Cloud Native Days Tokyo 2022 Session: https://event.cloudnativedays.jp/cndt2022/talks/1518
皆さん元気ですか!?SREチームの@adachin0817です。去年から行っていた移行プロジェクトで、グループ会社である、シクロマーケティング株式会社の「ミギウデ」をさくらVPSからAWSへ移行しました。今回、移行背景やECS/Fargateでのコンテナ運用について簡単にご紹介と振り返りを行ってみたいと思います。 なぜAWSへ移行するのか AWSへ移行すると冗長性の担保などが挙げられますが、一番は開発環境やインフラなど、すべてランサーズに統一させるということが第一の目的です。それに伴い、ミギウデ自体のサービスがシンプルなインフラ構成ということもあり、インフラ運用の手間をなくしたいということから、ECS/Fargateで初の外部サービスとしてコンテナ運用にチャレンジしてみようとなりました。 目的とコンテナ化にするメリット ・内部統制対応 ・S3、RDSを利用したバックアップ ・CloudWa
【待望】コンテナデバッグが捗る!ECS-optimized AMIにSSMエージェントがプリインストールされるようになりました 「やっぱり…タスクが変な動きしてる時、Dockerコマンド使いたくなるやん。それが人間ってもんやん…」 ECS(on EC2)の環境で、コンテナが妙な起動をしているとき、そのホストインスタンスにログインしてDockerコマンドで原因追求することを日常のオペレーションとして実施されている現場多いと思います。Fargateではできない、docker execを利用した調査、捗りますよね。そんな皆様に待望のアップデートです。 AWS Systems Manager Agent を Amazon ECS 用に最適化された Linux 2 AMI にプリインストール SSMエージェントがプリインストールされるということは、セッションマネージャーが使えるということです。という
CircleCIがAWSやGoogle Cloud、Kubernetesなどへ自動デプロイするための共有パッケージ「Orb」を公開。クラウドへの自動デプロイが容易に ビルドやテストのプロセスを自動化する、いわゆる継続的インテグレーション(Continuous Integration)の機能をサービスとして提供するCircle CIには、「Orb」と呼ばれる、設定ファイルなどを含むCircleCI向けパッケージの共有機能があります。 Orbは、CircleCIのWebサイト上の公開レジストリ的なサービスによってまざまな設定が公開されています。 例えば、CircleCIにAWSコマンドラインツールを統合する設定、ソースコードをビルドしてDockerイメージを生成、それをDockerレジストリに登録する操作を自動化する設定などがあります。 こうしたOrbを利用することで、CircleCIでさまざ
こんにちは。インフラエンジニアの永井(shnagai)です。 今回は、Fargateを本番投入し1ヶ月強が過ぎたので、運用する中で気付いた点について書こうと思います。 以前書いた、Fargateに関する調査のまとめ記事はこちら。 tech.connehito.com 内容はざっくり下記3項目です。 いきなりFargateはハードルが高め 良かった点 コンテナのリソースキャパシティを簡単に変更出来る オートスケーリングもシンプルに組める 安定運用 つらい点 タスクの起動速度がEC2バックエンドと比べるとやはり遅い 料金面 いきなりFargateはハードルが高め Fargate導入を通して一番感じたのは、新規にコンテナ化するアプリケーションをECSで動かす場合、EC2バックエンドで試験をパス出来る状態まで持っていった後に、最後にFargateで動かすパターンがよさそうということです。 今回のF
概要 以前ECSの記事を幾つか書きましたが、 TerraformでECS環境の構築 - Carpe Diem TerraformでECS環境の構築【オートスケール編】 - Carpe Diem 当時のECSは1インスタンス1コンテナにしないとポートが競合して同じ種類のコンテナを載せることはできませんでした。 しかし今ではALBが導入され、動的ポートマッピングといってコンテナ側のポートは80で、ホスト側にマッピングする際は動的に変えてよろしくやってくれる。ALBはその動的なポートに紐づくという機能が付いています。 これによって1インスタンスに同じ種類のコンテナがいくつもたてられるようになりました。 環境 terraform 0.11.0 terraform-provider-aws 1.3.1 成果物 今回のコードはこちら github.com コード インスタンスの設定 Auto Scal
こんにちは、最近気になっている哺乳類はオリンギートな、開発部の塩崎です。 私の所属しているMarketingAutomationチームではRealtimeMarketingシステムの開発運用を行っております。 このシステムはZOZOTOWNのユーザーに対してメールやLINEなどのコミュニケーションチャンネルを使い情報の配信を行うものです。 メルマガの配信数や開封数などの数値は自動的に集計され、BIツールであるRedashによってモニタリングされています。 このRedashは社内PCによってホスティングされていましたが、運用面で辛い部分が多々あったためパブリッククラウドに移行しました。 移行先のクラウドはawsを選択し、RedashをホスティングするためのサービスはECS/Fargateを選択しました。 この記事ではawsに構築した環境や、移行作業などを紹介します。 移行前のRedash 移
Amazon ECS(以下ECS)とFargateを用いて、今までEC2で運用されていたサービスをコンテナ化してECS上で稼働させるプロジェクトをしました。 特に、Fargateは2018年7月3日にTokyoリージョンで使えるようになったばかりなので、情報がまだまだ少なく手探りの状況でした。 Posted On: Jul 3, 2018 AWS Fargate is now available in Asia Pacific (Tokyo) region. https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2018/07/aws-fargate-now-available-in-tokyo-region/ ECS/Fargateで実現したアーキテクチャ・デプロイ方法の全容とその実装方法を記していきます。以下のスライドにもまとめているのでぜひご覧ください
モバイルアプリエンジニアの山下(@yamshta)です。 今回は、AWSの以下のサービスを用いてコンテナデプロイ基盤の構築を試してみました。 CodePipeline CodeBuild ECR ECS Fargate AWSのドキュメントは丁寧で情報も豊富ですが、サービス毎に手順が書かれているため一連の流れをまとめました。CLIでの操作のみで手順を進めています。 なぜアプリエンジニアがデプロイ基盤を構築するのか 疑問に思った方もいらっしゃると思うので手短に書かせていただきます。 LCLのエンジニアチームはスペシャリスト集団というよりはゼネラリスト集団に近く、特定の技術に縛られない文化とそれを推奨する環境になっています。そのため、メインに扱う技術力も伸ばしながらも別の技術を習得することができます。 今回の経緯ですが、私個人としてはインフラには興味がありませんでした。しかし、Dockerは環
アプリケーションのコンテナ化には様々なメリットがありますが、実際に本番環境に導入するには従来のアプリケーションの考え方とは違う部分もあり、簡単にはいきません。その辛さを乗り越えて「もっと多くの人にコンテナを活用してもらいたい」という想いを、このセッションに込めました。 「コンテナ導入ってどこからやったらいいんやろう…」 Amazon ECSがリリースされてから、早4年。Docker自体の進歩が目覚ましく、周辺のオーケストレーションツールや関連するOSSなども目を見張るような勢いで進化しています。以前は開発環境での利用が主流だったコンテナも、今では本番環境での採用事例も増えてきました。さらに、Fargateの東京リージョンリリースやEKSの一般公開など、話題には事欠きません。 アプリケーションのコンテナ化には様々なメリットがありますが、実際に本番環境に導入するには従来のアプリケーションの考え
AWS Fargate早く東京に来てくれという願いをこめて、東京で1つでも事例を増やそうと記事を書いていたら公開する前にAWS Fargateが東京に来ることが先日発表されました!めでたいです。アリネ事業部の平田です。 今日はARINEで使っていく(かもしれない) AWS Fargate を使ったRSpecの実行環境の話と、Docker Compose使っているならFargateいいかもしれませんよ、という話をします。 背景 アリネ事業部では、なりたい自分がきっと見つかる美容メディア ARINE を運用しています。 ARINEのサーバサイドはRubyで書かれており、ウェブアプリケーションフレームワークはRuby on Railsを採用し、テストにはRSpecを使っています。 テストは徐々に増えており現在テストが1000件ほどで、テストにかかる時間も徐々に長くなり、完走するのに10分以上かか
はじめに はてなサマーインターン2018の大規模システム開発コースの成果報告をします。 今年は、メンターのid:cohalzさん、id:wtatsuruさんの下、実際に使われているサービスをAmazon ECS(Elastic Container Service)にデプロイする基盤を構築しました。 コンテナでサービスを本番運用するために、AutoScaleの検証や、デプロイ時間の計測、改善策の検証を行いました。また、開発、デプロイフローを楽にするために、AWS CodeBuild、CodePipelineを使ってCI/CDの構築も行いました。これにより、PullRequestごとにCIが走り、masterにマージされたら自動でECSにデプロイすることができるようになります。高速なデプロイ切り替えを行うために、Blue-Green Deploymentの検討も行いました。 他にも、Micro
引き続き ECS のデプロイを調査していて,今回は導入された話を比較的よく聞く ecs-deploy を試した.AWS CLI と jq に依存しているけど,Shell 100% で実装されているため,実行環境の構築が不要という手軽さが1番のメリットだと思う. github.com ちなみに前回試したのは CircleCI + AWS CLI で ECS にデプロイする方法で,今回の ecs-deploy も構成としては似ているため,deploy.sh で ecs-deploy を使う形を実装してみた. kakakakakku.hatenablog.com 構成 前提 動かす API は前回と同じ CircleCI の circleci/go-ecs-ecr で使った main.go を使う. ECR リポジトリ名 : test クラスタ名 : test-cluster サービス名 : t
つまりは、オートスケールやタスク数設定によるコンテナ増減に連動して、Route 53のレコードが自動的に書き換えられるということすね。 従来から存在したRoute 53のAuto Naming 実は弊社大瀧が書いた、下記記事に有るように、Route 53のAuto Naming APIを利用したサービスディスカバリー実装の機能自体はありました。 Amazon Route 53 Auto Namingでサービスディスカバリを実現する | Developers.IO 今回紹介する機能は、これをECSに拡張したものと言えます。 実際にECSサービスディスカバリーを設定してみる 前置きが長くなりましたが、実際にECSに登録する様子を見てみましょう。既に、既存のECSクラスターとタスク定義がある前提で解説していきます。 従来どおり、ECSのサービスを作成していきます。今回は起動タイプもFARGATE
こんにちは。インフラエンジニアの永井(shnagai)です。 これまでEC2バックエンドでECSを運用してきたが、Fargateを採用するにあたり、EC2バックエンド時と比べた差分についてまとめてみました。 内容は、ざっくり下記5項目について。 NW(awsvpc) タスク定義 サービス AutoScalling メトリクス/ログ Fargateをやってみたというのは出たての頃にやったので、今回は本番運用を考えるにあたり知っておいたほうがよさそうな点についてまとめてます。 tech.connehito.com NW(awsvpc) アーキテクチャ的に一番大きく変わるのは、NWの部分だと思う。 EC2上で、タスクを動かすときはデフォルトだと「bridge」が指定されるので、ホスト経由で外部と通信を行っていた。同一タスク(コンテナのリッスンポートが同じもの)を効率的にEC2上で動かすために、動
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