日本年金機構への標的型と思われる攻撃があり、少なくとも125万件の個人情報の漏えいが判明したとの発表が6月1日(日本年金機構内で確認された日は5月28日)にありました。 報道によると、攻撃にはメールを利用。年金機構内にあるコンピュータの利用者に実行させ、マルウェアを感染させるという旧来から利用されている手口でした。初めのメールは、5月8日に公開アドレスへ送られてきた3通のメールによって始まります。 URL記述型:メールそのものにはマルウェアは添付されておらず、マルウェアをダウンロードさせるためのURLが記述されているタイプ ファイル添付型:メールそのものにマルウェアが添付されており、実行をうながすタイプ この事件を知り、「うちは大丈夫か? 対策は何か?」と考えた場合、多くの方が条件反射的に思いつく対策は「怪しいメールの開封、添付ファイルの実行、記述されたURLへアクセスしないようにする」と
