ブックマーク / apeman.hatenablog.com (15)

  • 「事実であろうと、なかろうと」 - Apeman’s diary

    サブタイトルは「事実に対するシニシズム」 >b:id:gouk cf. http://b.hatena.ne.jp/gouk/20100126 , http://b.hatena.ne.jp/gouk/20100127 , http://gattee.net/talk/201001/201001post-89.html まずはじめに。私たちは通常ひとの言うことをいちいち眉に唾つけるような態度で聞くわけではないし、また関心事は人それぞれ、同じひとでも文脈によりそれぞれであるわけだから、「ついでに国民のほうは「隣の国がうるせーで、あの死んだにーさんたちが集まってる神社はなかったことにすべ」とゆいだした」だとか、“ゴボウをべさせただけで死刑になった日兵がいる”といった記述をついついスルーしてしまうことがあるのはまあやむを得ないことであります。 そうはいっても、特に“ゴボウをべさせただけで死

    「事実であろうと、なかろうと」 - Apeman’s diary
    kyyon
    kyyon 2010/01/27
    事実であろうとなかろうと、これが私の真実で確定さるのは仕方ないところだと思うけど私達におよぶような事態はやだな
  • 「事実であろうと、なかろうと」PartII - Apeman’s diary

    b:id:gouk 氏がブコメで好き勝手なことを書きまくっているので、一連の経過を時系列に添って整理し(ただし、同じ日の出来事間では前後関係について正確な記憶ないし記録がないので必ずしも順序通りではない)、不当な誹謗中傷に抗議することとする。 http://b.hatena.ne.jp/gouk/20100125 http://b.hatena.ne.jp/gouk/20100126 http://b.hatena.ne.jp/gouk/20100127 1月17日、ガメ氏が「ついでに国民のほうは「隣の国がうるせーで、あの死んだにーさんたちが集まってる神社はなかったことにすべ」とゆいだした。」「そーゆーのをゴツゴーシュギというんじゃ、ボケ。」と発言。この「ボケ」はいうまでもなく日国民の一人たる私にも向けられていることに留意されたい。 同日、私が「へぇ。それ誰のこと?」とブコメ 1月21日

    「事実であろうと、なかろうと」PartII - Apeman’s diary
    kyyon
    kyyon 2010/01/27
    とりあえず話し合う土俵に折り合わせる段階の話しなんだろな、巧いな。
  • 宮台真司「南京大虐殺の検証はこれからだ!」 - Apeman’s diary

    少し前に掲示板でホドロフスキさんからご教示いただいていたのですが、宮台真司がまた南京事件についてテキトーなことを喋っています。TBSラジオ「デイ・キャッチ!」金曜日のコーナー「デイキャッチャーズ・ボイス 宮台真司」の5月15日放送第26回、「南京大虐殺の検証はこれからだ!」(魚拓)。 今朝、朝日新聞で「南京大虐殺」に関する映画の記事が載っていました。中国で上演され、一部「日人に配慮」した演出で反日感情も高まっている面もあるとか。というわけで今回は「南京大虐殺」について。ミヤダイ先生が「当はやりたくないと思った」このテーマ。話します。 「30万人か、幻か」というニセの二者択一を提示して「その両方を否定するオレ最強!」を演じようとする、不勉強丸出しかつ品性下劣な内容でした。在日韓国・朝鮮人についてもあいかわらず「強制連行はごく一部、大多数は自発的に来た」という持ちネタを繰り返してます。「強

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    kyyon 2009/05/21
  • 駆逐艦「雷」と麻生鉱業? - Apeman’s diary

    最近熱心に語られている「軍国美談」に、駆逐艦「雷」がイギリス軍の漂流者(42年3月1日にスラバヤ沖で「雷」を含む日海軍の艦隊に撃沈された軍艦の乗組員)400名以上を救助した、というものがある。もちろん、これを「美談」とすることに別に異議はない。「美談」が同様なおこないを推奨するために語られるのであれば。対英米戦初期の日海軍には次のような事例もある。 最近知った例ですけど、巡洋艦矢矧というのがあって、 戦艦大和という戦艦が沖縄へ水上特攻というのをして突っ込みます、 太平洋戦争末期ですけれど、それに護衛艦としてついていった巡洋艦です。 それの戦記が出たんですけれど、矢矧が沈没した後2〜3時間、 漂流する日兵が米軍機の執拗な銃撃を受けます。 これに対してマレー沖海戦というので、太平洋戦争の初期に、イギリスの戦艦、 プリンスオブウエールズとレパルスという2隻の戦艦を 日の海軍の航空隊が撃沈

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  • これじゃあ「正論原理主義」と言われるのもしかたないような気がしてきた - Apeman’s diary

    http://d.hatena.ne.jp/negative_dialektik/20090309/1236910539 http://d.hatena.ne.jp/ika18/20090321 あたりから派生した件について。私は村上春樹のエルサレム賞受賞(およびスピーチ)問題については言及しないという選択をしたので、ここへとたどり着くに至るまでの限られた文脈で。 私自身は「正論」への侮蔑が蔓延していることをこの社会の問題点の一つだと考えていたので、「正論原理主義」なる語を(否定的な意味あいで)村上春樹が用いたと知った時には感じ悪いな〜と思ったものです。だから id:negative_dialektik氏があっという間にホロコースト否定論への実質的な加担へと傾斜していくのを目にした際には、まるで脈絡が理解できませんでした。また氏の「正論原理主義」批判・批判を評価していた id:tari-G

    これじゃあ「正論原理主義」と言われるのもしかたないような気がしてきた - Apeman’s diary
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    kyyon 2009/03/22
    正論とは国際的宗教的社会的に正しさが異なるわけではなく、絶対なる正しさがあるという原理をくっつけて批判を行うのはまぁなんというか。
  • だから“朝日”は左翼なんかじゃないんだってば - Apeman’s diary

    今日(16日)放送の『ビートたけしのTVタックル』が田母神元空幕長を再登場させてますね。観る気にもなれなかったので内容については論評しませんが。ある意味では、元空幕長がヴァラエティー番組でネタとして消費されることにより彼の主張が無害化されるという効果が生じるという可能性はあるように思います。視聴者の多くは彼の喋ることを笑って聞き流す、といったような。なまじ“おもろいおっさん”キャラとしての資質がありそうなだけになおさら。ただしそのことは同時に、元空幕長の歴史認識や主張に対する批判も真面目に受けとらないような“空気”を醸成してしまうでしょう。『AERA』2月16日号に掲載されたこの記事も気の抜けたビールみたいなもんでしかありません。

    だから“朝日”は左翼なんかじゃないんだってば - Apeman’s diary
    kyyon
    kyyon 2009/02/17
    朝日テレビは知らないけど新聞は左翼とは言わないまでも左派でしょう。朝日にゃ左よりであることを大方認めてる人おおいもん。
  • 他人の主張を「嘘」「デマ」と言って回ってる人間がなに泣きごと言ってんの?(追記あり) - Apeman’s diary

    「ここまでひどいことを言われたのははじめて」なんだそうで。あと「戦慄」しちゃってる人もいますな。「ホロコースト」には「恐怖」を覚えるのに「ポル・ポト」には覚えない、という人がいましたが。悪いですね、もっとひどいこと言われ慣れてるもんで。ところで他人の主張を「嘘」「デマ」と断定することはその人物を「嘘つき」「デマゴーグ」と呼ぶことと同義だ、ってことはちゃんと自覚してますよね? きっと「嘘を嘘と言ってなにが悪い?」という反論が来るだろうから、こちらも「軍オタの毒が回ってる」と言わざるを得ない理由を明らかにしておきましょう。 あんまり細かいことを追求するまでもないので、重要な2、3点に絞って書いておきましょう。 まず、白燐弾の使用についての国際赤十字の見解が明らかになりました。すでにご存知の方も多いでしょうが。 http://www.icrc.org/web/eng/siteeng0.nsf/h

    他人の主張を「嘘」「デマ」と言って回ってる人間がなに泣きごと言ってんの?(追記あり) - Apeman’s diary
    kyyon
    kyyon 2009/01/27
    なんかApemanさんは最近微妙に過剰反応のきらいがあるような感じ受けるな。/↑ほら・・・
  • 「殺人学」のシニシズム - Apeman’s diary

    デーヴ・グロスマン&ローレン・W・クリステンセン、『「戦争」の心理学 人間における戦闘のメカニズム』、二見書房 以前のエントリ、「『「戦争」の心理学』(その1)」で指摘しておいたように、書は徹底して兵士や警察官に寄り添った立場から書かれている(もっとも、イザヤ・ベンダサンとは違って著者らは自分たちが何者であるかを隠したり偽ったりはしていないが)。著者らの「殺人学」は兵士や警察官が任務上において「敵」ないし「犯罪者」を殺すことが必要になった際、より確実に任務を遂行しかつそのことによって「心の傷」を負うことがないように、という目的に奉仕するものである。敵(そして敵にのみ)正確に素早く反応するための訓練法、「ストレスの予防接種」などが語られる。社会は人を殺した兵士や警察官を「肯定」しなければならないのだ、と言われる。 この点は書が戦争戦争犯罪について考えるうえでもつ示唆の価値を低めるもので

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    kyyon 2008/12/31
  • 否定派はいい加減70年代レベルの議論をアップデートしてほしい(追記あり) - Apeman’s diary

    ここでコメントしている「一知半解」氏一人をどうこうするつもりもないのですが、典型的な振る舞いの一例ではあるし、ぼちぼちコメント欄も容量の限界に近づきそうなので、改めてエントリを立てておくことにします。 題に入る前に、「一知半解」氏が初めて当ブログにコメントした際の論点、山七平の「警句」なるものについて再確認しておきましょう。 「一知半解」氏は従軍「慰安婦」問題に関連して、『日人とユダヤ人』から次の文章を引用し、この「警告」に耳を傾けよと主張していました。 朝鮮戦争は、日の資家が(儲けるため)たくらんだものである」と平気で言う進歩的日人がいる。ああ何と無神経な人よ。そして世間知らずのお坊ちゃんよ。「日人もそれを認めている」となったら一体どうなるのだ。その言葉が、あなたの子をアウシュビッツに送らないと誰が保証してくれよう。 氏はページ数を明記していませんが、私がもっている角川文庫

    否定派はいい加減70年代レベルの議論をアップデートしてほしい(追記あり) - Apeman’s diary
    kyyon
    kyyon 2008/12/29
  • Another Case - Apeman’s diary

    相異なる戦争の覚え方が出会う機会は、これまでは少なかった。それが、第二次大戦の開戦と終戦から五〇年経った後、それを記念する集会が各国で行われると、それぞれの各国で戦争の記憶がいかに異なるかが浮上する。そしてお互いに歴史の「忘却」や「偽造」を指弾するような、厳しい歴史論争が生まれることになった。 それまでにも、韓国北朝鮮からは、日の植民地支配について、また中国からは中国侵略と南京大虐殺について、責任を認め、謝罪することを求める声があり、日政府の要人の発言や教科書の記述などが、国際問題を繰り返し招いてきた。花岡事件、つまり中国から強制連行された労働者の蜂起とその後の鎮圧・虐殺につき、鹿島建設に謝罪と補償を求める訴えも起こされていた。終戦五〇周年などを節目として、その問題はさらに深刻になる。海外では、日における戦争の忘却を許してはならないという声が高まり、日国内では「自虐史観」の見直し

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    kyyon 2008/12/25
  • これはひょっとして捨て身のパフォーマンス? - Apeman’s diary

    「Apeman氏が反応しているので続き」と冒頭に書いてあるのに私の反論を100%スルーしてぜんぜん違うはなしを始めたのでビックリしたよ。 崎山伸夫のBlog 「歴史認識問題じゃないんだよね」 私はこのひとのことよく知らんのだけど、ふだんからこんな感じなのかな? でもひょっとすると・・・・・・。 ある事件について、当に何が起こったかを自分の力で確かめられる人間は常に少数です。それなのに、膨大な情報だけはネットで簡単に手に入る。そのなかで、左翼は自分に都合のよい情報をネットで集め、右翼も同じことをする。 (『リアルのゆくえ』、209ページ) 名詞をちょっと入れ替えるとこうなる。 ある批評家について、当に何を主張しているかを自分の力で確かめられる人間は常に少数です。それなのに、膨大な情報だけはネットで簡単に手に入る。そのなかで、彼の批判者は自分に都合のよい情報をネットで集め、彼の支持者も同じ

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    kyyon 2008/12/18
  • 言論への法規制を懸念するなら・・・ - Apeman’s diary

    南京事件や従軍「慰安婦」問題についての東浩紀の発言から派生するかたちで、ヘイトスピーチ(や南京事件否定論など)の法規制が議論されている。崎山伸夫氏もその一人(というか筆頭)であるわけだが、そもそも「権力」についての東浩紀の議論を念頭におくなら、ヘイトスピーチ違法化のようなガチな言論コントロールを懸念するがゆえに「断固として東氏を」支持する、というのも妙なはなしだ。ご人が意識しているのかどうか知らないが。 さて、ヘイトスピーチの違法化それ自体を(そして/あるいはヘイトスピーチ違法化の巻き添えをって自由であるべきその他の言論まで規制されることを)懸念するなら、やるべきことはなにか? 最も重要なことの一つは、ヘイトスピーチや南京事件否定論などを市民(研究者含む)が自発的に批判することによってそれらを徹底的に周縁化し、無害なものにすること、そうやってヘイトスピーチ規制のための立法が必要ないと内

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    kyyon 2008/12/17
  • 一周まわってつながって - Apeman’s diary

    なんというか、東流「ポストモダン系リベラル」を支持するメンタリティとして、二つの類型が浮かびあがってきたような感じですね。以下は「類型」の記述なので単純化かつ誇張してますが。 一つは「我こそは科学なり」的自意識を持った、ネット理系。偽ソーカル氏もこのタイプだったけど。こういう人にかかると自然科学以外はもう『マッド・マックス2』というか anything goes な世界なので「東、正しいじゃん」と見えてしまう、と。 他方で、こういう偏見をみすみす助長するようなのがいるんですよ。思想屋さんの悪い癖、というか。D_Amonさんが言及しているような面々ですな。自分の得意なフィールドではまともなことを言うひとでも、よく知らない分野に安易に踏み込んでグダグダになってしまう、ってことならよくあるし(最近の顕著な例)、それはまあ人間的なミステイクというやつであるわけですが、無知に居直るというか、妙に事実

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    kyyon 2008/12/16
    東流「ポストモダン系リベラル」を支持するメンタリティ<こんな感じで非が飛び散ってみんながあーだこーだ言ってるのを見るのが楽しいというメンタリティ
  • 「公開されない情報」? - Apeman’s diary

    OAF 「そりゃ科学ったって信仰するしか無いわな。素人は。」 東は歴史学に関して素人だが、「知識人」なのだから南京事件の有無という「結果」について言えなくても、歴史資料等よりテクストのレベルで検証しうるのではないか、と言っているように見える。 ただこれはあまり意味が無い。その方法によって「結果」に言及できるなら、東は「専門家」である。というより、専門家でない人間のアクセスできる情報をテクスト的に解釈することに何か意味があるか? というのはポストモダニストならば持って当然の疑問だろう。 ここで東は「専門家」とは生情報/一次情報への直接アクセスが可能であることだと言っているわけだ。公開されない情報へ直接アクセスできないなら、断定的なことは言えない。彼は「知識人」の「責任」をそう考えている。 そもそも東浩紀は「自分で調査したわけではないですから」と言い訳しちゃってるので、あまりしがいのない擁護を

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    kyyon 2008/12/14
  • 『思想地図 Vol.1』における東浩紀の発言について - Apeman’s diary

    先日のエントリのコメント欄にて上田亮さんから情報提供を頂いた件について、前後の文脈もあわせて改めてご紹介させて頂きます。 東浩紀・北田暁大(編)、『思想地図 Vol.1』、日放送出版協会、2008年4月 問題の発言が含まれているのは「特集・日」の「II ニッポンのイマーゴ・ポリティックス」中の鼎談「日論とナショナリズム」です。鼎談参加者は東浩紀、北田暁大に萱野稔人。 鼎談の流れとしては、従軍「慰安婦」問題を持ち出したのは北田暁大です(「●戦争責任と主体」という小見出しがつけられている)。これに至るまでの、ナショナリズムについての三者の議論は書をご参照ください。 北田 少し話題をずらしますが、戦争責任や従軍慰安婦問題にしても、韓国中国に対する謝罪の話が延々繰り返されてきましたが、結局、「謝れ」と言われるということは、「責任主体になれ」と外から言われていることになる。それでは「当の

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    kyyon 2008/12/12
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