ブックマーク / d.hatena.ne.jp/semi_colon (23)

  • 単細胞生物から多細胞生物へたった60日で進化させたぞー!という論文 - 蝉コロン

    科学単細胞生物から多細胞生物になったので、進化の過程でなかなかのビッグイベントだと思うのだけれど、やってみたら結構あっさりいけたよという論文。 Experimental evolution of multicellularity 酵母です。出芽酵母。真核生物で普通は単細胞。それがこんなんになっちゃいました。スノーフレーク状だという。こんなん降ってきたら楽しいね。 どうやったかというと、多細胞になったやつをセレクションする実験系を編み出した。つーかただ液体培養したやつを弱く遠心するだけみたいなんだけど、それで塊になってて重力で早く落ちるやつを選択的に回収、培養を続ける。最初のうちはそれでも単細胞っぽく振る舞うんだけど、それを二ヶ月350世代ほど続けると、みんなお互いくっついたままのになる。10回やってみんなそうなったので、収斂進化とも書かれている。 うーん、どうだろう。血球系の細胞を飼ってい

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    l-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_l 2012/01/31
    初めて知ったよ。ビックリ。>>しかしところで多細胞生物への進化ってのは過去少なくとも25回別々に生じているそうで、案外生物的には必然の流れだったのかもしれぬ。
  • ふしぎ!ダンシング雲さん - 蝉コロン

    ぼやぼや画面中央のちっちゃいやつ。なんかシュッシュッシュッとしておる。 Amazing video of a bizarre, twisting, dancing cloud | Bad Astronomy | Discover Magazineで気象学者のコメントによると、氷の結晶が積乱雲の辺りにできている。氷晶雲。これは摩擦で静電気を帯びます。そして電場の影響でシュピンシュピンと並んじゃう。んで放電して消滅する。それからまた氷の結晶ができる。その繰り返しってことらしい。雷と同じメカニズムみたいだけど、こんなふうにもなるものなのかね。たまに光っているふうではあるけれども、これは稲光か太陽の反射か。ツイートする

  • 絶滅したと思われていたレインボーガエルが約90年ぶりに見つかる - 蝉コロン

    動物 BBC Nature - Lost rainbow toad is rediscovered ボルネオだって。1924年以来報告がなく、スケッチででしか画像がなかった。Conservation Internationalという自然保護団体のGlobal Search for Lost Amphibiansというプロジェクト(?)で見つけたいカエルのトップ10にリストされているという。ランキング付けちゃうところが外国(アメリカ)らしいというか。 足がひょろ長い、虹色の希少ヒキガエルを再発見 ボルネオ島 国際ニュース : AFPBB Newsによると、正式名はサンバス・ストリーム・トード(Sambas Stream Toad)だって。この記事に「マレーシアの研究者、インドラネイル・ダス(Indraneil Das)氏は前年8月、サンバス・ストリーム・トード再発見のためのチームを結成し、」

  • 未熟児の脳損傷と回復のターゲット - 蝉コロン

    科学 新生児の脳損傷を回復 (Nature Neuroscience): NPG Nature Asia-Pacific URL2011-06-27 10:16:30 via bitly 未熟児と脳の損傷新生児医療の発展により命が助かる早産未熟児が増えたが、一方で脳に損傷が残る問題も大きくなっている。妊娠6ヶ月半以前に生まれた子どもの20%が脳にダメージがあるという。未熟児は肺の機能が弱く、また妊娠満期産でも新生児仮死により低酸素性虚血性脳症になる場合がある。これは脳性麻痺や認知障害の原因となり、現在のところまだ有効な治療の決め手がない。 脳で何が起きているか脳や脊髄の白質では神経細胞の伸ばした手がミエリンによってコーティングされているが(電線を絶縁体で覆っている電気コードに例えられる)、酸素が足りないとこのミエリン鞘の形成が阻害され、低酸素性虚血性脳症になる。また、自己免疫疾患である多発

  • 肉食動物のおしっこが怖い - 蝉コロン

    動物, 科学以前トリビアでJRがライオンの糞を線路に撒いて鹿を寄せ付けないようにしていたとかいうのがあった。草動物は天敵の糞尿の匂いを嗅ぎ取って逃げるというのは昔から知られていたがそのメカニズムはあんましよくわかっていない。 The smell of a meat-eater : Nature NewsDetection and avoidance of a carnivore odor by prey 匂いを感知するのは嗅覚レセプター。いっぱいある。すべて当に機能しているのかはわからないが、ゲノム上に数百〜1000くらい嗅覚レセプター遺伝子が存在している。これらの受容体はそれぞれ対応するニオイ分子を持つ。例えばうんこからはうんこ臭い分子がパワワワと出ていて、君の鼻にある、うんこの匂いを担当する嗅覚レセプターに結合する(うんこ成分が鼻に付着している)。そのシグナルは脳の特定の場所に投射

  • 細胞からレーザー - 蝉コロン

    科学レーザーって何なのか僕うまく説明ができないのでお茶を濁すけれども、これまでレーザーを発することができるマテリアルってのは結晶とか半導体とかガスとかで、生物学の出番はありませんでした。イチローくらい。それが今回、レーザー出し出し細胞が初めて作られたのです。Single-cell biological lasers : Nature PhotonicsNature Photonicsって雑誌あるんだ(って前にも言ったかも)。 ところでlasing cellってlazing cellと発音同じかね。怠け細胞。あ、でもlazyを普通使うのか?「素早い茶色の狐はレーザー犬を飛び越える」だったらよかったのに。あと関係ないけどlazy susanは回転トレイという意味だから気をつけてね。 そうそうレーザー細胞の話、これはGFPを使っています。元の細胞は293Tのようで、海外のニュース記事によっては「

  • 「偽薬と分かっていても効果がある」? - 蝉コロン

    社会PLoS ONE: Placebos without Deception: A Randomized Controlled Trial in Irritable Bowel Syndrome対象になったのは過敏性腸症候群(IBS)、ストレス性の腹痛。 プラセボ薬投与群となにも無し群。プラセボ群には「マジで何の有効成分も入っていないが、体がいい感じに反応して効果があるよ」というようなことを説明し、青と赤のゼラチンカプセルを与える。方便を使うというのもポイントかね。そんで三週間後に効果を評価する。IBSは客観的な指標が無いので質問票による評価になるということで、そういうのも気になるポイントだねえ。まあとにかくプラセボ群で効果が見られ、これは実際にIBSで使っている薬と同等だという。 そしたらIBSの当のお薬ってなんなんじゃろ?ざっくり検索したところだとIBSの原因は、ストレスで腸粘膜から

  • 高解像度な脳の三次元イメージ - 蝉コロン

    科学人間の脳、地球上の全コンピュータより多くのスイッチを持つ--スタンフォード大学 - CNET Japan 記事タイトルだけしか見てなかった。これ数の多さは二の次でイメージングがすごいって話じゃない?僕は共焦点の三次元画像ですら必要に迫られたことがなかったのであれだけど、こりゃー面白いね。ちょっとファイトクラブのオープニング思い出した。 Neuron - Single-Synapse Analysis of a Diverse Synapse Population: Proteomic Imaging Methods and Markersやってることは大量の薄切切片をいろんな抗体で染め分けて、コンピューターで三次元構築。マウスの脳皮質。詳しくないけど体性感覚皮質というところ。ニューロン特異的なThy-1プロモーター下でYFPを発現するトランスジェニックマウスを使っている。画像では緑がそ

  • ニンジャとトップレスが結合 - 蝉コロン

    科学NINJA connects the co-repressor TOPLESS to jasmonate signalling : Article : Natureまあ遺伝子名っていろいろあるけど、どうしてニンジャとトップレスがくっつかなければならなかったのか調べてみます。 植物は発芽するときに上に向かって伸びるわけだから、発生初期に上下という分かれ方がないといけない。そこで尖端と基底という軸ができるそうだけれども、この運命決定に関わるのがtopless遺伝子。これを失うと尖端ができなくなるからそう名付けられた。 ジャスミンの花から取れるジャスミン油の香気成分としてジャスモン酸メチルが単離された。ジャスモン酸エステルは植物ホルモンで、いろんな植物で防御や発生を制御することが分かってきた。ジャスモン酸がアミノ酸のイソロイシンと結合すると活性型ホルモンのジャスモノイルイソロイシン(JA-I

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    l-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_l 2010/11/24
    「トップレスが結合」の部分だけで「お姉さま、あれを使うわ!」「ええ、よくってよ!」しか思い付かなかった。
  • ハエは同じエサを食った者同士で交配する - 蝉コロン

    生殖, ゲノム, 科学バイオの世界ではよくショウジョウバエが実験モデルとして用いられています。 さて、1980年代頃の研究からこのショウジョウバエについて以前より不思議な現象が知られていたそうです。ある集団を二つに分けて数世代を別々のエサで飼います。そんで、両者を再び混ぜると、なんと同じ釜の飯をった雌雄同士が交配する場合がほとんどなんだそうです。 そして最近、この理由らしきものが判明しました。Commensal bacteria play a role in mating preference of Drosophila melanogaster ? PNAS 片方を糖蜜で、もう片方を澱粉で飼います。するともう次の世代からは、混ぜちゃっても糖蜜ハエは糖蜜ハエ同士、澱粉ハエは澱粉ハエ同士交配するのです。そして、ハエを抗生物質処理して中の微生物を殺すと、その選り好みは消失してしまうのだ! 抗

  • セントラルドグマから外れたncRNAの新たな役割(と新たなオープンアクセスジャーナル) - 蝉コロン

    ウイルス, 科学こないだちょっと「遺伝子」なんだろねみたいな話をしたけれども、そんな、現在「遺伝子」としてカウントされてるんだかされてないんだか分からない、蛋白質を作らないノンコーディングRNA(ncRNA)にニューカマーが登場です。Unique Signatures of Long Noncoding RNA Expression in Response to Virus Infection and Altered Innate Immune Signaling ? mBio この論文では短いRNAであるmicroRNAと区別するためにncRNAのうち200nt以上のものをlncRNAと呼んでいる。 small RNAsじゃないncRNAで有名どころはXistかな。X染色体不活性化(♀はXを二つ持っててずるいから片方はおとなしくしていてもらいましょう効果)に働く因子。あとは元々なんらかの

  • 海は巨大ウイルスでいっぱいだー - 蝉コロン

    科学, ウイルスここ数年、巨大ウイルスの存在がちらほら報告されている。巨大ウイルスはただおっきいだけじゃない - 蝉コロン ウイルスに感染するウイルス - 蝉コロン 一般的に言ってウイルスは、ゲノムサイズが小さく最低限の遺伝子セットしか持っていない。複製には宿主細胞の機構を利用するので、自分自身はわりとコンパクトにまとまっている。遺伝子10個とかそんな感じ。B型肝炎ウイルスなんて全長3kbくらいで遺伝子4つ。こんなシンプルな(ように見える)構造のウイルスをなかなか排除できないってのも一つの興味ではあるけれども、今回は巨大ウイルスの話。 ゲノムサイズ最大のウイルスであるミミウイルスの仲間、ママウイルスは淡水に棲むアメーバに感染するウイルスで、ゲノムサイズ1200kbで1200個以上の遺伝子を持っている。どうですHBVと桁違いすぎでしょう。で、こういうでっかいのは極めてレアなケースなのか、ある

  • ゲノムが世界最大の生き物は日本にいた - 蝉コロン

    科学, ゲノムもう一ヶ月前のネタだ。でも書いちゃってるんでアップします。現在知られてる中で最大のゲノムサイズを持つ生物です。The largest eukaryotic genome of them all? - PELLICER - 2010 - Botanical Journal of the Linnean Society - Wiley Online Library学名Paris japonicaだって。オサレ。と思ったら和名はキヌガサソウ。なんかごつそう。鉄人って感じ。実際の見た目は、大きな葉っぱにぐるりと囲まれて花が一個だけあるので綺麗な感じします。論文では州長野県白馬岳から採取されたものとある。 先月のニュース記事はこちら。 日固有のキヌガサソウ、ゲノムサイズが最大=英研究| 世界のこぼれ話| Reuters さて論文だけど、なんかフローサイトメーターで調べてる。DNA量

  • CG技術による「質感」情報を脳はどのように処理しているのか - 蝉コロン

    科学「良い科研費の申請書の書き方」的な話で研究課題のタイトルを良く考えて付けましょうというのがある。計画全体をよく表していて、ちょっと気を引くようなの。で、最近「質感脳情報学」という新学術領域研究課題のキックオフシンポジウム告知ポスター*1を見て、なんじゃろうかと気になってしまった。 HPはこちら→http://shitsukan.jp/ フルネームは「質感認知の脳神経メカニズムと高度質感情報処理技術の融合的研究」英語ではBrain ans Information Science on SHITSUKAN (material perception)と"shitsukan"押しなのがちょっと興味深い。@shitsukanもあるでよ。あまりつぶやいてないけれど。 どういう研究なのか、ちょっと長いけど引用すると、研究領域のねらい私たちはある物体を見ただけで、その素材について、金属、プラスチック

  • 細菌の遺伝子発現は意外にルーズ? - 蝉コロン

    科学Visualizing high error levels during gene expression in living bacterial cells ? PNAS 細菌は環境への適応が速いことが知られている。理由として単純にすぐ思いつくのは、細菌は個体数がとんでもなく多いだろうし、そん中には変異したのもいろいろいるだろうし、環境の変化に対してもたまたま適応した変異株がまた爆発的に増えるだろうから、的なこと。ここで、新しい考えが出てきた。Bacillus subtilis枯草菌での研究で、低温や飢餓状態、毒物にさらされた時といった特定の条件下では遺伝子発現がDNAのコード通りに働かないでエラーを起こしやすくなり、タンパク質の多様性を増やすのだという。 筆者らは遺伝子発現のエラーを可視化・定量化できるような実験系をデザインした。GFPに予め変異を入れておく。読み枠をずらすframe

  • コンニャクは英語で悪魔の舌、学名は - 蝉コロン

    生活以前に留学生の歓迎会があった。その留学生がこんにゃくを指してこれは何だと聞く。とりあえず英語の発音っぽく「コンニャクー(ニャにアクセント)」などを試みるが通じない。すると日滞在が長い留学生がこれはdevil's tongueだと言う。悪魔の舌だって。へー英語だとそう言うんだ。もっともコンニャクの存在を知らない人にはdevil's tongueでもダメだと思うけどね。わかる人ならKonjacで通じる。 その場では、あの黒っぽくてつぶつぶのあるコンニャクが血色の悪い悪魔の舌なのだなと思い、かばかりと心得て帰ったのだけれども、あれ花だね。花の形だ。wikipedia:コンニャクより。悪魔の舌っぽい。ケーッケケケケッケーと笑いそうである。 ここのところ小石川植物園のショクダイオオコンニャクあるいはスマトラオオコンニャクが話題なので思い出したのでした。あれデカイねー(種をまいて16年…“世界最

  • 日本の高級キノコがスウェーデンに自生 - 蝉コロン

    Japanese gourmet mushroom found in Swedenって書いてあったら松茸のことかなと思うじゃんね。ホンシメジでした。無学なものでホンシメジの価値を知りませんが、キロあたり$1000くらいそうです。イェーテボリ大学*1の学生さんが発見!ホンシメジ! TRUE SHIMEJI、学名Lyophyllum shimeji。「香り松茸味しめじ」と言われるしめじの中でも真のしめじ。キングオブキングス、シメジオブシメジス。 学生が見つけたキノコはモレキュラーなテクノロジー*2を使って日のホンシメジと全く同一であることが判明したのです! 実は1999年にも似たようなことがあって、スウェーデンでTricholoma nauseosumと呼んでいたものが実はTricholoma matsutakeと同一だったのです。やっぱり来た松茸!どうなってんだスウェーデン。 wikipe

  • "ノー"の意味で首を振るサル - 蝉コロン

    動物       シュッ  シュッ   ハ,,ハ  シュッ  ハ,,ハ彡( ゚ω゚ ),ハ ( ゚ω゚ )彡ミ( ゚ω゚ ) お断りします BBC - Earth News - Bonobo chimps filmed shaking their head to ’say no’BBCの記事。映像はそちらで。子ザルがべ物で遊ぼうとしたところ、カーチャンザルがそれはやっちゃいかんとばかりに首をふって、べ物を取り上げます。ドイツ・マックスプランク進化人類学研究所のChristel Schneiderさんの報告。マックスプランクは有名ですが、ここの進化人類学研究所は最近では新種の人類化石を発見したり、ネアンデルタール人ゲノムを解析したりしてました。 このチームは、ヨーロッパの6つの動物園でボノボ、ゴリラ、オラウータン、チンパンジーの記録を撮りました。そしてボノボ4個体がこういう動作をするのを

  • カテゴリ分けと過去記事紹介 - 蝉コロン

    ぼやぼやこのブログを始めて4ヶ月ちょっと。「蝉コロン」ってタイトル意外は何も考えずにスタートしたのですが、科学ネタを紹介したりYoutube動画をぺたっと貼ったりするブログになった。エントリも増えてきたのでこれまで「科学・動物・生活・ぼやぼや」だけだったカテゴリを増やしてみました。そんでいい機会なのでいくつか過去記事をピックアップして紹介したいと思います。 ちなみにいつもエントリ書いてるのの情報元は主にこちらの方々です。ここらで知って論文に飛んで、みたいな。Home : Nature NewsScience News Headlines from ScienceNOW- The latest news from the science world BBC NEWS | Science & EnvironmentScience News - The New York TimesLife ne

  • Rhマイナスのジェームス・ハリソンさんとAnti-Dワクチン - 蝉コロン

    科学はてなブックマーク - らばQ:珍しい血液型の男性、半世紀で200万人の赤ちゃんを救う…半世紀で1000回近くの献血id:yu-kuboさんの言う通り、いい話なんだけど何が起きているのかいまいちわからなかったので調べてみた。 珍しい血液型を持つジェームス・ハリソンさんが長年に渡り献血し続けたおかげで、多くの赤ちゃんが救われたという話。 Rh因子は妊娠中に生じる危険因子として知られる*1。母体の血液型がRh(-)で、胎児の血液型はRh(+)である場合に起こる。 母体には来無いRh因子を胎児の赤血球が持つことで、免疫システムが異物とみなしてこれを攻撃する。母体が抗Rh抗体を作ってしまう。胎児の赤血球が攻撃されれば貧血を引き起こす。これは胎児の造血速度と母体免疫の赤血球破壊速度との勝負になる。抗Rh抗体の抗体価が高い場合、胎児への輸血が必要になる。 妊娠期間中は、胎児の血液は母体に大量には