このページには、 ESP32 + TinyGo を使ってマイコンプログラミングを始めるための情報を記載します。 ESP32 を搭載したボードは多数ありますが、ボード固有の話よりもまずは ESP32 全般の環境を立ち上げます。 あと、試してないですが、 ESP8266 および ESP32-C もこのページに従って環境立ち上げできるはずです。 TinyGo とは マイコンや WASM などの Small Places 向けの Go Compiler です。 ここでは Go の文法でマイコン開発ができるもの、という程度の認識でよいです。 TinyGo - Go on Microcontrollers and WASM このページは 2021/11/18 にリリースされた TinyGo 0.21 を対象としています。 ESP32 とは WiFi + Bluetooth を内蔵するマイクロコントロー
ESP32を乾電池で動かそうと試行錯誤しているうちに、電池の残量を把握しておきたいと思った。電池は切れたら交換が必要なことはもとより、充電池は使い切る前に交換しないと再充電できなくなってしまう。ESP32のADCに接続できる電圧は通常3.3Vまでらしいので、それ以下の電源電圧を使っているなら直接ESPのADCにつないで計測すれば良いのだが、3.7Vのリチウムイオン電池や単三乾電池3-4本(4.5V-6V)を電源に使う場合は、電圧が3.3Vを超えるため直接ADCに接続して計測することができない。 今回はネットを検索したり実験してみた経緯を踏まえて、省電力で電源電圧を自己計測する方法を備忘録とする。 電源電圧を分圧してADCに接続可能な電圧にする 分圧は昔習った気がする。VOUT= R2/(R1+R2) * VIN で、VINに対するVOUTの電圧はR1とR2の比率で決まる。 ESP32を電池
ESP32 と 単三乾電池3本で,ワイヤレス温度センサーを324日間屋外で動作させることができましたので紹介します. 機能概要 作ったのはこんな感じの温度センサーです. 30秒ごとに温湿度を計測し,10分ごとに WiFi 経由で計測データを送信 電源は 単三乾電池3本 データーの送信は Fluentd を使用し,InfluxDB にデータを蓄え,Kindle や Grafana 等で表示するようにしています. 特に Kindle による屋外気温の表示が便利で,外出する前には家族全員が活用しています.今では無くてはならないインフラです. 回路構成 使った回路は次のようなシンプルなものです. 単三乾電池3本の先に,Strawberry Linux の TPS62742 モジュールを接続 TPS62742 の出力電圧は 3.0V 設定にし,ESP-WROOM-32 と Sensirion SHT
Wi-FiやBluetoothといった無線通信規格に対応したマイクロコントローラ「ESP32」は、安価に入手できることからさまざまな無線通信機器に採用されています。「TinyPICO」はそんなESP32を採用しつつ「小型サイズ」「バッテリー駆動可能」「大容量メモリ搭載」といった特徴を備えた無線通信モジュールです。 TinyPICO https://www.tinypico.com/ TinyPICO - ESP32 Development Board [V2] : ID 4335 : $20.00 : Adafruit Industries, Unique & fun DIY electronics and kits https://www.adafruit.com/product/4335 TinyPICOを開発したUnexpected Maker氏によると、ESP32を採用した無線通信
開発の工程における「要件定義」というやつです。お風呂センサーといってもどんなものを作るか少し具体的にしてみます。 お風呂の水位を測る一定の水位になったらスピーカーで音を鳴らすお風呂を溜めている間をキッチンで作業していたり、リビングで子ども達と遊んでいるのでスピーカーはリビングに置ける方がいい これくらいまで具体的になるとどんなものってイメージが湧いてきます。 イメージが湧いたところで図にしてみます。 課題だなと思っていたところが水位をどうやって測るかでした。 図を見ると明らかですが、水位が【ここ】まできたら!の【ここ】に水分を検知するセンサーを垂らしてそこまで溜まったらBluetooth通信で離れた機器に通知して、音を鳴らす仕組みにしています。 音はわかりやすい音がいいかなと思います。理想は「お風呂が沸きました♪」と鳴ると面白いですね(^^) 材料を揃える イメージに沿って材料をリストアッ
鉛蓄電池 12V12Ah インラインヒューズ PWM充電方式 以下のサンプルコードを使用しました。 http://indoor.lolipop.jp/IndoorCorgiElec/E32-SolarCharger/PWM.zip システム概要 電力モニタ INA219でバッテリの電圧と電流を観測して、スイッチング回路のスイッチングパルス幅を制御(パルス幅変調 PWM)します。 電流はINA219のIN+, IN-ピン間の抵抗0.01Ωの電圧降下で測定します。今回は負荷は接続しないので観測される電流はバッテリへのチャージ電流となります。 負荷が接続されてチャージ電流より負荷電流のほうが大きくなると観測電流は負の値となります。 サンプルコードPWM制御部 以下がサンプルコードのPWM制御部の記述です。 // Battery control const float vBatTarget = 1
こんにちは、さかじです。前回の投稿で少し触れましたが、横田deGoシーズン2で使用した棚に対して手が入ったかどうかを監視するVL53L0Xは4つ使用しています。どのように接続して問題点、対応をまとめました。 EPS-WROOM32で測距センサVL53L0Xを使ってみた 回路図 CADを使えないので手書きです。 XHコネクタ側のピン説明 1 : VCC 2 : GND 3 : SDA 4 : SCL 5 : XSHUT 問題点 使用するVL53L0Xは4つ 接続I2Cのみ I2Cでは同一バスに同じアドレスのデバイスが存在してはいけない 対応 VL53L0Xを一つづつ起動して、アドレスを変更していきます。XSHUT端子をLOWにすることでVL53L0Xをオフにすることができます。 起動時、各VL53L0XのXSHUTをLOWに変更します // センサ0 pinMode(23, OUTPUT)
無線IoT用MCUのパイオニア、中国、上海のEspressif社が2021年から出荷開始するESP32新世代チップラインアップは、全品種にRISC-V CPU1個をなんらかの形で搭載すると予想されます。TSMC社の40nmプロセスを使う点は以前の製品と同じです。 センサIoT向け ESP32-C3: メインプロセサはRISC-V CPU1個。低消費電力プロセサなし。 画像IoT向け ESP32-S2: メインプロセサはXtensa CPU1個。低消費電力プロセサとしてRISC-V CPU1個。 画像処理IoT向け ESP32-S3(推定): メインプロセサはXtensa CPU2個。低消費電力プロセサとしてRISC-V CPU1個。 ESP32-S3は、2021年末にできると思われています。Xtensa CPU2個+RISC-V1個を搭載すると見られる発表されます。ESP32-C3のワーキ
こちらの記事は古くなっています NimBLEを使った方が安定していますのでこちらもご覧ください NimBLEでESP32(M5StickC)にBLE HIDデバイスを接続する(複数デバイス対応) - Qiita https://qiita.com/coppercele/items/4ce0e8858a92410c81e3 ESP32にBLE HIDデバイスを接続します。 Arduino BLEでのダイソーシャッター複数接続の動画上げました#ESP32 pic.twitter.com/RrSGO093vE — もけ@ムギ㌠ (@coppercele) August 14, 2020 写真は恐らく日本で一番手軽に入手できるBLE HIDデバイスである ダイソーで売られているスマートフォン用シャッターです(300円) BLE HIDコントローラでBeetleC with M5StickC(ESP
この記事は LeapMind Advent Calendar 2019 1 日目の記事です。 概要 オフィスの空気の質を監視したいというのは割とよくある需要だと思うのですが、手頃な製品は市販されていなさそうです。ので作ってみた、というのが本記事になります。具体的には、CO2 濃度と温度、湿度センサを取り付けたデバイスを実装し、サーバにデータを送信して可視化する IoT システムです。開発時の要件は次の通りでした。 デバイス CO2 (二酸化炭素) 濃度が測定できる 温度が測定できる 湿度が測定できる 一定期間ごとに (1 分間ごとなど) データを Wi-Fi 経由でサーバに送信できる 1 台 5000 円以下 デバイスへのプログラムのデプロイが容易である 実装が容易。電子工作初心者でも作れる 可視化 集まったデータはブラウザで時系列で可視化できる それとは別に各拠点のデータをひと目で分かる
ブレーキとストップの違い: ブレーキはモータの軸を回すと抵抗力を感じます。ストップは軸をまわすと抵抗無く回ります。 タミヤ 楽しい工作シリーズを使ったモータ部分の組み合立て ユニバーサルプレートにダブルギヤボックスとボールキャスターを取り付け、ダブルギヤボックスにスポーツタイヤを取り付けます。また、モーターのノイズ防止用にセラミックコンデンサをモーターに半田付けします。使用した部品を次に示します。 タミヤ 楽しい工作シリーズ No.168 ダブルギヤボックス 左右独立4速タイプ(70168) タミヤ 楽しい工作シリーズ No.111 スポーツタイヤ (70111) タミヤ 楽しい工作シリーズ No.157 ユニバーサルプレート 2枚セット (70157) No.144 ボールキャスター 2セット入 (70144) ユニバーサルプレート組み立てた全体の組み立て画像を次に示します。 ESP82
はじめに ESP32のArduinoアプリを作るだけで、Alexaに照明をオン/オフしてもらうことができました。(Alexaスキル、Node-RED、IFTTTといったサービスは不使用) 本記事はその備忘録です。(2019/10/30現在で有効なものです) ※注意:NECフォーマットの赤外線リモコンに対応した照明のみが対象です 使用したもの ESPr® Developer 32 ※これ以降は「ESP32」と呼称 Arduino IDE (バージョン1.8.5) Echo Dot 第3世代 ※AndroidのAlexaアプリにこの機器を登録している状態で本手順を実施しました 電子部品(以下の「結線」の項目を参照) 結線 以下の通りに繋げて、IO19の制御で赤外線の信号を送るようにします。 部品リスト 5mm赤外線LED トランジスタ 2SC1815GR 抵抗(100Ω、10Ω) 手順 1.
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