選挙時のツイッターほど憂鬱なものはない。質の低い与党支持者と質の低い野党支持者がポリシーもなにもないきわめて下品かつ煽情的なプロパガンダツイートを濫発するからだ。最もお手軽で脳味噌からっぽのネット運動家にも出来るのは、プロパガンダ用の画像に「絶対に〇〇党に入れてはいけません!」といった簡単なコメントを添え、仲間同士で拡散したり、政党や政治家・マスメディアの公式アカウントへ大量にリプライすることだ。信憑性や深度のある議論など必要ない。なにしろ投票日はほんの数日後なのだから、まともな人間はそんなツイートを一つ一つ検討している暇などない。とにかく膨大なイメージで理性を麻痺させ、思い通りの候補者の名前を書かせてしまえばそれでいい。われらの民主主義万歳! ……で、そうした現象の一環として、いつかの選挙期間中に安倍晋三のポスターに何者かが落書きしたというツイートが流れてきて、見るとリプライ欄が少々白熱
IPアドレスは調査の結果、偽装や匿名化はされておらず、犯人特定につながる重要な手がかりとみられる。金融庁と警察当局に提供され、双方とも重大な関心を寄せている。 アドレスの特定に成功したのは、セキュリティー専門家の杉浦隆幸さんとIT企業ジャパン・デジタル・デザインの楠正憲CTO(最高技術責任者)、大学生ら計6人のホワイトハッカー。ザイフの運営会社が仮想通貨のハッキング被害を公表した9月20日以降、犯人追跡を極秘で進めていた。 ホワイトハッカーたちは仮想通貨の送金を担うネットワークに「わな」を仕掛けた。犯人がザイフから盗んだ通貨を再び送金するため、窓口のコンピューターに接続した複数のIPアドレスを逆探知することに成功した。アドレスは欧州にある二つのサーバー貸出業者のもので、警察当局が照会すれば契約者が開示される可能性が高い。楠さんは「犯人と何らかの関係があるのではないか」とみる。(編集委員・須
メタリカは各公演でそれぞれの都市に適したセットリストを組んでいることが明らかになっている。 スポティファイでCEOを務めるダニエル・エクは現地時間7月26日に行った同社の収支報告会の中で、メタリカがファンのリスニング傾向に基づいてライヴで行う曲を決めていることを明かしている。 経済情報サイト「クオーツ」の報道によれば、ダニエル・エクは、メタリカは公演を行う都市に住むファンがスポティファイでどの楽曲を聴いているのかをチェックして、その地域で最も人気のある楽曲が入るようなセットリストを作っていることを明かしている。 「メタリカのようなアーティストは、その都市で最も人気のある楽曲が分かるスポティファイのデータを参照しながら、都市ごとにセットリストを変更しています」と彼は語っている。 「私たちはこれまで、今ほど情報に基づいて決定を下せたり、自分たちのオーディエンスのことを理解できたことはありません
以下順を追って説明します。 HelloRequest 相手にClientHelloを送信するよう促すメッセージです。送信しなくても構いません。 ClientHello ServerHello ClientHelloとServerHelloは、TLSのひとつめの肝です。後ほど説明します。 ServerCertificate サーバ証明書を送信します。中間CA証明書なども、ここで送ります。 ServerKeyExchange 鍵交換メッセージその1です。鍵交換はTLSのふたつめの肝で、これも後ほど説明します。 CertificateRequest クライアント証明書を送信するように促すメッセージです。クライアント証明書が必要な場合に送信します。何そのクライアント証明書って?と思った方は読み飛ばして構いません。 ServerHelloDone サーバからの送信終了を示すエンドマークです。 Cli
NTTグループの通信事業者3社(NTTコミュニケーションズ・NTTドコモ・NTTぷらら)が、マンガや動画の「海賊版(無断転載)」サイトに対するブロッキングを実施する方針を発表した。 →NTTグループ3社、「漫画村」など海賊版サイトをブロッキングへ この方針は、政府が打ち出した「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策(案)」(PDF形式)に基づく措置。しかし、この手法はブロッキングを“する”側が法的リスクを負うなど、問題点もある。 そもそも「ブロッキング」とは何なのか。そして、それの何が問題なのか。そして、NTTグループはなぜ自らにリスクが降りかかるような方針を取るのだろうか。 「ブロッキング」とは? ブロッキング(Blocking)は、その名の通り何らかの手段で、ユーザーがリクエストしたサイト(接続先)に接続させない措置のことで、主に以下の方法がある。 パケットフィルタリング プロ
2018年3月中旬、自宅のWi-Fiにつないだスマートフォンで、「Facebook拡張ツールバックを取り付けて安全性及び使用流暢性を向上します」や、「閲覧効果をよく体験するために、最新chromeバージョンへ更新してください」というような謎の文言が表示されるという報告が相次いでいました。 これは自宅に設置された「ブロードバンドルーター」を狙った攻撃で、私たちが長年放置してしまっていることを狙い、攻撃を成立させているのではないかと考えられています。発生から1カ月近くたちますが、いまだにこれといった侵入経路の証拠が無い状態です。 今回のコラムでは、この事象がなぜ起きているのか、そして私たちに防ぐ手だてがあるのかという点を考えてみたいと思います。 インターネットの仕組みをひもとく その前に、インターネットはどのような仕組みでできているのかを簡単に紹介します。 インターネットとは、ネットとネットを
「壊れやすくて粘り強い」というのは、私がインターネットに対して持っているイメージです。 絶対に壊れないことを目指すのではなく、ある程度は部分的に壊れることを前提にしてある、また、ゆるさやいい加減さが逆に全体としての壊れにくさを実現しており、全体としては粘り強くなっている、という意味合いです。 絶対に壊れないシステムを目指して、細かい部分的な障害や不具合を許容しないシステムを設計してしまうと、部分的には壊れなくても、障害のレベルがある一定の閾値を超えた時点で全体として動作不能になる可能性があります。 「部分的に壊れることを許さないもの」を目指してしまうと、できるだけ耐えるけど、耐えきれなくなったら全部一気に崩壊するというモデルになってしまいがちなのです。 今の日本では、インターネットは非常に安く、高速で、いつでも使える社会基盤となりました。 その社会基盤が「壊れる」ことなんて想像できないとい
「ネットワークの誤設定により、インターネットサービスにアクセスしづらくなる障害が発生した。ご不便、ご心配をおかけしたことをお詫びする」――。2017年8月25日昼ごろ日本国内で発生した大規模な通信障害。これについて米グーグルが、原因となる誤設定があったと、謝罪の意を8月26日に表明した。 当初より識者の間では、「グーグルから送られてきた大量の経路情報が引き金になったのではないか」との見方が強かった。実際にその通りだったわけだ。 とりわけ大きな影響を受けたのが、NTTコミュニケーションズとKDDI、そしてこの両社の通信サービスを利用していた法人・個人だ。インターネットの接続から各種ネットサービス、金融取引、モバイルSuicaのような決済サービスにまで影響が及んだ。 ただグーグルは、同社がいう「ネットワーク誤設定」が、人為的ミスなのか、ソフトや機器の不具合によるものなのかまでは明らかにしていな
▶カマグラゼリーとは? カマグラ・ゼリータイプはカマグラ・通販シリーズ(バイアグラ・正規ジェネリック)のED勃起薬です。 このゼリータイプは勃起薬業界初の仕様で 水などがなくても服用が出来きます。 当製品は 最新のカード型のパッケージで「パキッ」とカードを折り曲げて簡単に服用が出来ます。 成分がゼリーですが手を汚さずに服用ができ、国内にはないタイプの勃起薬です。 ▶用法 注意事項 等 商品名 カマグラオーラルゼリー(kamagra oral jelly) 100mg 1箱7袋(アジャンタファーマ社) 一般名(有効成分名) シルデナフィルクエン酸塩(Sildenafil Citrate) 効果 陰茎海綿体平滑筋を弛緩させ、海綿体洞への血流量を増加させて、陰茎を勃起を促進し、維持させます。効果の持続時間は4~6時間です。 用法・用量 1回に1包を性行為の1時間前に服用してください。 初めて又は
文部科学省で今月初旬、人事課内でやり取りする複数の幹部職員の異動案などが、同省内の全職員に一斉メールで誤送信されていたことが9日、同省への取材で分かった。今年から新しいメールシステムに切り替わり、人事課職員が送信手続きを誤ったのが原因とみられる。中央省庁で秘匿性の高い情報の一つである異動情報が誤送信されるのは異例で、人事課は「異動情報の取り扱いを含め再発防止の徹底を図りたい」と話している。 誤送信された幹部人事の異動は今月中旬の予定とされ、大臣官房▽初等中等教育局▽高等教育局▽文化庁-などの職員が対象となっていた。重要度の高さを示す「厳秘」の印も明記され、対象ポストには異動予定者以外に複数の候補者も「別案」として記載されるなどしていた。 異動案作成の参考資料とみられる過去の異動資料も併せて誤送信され、中には検討段階で見送られた「没案」も含まれていた。職員の昇級を求めたり、異動に際して体調へ
インターネットで使われる各種仕様の多くは、RFCと呼ばれる文書として発行されています。 RFCは、「意見募集」や「意見を求む」といった意味を持つRequest For Commentsの略ですが、インターネットに関連する通信仕様の標準を示す文書の名称が、なぜ意見を募集するとなっているのでしょうか? それには、初期のRFCが発行された時代背景があるのです。 RFCの文書番号は新しい文書とともに増加していくので、基本的に文書番号が小さいほど昔のものになります。 最初のRFCである、RFC 1は、1969年4月7日に発行されています。 多少余談になりますが、RFC 1は、「インターネット」という単語が生まれる前に発行されています。 「インターネット(internet)」という単語が初めて登場するRFCは、1974年に発行されたRFC 675です。 1973年に発行されたRFC 604とRFC 6
ここ数日が色々と大変だったので備忘録的に書いておこうと思います。 個人的な話なのであっちのに書くわけにはいかないし、主にこれについて書く。 愚痴みたいなやつなのであんまりシェアはして欲しくないかもしれません。 普段僕をフォローしてる人達だけに読んで欲しいな、って感じ。 bylines.news.yahoo.co.jp 【なぜYahoo!ニュース個人で書いたか】 そもそも、「よし、書くか!」と思ってtwitterで「書きます」って宣言したのは良いけど、宣言してからもあちこちから色んな話が飛び出して来て、気付いた時は「火中の栗」どころかドロッドロに溶けたマグマに手を突っ込むような勢いになってて「延焼まったなしやんけこれ……!」と驚愕しました。 しかしながらそれだけ多数の人の注目を集めているという事の証左でもありますので、まず最初に書く媒体の候補として考えたのが有料noteです。 例えば、 そん
「言葉では言い表せない絶望感だった」――ランサムウェア被害者が語る:セキュリティ・ダークナイト ライジング(外伝)(1/5 ページ) 「サイバー攻撃者の手法」を解説する本連載。今回はその「外伝」として、ランサムウェア被害者へのインタビューをお届けする。感染に気付いてから復旧に至るまでの“ランサムウェア被害の生々しい実態”をぜひ知ってほしい。 連載目次 「ランサムウェア=暗号化」ではない――意外と古いランサムウェアの歴史 この記事を読まれている方の多くは、「ランサムウェア」という言葉を聞いたことがあるだろう。ランサムウェアはマルウェアの一種で、感染することでそのコンピュータのリソースへのアクセスを制限し、それを解除するための対価として身代金を要求するものである。「身代金要求型ウイルス」と呼んだ方が分かりやすいかもしれない。 2015年末には国内でもファイルを暗号化し、そのファイルの拡張子を「
セキュリティ企業のBlueboxが米国時間12月4日に発表した新しいデータにより、Mattelが75ドルで販売しているインターネット接続対応人形「Hello Barbie」にさらなる脆弱性があることが明らかになった。 研究者らは、攻撃者がこの人形をインターネットに接続するアプリケーションとクラウドサーバのセキュリティ保護を突破し、子供たちとBarbieの会話の記録にアクセスできることを発見した。おそらくこれは、2015年のクリスマス商戦期、親がBarbieを「買ってはいけない」リストに載せるのに十分な理由となるだろう。 12月4日に新たな脆弱性が明らかにされる前にも、この大人気の人形については、2015年11月下旬に別の研究者、Matt Jakubowski氏が関連性のある問題点を発表していた。同氏は、ハッカーが人形の持ち主の自宅住所を特定することを可能にする脆弱性を見つけたと述べた。 M
追記:openssh-7.3 以降なら ProxyJump や -J が使えます ホスト名を + で繋げることで多段Proxy接続も簡単に、がコンセプトだった本エントリの設定ですが、OpenSSH 7.3 から ProxyJump という設定が使えるようになったので、使えるなら ProxyJump を使う方が健全だし柔軟で使い勝手も良いのでそちらを覚えて帰ることをオススメします。 使い方は簡単で以下のような感じです。多段も行けるし、踏み台ホスト毎にユーザ名やポート番号を変えることも出来ます。 # 1. bastion.example.jp -> internal.example.jp ssh -J bastion.example.jp internal.example.jp # 2. bastion.example.jp -> internal.example.jp -> super-de
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