タグ

ブックマーク / kidachi.kazuhi.to (16)

  • 改正障害者差別解消法とWebアクセシビリティに関する誤謬

    2022年12月5日 著 アルサーガパートナーズ、ウェブアクセシビリティ・コンサルティングサービスを開始というプレスリリースを読みました。リリース当初、12月1日時点の文面(Wayback Machineのアーカイブ)には、次のような記載がありました: 2021年6月に「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」に関連し法改正が行われました。これにより、障害を持つ方への配慮が法定義務化されたことで、公的機関/民間の関係なく、すべてのWebサイトにおいて、今回の法改正公布から3年以内(つまり2021年6月4日から起算して3年以内)にウェブアクセシビリティのレベルA以上を満たしたサイトにすることが必須となりました。 その後、末尾に弊社プレスリリースの一部に誤解を招くような表現があり、申し訳ございませんでした。訂正させていただくと伴に、深くお詫びいたします。アルサーガパートナーズ 広報室とい

    改正障害者差別解消法とWebアクセシビリティに関する誤謬
    kyaido
    kyaido 2022/12/06
  • HTML5 Conference 2017

    2017年9月24日 著 東京電機大学 千住キャンパスで催された、HTML5 Conference 2017に行って来ました。といっても午後の4セッションだけの参加ですが、それはそれで集中してお話を聞けたし、楽しかったです。あと、今年は行き帰りともに都バスを利用したんですけど、自宅からは電車で往復するよりラクだったかも(今日のように天気さえ良ければ)。 Webと出版が融合する新しい標準 Web Publications〈ウェブ出版物〉ができることで、Webとの未来はどうなる? いかんせん登壇者が多かったのと、あまり下打合せができていなかったように思われた進行のおかげで若干、期待はずれだったような。WebとEPUBのいいとこ取り?を目指すWeb Publication(WP)について、各人が思うところを自由に述べていたのですが、書籍とWebそれぞれからどうシナジーを創れるかが重要ですね。

    HTML5 Conference 2017
    kyaido
    kyaido 2017/09/25
  • Fw: 職員のまじめさが役に立たない自治体サイトをつくる

    2017年7月15日 著 東洋大学の山田先生がアゴラに寄稿された、職員のまじめさが役に立たない自治体サイトをつくるという記事を読みました。文字サイズの変更や音声読み上げといった、一見するとWebサイトのアクセシビリティに真摯に取り組んでいるように映るものの、実際のところそれが必須というわけでもなければ必ずしも障害当事者にとって役に立つものでもない......というのは、この覚え書きでも過去に何度か書いてきたつもりだけれど(例:文字サイズ変更ウィジェット、晴眼者がよかれと思って作ったUI?)、山田先生のようなお立場の方が真正面からそれらをバッサリ斬り捨てている様は、素晴らしいの一言: しかし「文字サイズの変更」ボタンは無用の長物である。障害を持つ利用者はブラウザでテキストサイズを変更し、検索ウィンドウに大きな文字で自治体名を入力して、自治体サイトにたどり着くからだ。自治体のサーバーで動く自動

    Fw: 職員のまじめさが役に立たない自治体サイトをつくる
    kyaido
    kyaido 2017/07/15
  • お知らせモジュール、再び

    2017年7月5日 著 勤務先で久しぶりにマークアップ部が開催されたので、参加しました。お題は割とベーシックかつポピュラーな(このイベントでの出題は少なくとも3回目?)、お知らせモジュールです。お題としてはページ全体の絵が提供されてたけど、あえて対象範囲のみ切り出した画像がこちら: 自分がこのお題に対してマークアップを考えた時の思考プロセスは、だいたいこんな感じ: 対象範囲全体を俯瞰すると、「お知らせ」という見出しと、バックナンバー的なページへの導線であろう「お知らせ一覧へ」リンク、そして直近5件のお知らせのリンクリスト、3種類の情報ブロックを含むセクションと映ります。従い、対象範囲はそれ全体が単一のsection要素としてマークアップするのが良いと考えます。 「お知らせ」という見出しのレベルは何が妥当か。この命題については、ページ全体の構造について情報なりヒントが不足しているため、明確な

    お知らせモジュール、再び
    kyaido
    kyaido 2017/07/07
  • Frontrend Vol.9 - 春の新人歓迎 マークアップ/アクセシビリティのキホン #frontrend

    2017年4月30日 著 4月28日の覚え書き。オシャンティーな渋谷プライムプラザ 4F Creative Loungeで催されたイベント、Frontrend Vol.9 - 春の新人歓迎 マークアップ/アクセシビリティのキホンにブログ絶対に書くパーソン枠で参加したので、以下に感想など徒然なるままに書こうと思います。ちなみにブログ絶対に書くパーソン枠で参加しておきながらブログ書かなかったら何が起こるのかというのに個人的興味があったけど、社会人としてどうかと思うので、書きます。 継続的にアクセシビリティを高めるために 〜まずは無理なく基を押さえる〜 サイバーエージェントでアクセシビリティおじさんを務めるますぴーさんのプレゼン。担当されているサービス、FRESH!(イベントの録画も同サービスで公開されています)での取り組みを「まずはできるところから」「みんなでやる」の2種類に大別して紹介さ

    Frontrend Vol.9 - 春の新人歓迎 マークアップ/アクセシビリティのキホン #frontrend
    kyaido
    kyaido 2017/05/03
  • Re: h1要素は複数回使って良いのか!? HTML5.1に関するW3CとWHATWGの主張の違い

    2016年12月21日 著 忙しさにかまけているうち、すっかり投稿のタイミングを逃してしまって、既に旧聞に属する話ではあるけれど、少し前に話題になったh1要素は複数回使って良いのか!? HTML5.1に関するW3CとWHATWGの主張の違い - Togetterまとめについて、アクセシビリティおじさんとして反応しておきたい。 各所で指摘されている通り、h1要素を複数回使うことについて、是か非かでいえば明確に「是」ですね。W3Cの策定する「HTML5」を使おうと、WHATWGの策定する「HTML Standard」を使おうと。ちなみにSEO上でも問題ないらしい。従い、この話題で論じられるべきは、アウトラインアルゴリズムを前提として見出し要素をマークアップすべきか否かでしょう。HTML 5.1の4.3.10.1. Creating an outlineには、以下の注記があります: There

    Re: h1要素は複数回使って良いのか!? HTML5.1に関するW3CとWHATWGの主張の違い
    kyaido
    kyaido 2016/12/28
  • Webサイトの高速化とかAMPの終焉とか

    2016年9月18日 著 Googleが勧めるAMPの終焉を予測してみた、という記事を読んだのはだいぶ前のことだけれど、最近になってGoogleが謎の#AMPlify キャンペーンなどという動きを見せるにつけ、AMPの終焉というのは実は多くの人が予想するよりもっと早くに訪れるかもしれないと思いました(理由は後述)。 AMPが発表された当時は制約が厳しすぎて「こんなフォーマット流行るわけがない」と思っていたものですが、その後は日進月歩の勢いで「AMPでできること」が充実してきました。一昔前なら動的コンテンツにAMPは向きませんとか言ってたけど、今や<amp-live-list>があるくらいで......EC方面に積極的に売り込んでいる節もありますね。 とはいえ、AMPを個人的に好きになれないのは、Googleのビジネスを担ぐ格好にしか映らない点。いくらオープンソースのプロジェクトであることを

    Webサイトの高速化とかAMPの終焉とか
    kyaido
    kyaido 2016/10/04
  • user-scalable=no よさらば

    2016年9月15日 著 いろいろ覚え書きしておきたい事柄は溜まっているのですが、息子の夏休みが終わり週三日、平日の晩に塾へ迎えに行く生活に戻ってからというもの、なかなか時間をうまく使えず四苦八苦。それでも、これだけは書いておかねば......と思って書くのが、iOS 10のリリースに伴うSafariのアップデート。 既にベータ版がリリースされた時点でcss - disable viewport zooming iOS 10 safari? - Stack Overflowあたりで取り沙汰されていたことですが、user-scalable=no という、ユーザーによる画面拡大を妨げる指定が無効化されました(ベータ版のリリースノートには、理由としてTo improve accessibility on websites in Safari, users can now pinch-to-zoo

    user-scalable=no よさらば
    kyaido
    kyaido 2016/09/15
  • 数量セレクタ(Quantity Queries)

    2015年11月10日 著 日語では何て訳すのが一般的かわかりませんが、Quantity Queriesをここでは「数量セレクタ」と称することにします(厳密には「数量クエリー」なのでしょうけど、セレクタと呼んだほうがしっくりしたので)。しばらく前からその数量セレクタに関する記事はいくつか見かけたことがあり、実際A List Apartの記事「Quantity Queries for CSS」も斜め読んではいたのですけど、正直あまりちゃんと理解していませんでした。 昨日、偶然「Using Quantity Queries to write content-aware CSS」という別の記事を読んだところ、そこにあった解説が非常に分かりやすかったのと、著者が実際にそれを使った実例(タグクラウドの実装)をアニメーションで表示してくれていたのを見、ようやく腹落ちしたというか、そういうことだったの

    数量セレクタ(Quantity Queries)
    kyaido
    kyaido 2015/11/16
  • Re: CSSの content プロパティーを使いこなそう!

    2015年4月10日 著 まず先に結論を書いてしまうと、Webクリエイターボックスの「CSSの content プロパティーを使いこなそう!」という記事には、アクセシビリティ的に好ましくない事例が掲載されているので注意しましょうね、ということです。また同記事の著者は、「文章として扱いたい場合は、CSSを使わず、ちゃんとHTML内に記述しましょう」と呼びかけていますが、これは誤解を招く表現だと思っています。文章の体をなしているかどうか、が論点ではないでしょう。閲覧環境を問わず、より多くの人により確実に届けたいと思う情報であれば、contentプロパティに頼らず、文中にマークアップすべきと考えます。記事の末尾に 擬似要素と content プロパティーでできることの多くは、装飾としてデザインに付け加える程度のものが多いかと思います。 と書かれていますが、むしろ装飾の意味合いでしかconten

    Re: CSSの content プロパティーを使いこなそう!
  • Re: レスポンシブデザインって本当に使える?レスポンシブを避けるべき3つの理由

    2015年2月27日 著 レスポンシブデザインって当に使える?レスポンシブを避けるべき3つの理由という記事を読みました。冒頭の最近では、新規にウェブサイトを構築する場合、避けた方が良い=PCとスマホのページは分けて作った方が良いと考えられていますというくだりにしろ、末尾にある手間もコストもかかるわりに表示の不具合が多発するレスポンシブデザインは、導入を検討される企業はまだまだ多いものの、現在は下火になってきていますというくだりにしろ、自分の経験や認識とはだいぶ乖離しているように感じるのですが、それはさておき、挙げられていたレスポンシブを避けるべき3つの理由のどれ一つとっても、賛同できるものではありませんでした。 コストが増える? 1つのファイルでPCとスマホのサイトをうまく表示させるのは、非常に複雑な作業です。CSSで調整を行っていくことになりますが、これは別々のサイトを作るよりも手間の

    Re: レスポンシブデザインって本当に使える?レスポンシブを避けるべき3つの理由
    kyaido
    kyaido 2015/03/01
  • Re: 音声出力環境における擬似要素(::before, ::after)の内容(content)の読み上げについて

    Re: 音声出力環境における擬似要素(::before, ::after)の内容(content)の読み上げについて 2015年1月20日 著 音声出力環境における擬似要素(::before, ::after)の内容(content)の読み上げについて|Web制作 W3Gを読んでの感想。文章中に「WAI-AREA」という誤記が何度か登場するの(正しくはもちろんWAI-ARIA)、いまだに修正されていないのはさておき( [ 2015-01-20 追記 ] 既に修正していただけました)。 スクリーンリーダーや音声ブラウザなどの音声出力環境で::before擬似要素、::after擬似要素にcontentプロパティで生成した内容は多くのソフトウェアで読み上げることができます。使い方次第で、薬にも毒にもなりえます。 音声読み上げ環境は、あくまで多種多様にあるWeb閲覧環境のひとつでしかありません。

    Re: 音声出力環境における擬似要素(::before, ::after)の内容(content)の読み上げについて
    kyaido
    kyaido 2015/01/21
  • 壊れたデザインプロセス(「The Broken Design Process」日本語訳)

    2012年8月12日 著 以下の文章は、Philip Zastrow氏の書かれた「The Broken Design Process」を翻訳したものです。レスポンシブWebデザイン関連の記事をこの数ヶ月、いろいろ斜め読みしてきましたが、これは是非とも翻訳しておきたいと思ってZastrow氏にコンタクト、翻訳と掲載につき了解を得ました。ただし、この翻訳には誤りが含まれている可能性があります。英語が読めるなら、原文のほうを是非お読みください。 Webデザインのプロセスは壊れており、レスポンシブWebデザイン(訳者注:以後「RWD」と表記)の推進によって、モダンなアプローチを余儀なくされつつある。 典型的なデザインプロセスでは、理想化されたWebサイトのコンセプトイメージが写真編集アプリを用いて制作される。そして、コンセプトイメージを顧客または承認する立場にある権威に渡し、フィードバックや批判を

    壊れたデザインプロセス(「The Broken Design Process」日本語訳)
  • Android 4.x のブラウザがヤバい

    2013年10月24日 著 ここ2週間ほど、TwitterAndroidのブラウザを酷評しているわけですが。そもそも「ブラウザ」って何だよ、というところからして気にわないのですけどね。何ですかブラウザって。一般名詞を固有名詞ぽく?使うだなんて、紛らわしいことこのうえない。デフォルトブラウザとも、標準ブラウザとも呼ばれることがあるらしいけれど、しかし表記は「ブラウザ」ってあるんだもん。当にむかつく......いや問題はそこじゃなくて。最近、最強にイライラしているのは、html - android autofit mode causing issues with css width in web page - Stack Overflowで紹介されている件。記事中にあるように、この問題には対応策が無いわけではなく、日語で紹介している記事もあります。 androidでwidthが効かない

    Android 4.x のブラウザがヤバい
  • パンくずナビゲーションにまつわる議論、再び

    2013年9月18日 著 public-html@w3.orgで昨日あたりから盛んに飛び交い始めた、Re: 4.13.1 Bread crumb navigation - use of right angle bracketsという題名のメールが目を引きました。何やらHTML 5.1 Nightlyが9月18日付けで更新され、その4.13.2 Bread crumb navigationにおいて、Authors are encouraged to markup bread-crumb navigation as an ordered list using the ol and li elements.と記されたの機に、いわゆるパンくずナビゲーションと呼ばれる何かをどうマークアップすべきかで盛り上がっている模様。ひとつ前のバージョンでは、Authors are encouraged to j

    パンくずナビゲーションにまつわる議論、再び
    kyaido
    kyaido 2013/09/19
  • くたばれ!謎過ぎるホームページ充実度ランキング

    2013年8月30日 著 誰から聞いた話だとか、具体的にどこのランキングだとか、そういう細かいことはどうでも良い。某社の某ホームページ充実度ランキングにおいては、以下の項目が○×形式で評価の対象になっているのだとか。 文章読み上げ機能の設置 文字サイズの変更ボタンの設置 は???もうね、頭がクラクラしましたよ。どちらもWebアクセシビリティ的な視点から突っ込まれた評価項目ぽいけれど、はっきり言って、そんなもの設置しなくてもアクセシビリティは確保できます。まず文章読み上げ機能についてですが、自前で開発・実装できるところなんてそう多くないでしょう。となるとEasy Web Browsingのような、業者の提供しているサービスの押し売りに聞こえなくもない(裏で業者と癒着でもしているのか?)。文字サイズ変更ボタンについては、6年前に文字サイズ変更ウィジェットのなかで言いたいことは概ね言い切っている

    くたばれ!謎過ぎるホームページ充実度ランキング
    kyaido
    kyaido 2013/08/31
  • 1