ブタの伝染病のCSF、いわゆる「豚コレラ」について、農林水産省は病気の実態と合わないなどとして、法律上の日本語での名称を「豚熱」に改める方針を示しました。 CSF、いわゆる豚コレラは、去年9月に岐阜県で確認されて以降、合わせて13府県でブタと野生のイノシシに感染が広がり、15万頭以上のブタが殺処分されています。 農林水産省は先月、この伝染病の名称を国際的に使われているCSFに変更しましたが、法律上求められる日本語表記での名称について、「豚コレラ」から「豚熱」に改める方針を示しました。 農林水産省はCSF、豚コレラはブタの発熱が主な症状で人に感染することはないのに、人に下痢などを引き起こすコレラを連想させ、病気の実態と合わないことや、日本獣医学会から「ブタの熱病を意味するCSF=ClassicalSwineFeverに合わせ、豚熱とすべきだ」という提言を受けたことを考慮したとしています。 一
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