Scalaは最初から関数型プログラミングのスタイルで書くことを意識して設計されたという意味で関数型プログラミング言語と言えますが、一方で、「Better Java」な手続き型スタイルで書くことも基本的には否定されるべきではないと思います。たとえば、ビッグデータ関係のソフトウェアとして有名なApache SparkはScalaで書かれていますが、(おそらく)パフォーマンス上の理由のため、手続き型のスタイルで書かれている部分がかなり多いです。 さて、それはいいのですが、そういう「Better Java」なScalaコードによく見られるパターンに、変更可能コレクションを使っているのに、そのコレクションを格納する変数をvarとして宣言しているものが(割と有名なソフトウェアでさえ)あります。ですが、そういうコードは 書いてはいけません(かなり例外的な場合を除いて)。 「書いてはいけません」というのは