一昔前とは違い、我々の身の回りにはネットにつなぐデバイスであふれている。様々なデバイスが1つのインターネット接続を共有していることも多く、それがサイバー犯罪者に利用されるケースも増えている。 世界有数のクラウドセキュリティ企業「アカマイ」の研究チームによると、サイバー犯罪者たちはルーターの一般的な機能であるUPnP(ユニバーサル・プラグ・アンド・プレイ)を悪用しているという。 UPnPは、利用者の手を煩わせずにルーターの設定を変更する機能だ。プラグ・アンド・プレイのキーボードやマウス、プリンターを接続すると自動的に使えるようになるのと似ている。これは非常に便利な機能だが犯罪者たちは、UPnPを用いて秘密裏に活動するための通り道を作っているのだという。 今のところ、その影響は限定的だ。アカマイによると不正アクセスのあったルーターはおよそ6万5000台だが、悪用の懸念があるルーターの台数は全世
![世界480万台のルーターに脆弱性、セキュリティ企業が指摘 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9ce916426219131428edaf35620342784e466c9e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages.forbesjapan.com%2Fmedia%2Farticle%2F20718%2Fimages%2Fmain_image_b7abccc178e65d3b1d64cab80734f8c8.jpg)