表では、ReDoS対策のためにRuby 3.2で導入された、正規表現マッチング (Regexp#match) の メモ化による最適化 について解説します。 さて、発表の中に次のようなスライドがあります。 このスライドはRubyの正規表現がいかに強力かを説明するためのもので、例として「2進数の足し算を計算する正規表現」を示しています。 また、このツイートで使っている正規表現も、実はこの正規表現です。 今回の記事では、この「2進数の足し算を計算する正規表現」の解説をしていきたいと思います。 「2進数の足し算を計算する正規表現」 コピペがしやすいように、スライドの画像ではなくテキストのコードで上の正規表現を出しておきます。 RE = /(?<s>[
タイトルは釣りで、実際には2023/05/11-13に長野県松本市で行われたRubyKaigi2023についてのポエムです。 私が松本市在住ということもあり、ローカルオーガナイザーというカッコいい肩書をもらって、運営のお手伝いをしていたので、少し奇をてらって自作○○入門という書き方をしています。 具体的には、ノベルティ周りの受発注、ヤタイなど地元企画の持ち込み、一部おやつの受発注、Day0イベントのKeebKaigiの企画などを担当していました。 公式ノベルティ ボクが担当した公式ノベルティについてのコンセプトについての駄文を残しておきます。 デザインはもちろんあつみさんが作ってくれるのですが、 1000個とか作るのでいろんな業者さんに納期などの調整を半年くらい前からに連絡して、 断れれたりもしながら参加者に面白がってもらえそうなものを企画しました。 書いていて思いましたが、通常「喜んでも
2023年5月11日~13日に長野県松本市 まつもと市民芸術館で開催される RubyKaigi 2023 参加者のための交通アクセスのご紹介です。 東京方面特急あずさ新宿駅と松本駅を結ぶ中央東線『特急あずさ』が便利です。一部の列車が千葉始発、東京駅経由となります。新宿駅から最短2時間半で松本に到着します。2019年のダイヤ改正で特急あずさの自由席は廃止されました。全車両指定席のみとなります。「座席未指定券」というものがありますが、時間に余裕をもって事前に座席指定を受けることをお勧めします。また6枚つづりのお得な回数券「あずさ切符」も廃止されました。 ちなみに特急あずさにWiFiサービスはありません。というか携帯電話やFMラジオの電波すら途切れる区間が存在します。100年以上前(1991年)に東京から名古屋まで全線開通した歴史ある路線のため、車窓からの眺望はいいですが時々シカやタヌキを跳ね飛
2006年からほぼ毎年、日本で開催されているオブジェクト指向スクリプト言語Rubyに関するイベント「RubyKaigi」。 世界中のRubyistにとって“祭り”と言えるような一大イベントですが、この「RubyKaigi」が発足した経緯や、過去から現在までの歴史をみなさんはご存知でしょうか。 今回は「RubyKaigi」の創始メンバーのひとりである荻野淳也さんと、第1回の「RubyKaigi 2006」から運営に携わっている角谷信太郎さん、「RubyKaigi 2015」からチーフオーガナイザーを務めている松田明さんにインタビュー。イベントの歴史を語っていただきました。 「RubyKaigi」が産声をあげるまで ――そもそもの発端として「RubyKaigi」を立ち上げた経緯を教えてください。 荻野:過去から歴史をたどると、最初、「RubyConf」が2001年にアメリカで開催されたんですよ
3行まとめ 2022 9/8 - 9/10に三重県にて開催されたRubyKaigi 2022に現地参加しました そこで感じたことを書きます プログラミング言語に手を入れて改善していくということに興味を持ち、日本でそれをやるにはRubyはだいぶ良さそうな環境だと感じました 概要 2022年9/8-9/10に、三重県津市の三重県総合文化センターで開催されたRubyKaigi 2022に参加して来ました。 この会議はオフラインとオンラインのハイブリッド開催でした。私は、所属している株式会社iCAREがスポンサーをしていることもあり、現地参加、スポンサーブースのスタッフも行いました。 ここまで大規模なオフラインの会議の参加は初めてでしたし、オフラインイベントへの参加も、コロナの影響もあり随分久しぶりでした。 現地で聞いた様々な講演の感想や、その他感じたことなどを書いていきます。 興味深かった講演と
初めまして、 Sansan株式会社の名古屋支店で勤務しているEight事業部 新規事業開発チームの篠原です。 この度、2019年6月8日(土)に名古屋の大須演芸場で開催された「名古屋Ruby会議04」に弊社Sansan株式会社はスポンサーとして協賛させていただき、スポンサーLTをさせていただきましたので、その様子をレポートさせていただきます。 regional-gh.rubykaigi.org 「名古屋Ruby会議」は、名古屋にてRubyに関する活動を行っているコミュニティである「Ruby東海」が主催している地域Ruby会議です。 2009年からはじまり今回が第4回目の開催となり、地元の東海地方はじめ、東京からなど100名を超える方々が参加されました。 今回、開催された場所である大須演芸場は名古屋の大須商店街という場所にあり、普段は寄席が行われている演芸場になります。 そんな場所でリモート
こんにちは、 @color_box です 6/8(土)に名古屋の大須演芸場で行われた名古屋Ruby会議に参加してきました。 regional-gh.rubykaigi.org この記事では、メンバーの行なった発表や、他に気になった発表について書いていきます。 今回名古屋へ行ったのは、 @color_box, @koic, @kunitoo の3名です。 @koic は海外カンファレンスへの参加に関するLTを、私は最近個人的に集めていた顔文字収集に関するLTをしました。 @kunitooはスポンサーLTとして会社の紹介や11月にある富山Ruby会議を紹介しました。 speakerdeck.com #nagoyark04 @color_box の発表始まり pic.twitter.com/tPrNdOaa6P— kunihiko ito (@kunitoo) 2019年6月8日 ここからは私が
2010 年から参加している RubyKaigi にとうとう 2017 ではスタッフとして参加してきた。今回は広島国際会議場で Wi-Fi を吹くという仕事をしてました。 https://rubykaigi.org/2017/ まず始めに、1 〜 2 日目の不安定さについて非常に申し訳なかった。だいたいわたしが悪いので悔しさしかない。ただ、3 日目は快調だったようでなによりでした。 本稿ではその裏側についてログを兼ねて書き残しておこうと思っています。 資料や設定集など GitHub repo Itamae レシピやネットワーク機器設定を置いておきますね。 https://github.com/sorah/rubykaigi2017-nw 今回から利用するドメイン名などを変数にくくりだしたりして他での使い回しがしやすくなっている…はず。 Grafana Public Snapshot 全体的
雨と強風の中、RubyKaigi 2015に参加。お昼には雨は収まっていた。イベントメモは3日分整備してからEvernoteのノートをアップする予定。 初日のキーノートではまつもとさんのためになる話を聞いた。 Rubyはもはや私の言語ではない MNASWAN 怒りとナイス OCaaS 変化と苦痛 Rubyの成功の秘訣 4つの学んだこと これらの話はRubyに関係なくソフトウェアエンジニアには参考になる話だと思う。 Rubyはもはや私の言語ではない RubyはもはやRubyコミニティが作った言語になっているということ。最後の採用はコア開発者が決めるが、アイディアの多くがコミニュティから出て、コミニティで議論されている。 KeynoteでRuby 3に言及しているようにRubyの大まかな方針はまつもとさんが打ち出している。集団の各自が自発的に動くのも重要だけど、船頭多くして船山に登ることにもな
東京都千代田区の学術総合センターにて3日間にわたって、RubyKaigi2009が開催されています。本ページでは、3日目のレポートを随時掲載していきます! 世界各地からRubyistが集まっている本イベントも最終日です。 ※今回のレポートは、一橋記念講堂でのセッションを中心にお送りします(全セッションを回れておりません。ご了承ください)。 メトロー ジョンさん「Edo Cabinet」 メトロー ジョンさんは、日本語で発表してくれました!発表内容は、平林幹雄さんが開発したTokyoCabinetとTokyoTyrantをRubyから簡単に操作するRufus::TokyoとRufus::Edoの紹介です。 TokyoCabinetは平林さんがRubyバインディングを作成していますが、Cライクな書き方しかできませんでした。Rufus::TokyoはRuby FFI(Foreign Func
This document discusses using the EM-Proxy Ruby gem to build a high performance proxy for monitoring and load testing web applications. It describes how to configure EM-Proxy to duplicate requests to both a production and test server, modifying requests and responses as needed. Examples are given to demonstrate transparent port forwarding, response alteration, and running post-processing steps aft
ほかに誰かまとめているかもしれませんが、とりあえず自分を助けるべく見つけたものはここに書きます。あ、そっか、もしかしてはてブでタグできてるかな。(無理してみなくても、そのうちビデオがYoutubeとかニコ動あたりで公開されると思います。) チャンネル http://www.ustream.tv/channel/rubykaigi1 http://www.ustream.tv/channel/rubykaigi2 http://www.ustream.tv/channel/rubykaigi3 1日目 14:40 - 16:10 Railsエコシステムの研究 / 松田 明 http://www.ustream.tv/recorded/1821403 http://www.ustream.tv/recorded/1821408 http://www.ustream.tv/recorded/18
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