3月14日、政府の経済財政諮問会議が開催され、米国コロンビア大学のジョセフ・E・スティグリッツ教授(ノーベル経済学賞受賞)が日本の課題などについて持論を語った。写真は香港で2016年9月撮影(2017年 ロイター/Bobby Yip) [東京 14日 ロイター] - 政府の経済財政諮問会議が14日開催され、米国コロンビア大学のジョセフ・E・スティグリッツ教授(ノーベル経済学賞受賞)が日本の課題などについて持論を語った。 経済財政諮問会議で海外の学者を招へいしたのは初めて。政府や自民党内では人材投資や教育無償化へ財政資金を投じる議論を始めているが、今回、スティグリッツ教授も、所得分配の是正のための一案として、社会的格差が子世代へ引き継がれないよう公的教育の拡充が重要だとし、安倍政権の唱える教育無償化に通じる政策を提唱した。
![無償教育拡充を、累進課税等財源に=諮問会議でスティグリッツ教授](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fe704ebb3384673227bebddb772378b5a315ac9d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjp.reuters.com%2Fpf%2Fresources%2Fimages%2Freuters%2Freuters-default.webp%3Fd%3D203)