Computational Thinking(CT/計算論的思考)とは問題解決のプロセスを分解したもので、その名の印象とは異なり、科学分野のみならず人文領域も含めてあらゆる問題の解決に使える手法だ。 1. Decomposition(問題の分解) 複雑な問題を解決可能なレベルまで分解すること。 2. Pattern Recognition(パターンの発見) 周期性や法則性を見抜くこと。 3. Abstraction(抽象化) 枝葉を切り落として重要な要素だけを抜き出すこと。(数学の文章問題を解くときの作業に近い) 4. Algorithm Design(手順化) ステップバイステップで、問題解決の手順を明らかにすること。(料理のレシピのイメージ) 初等教育におけるプログラミング教育の目的は、プログラムを書けるようになるのがゴールではなく、このComputational Thinkingを身