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ブックマーク / u-site.jp (16)

  • デザイン思考の基礎

    デザイン思考とは何か。なぜそれに関心を持つべきなのか。ここでは、その歴史と背景に加え、簡単な概要と、6段階のプロセス図を提供する。実践的なユーザー中心の考え方による問題解決型アプローチがイノベーションにつながり、イノベーションを起こせれば、差別化ができ、競争上の強みを作り出せるようになる。 Design Thinking 101 by Sarah Gibbons on July 31, 2016 日語版2016年11月1日公開 デザイン思考の歴史 デザイン思考が新しいものであるというのはよくある誤解だ。デザインという行為自体は長い間おこなわれてきており、モニュメントや橋、自動車、地下鉄のシステムはどれもデザインというプロセスから生まれた最終製品といえる。そして、昔から、優秀なデザイナーは人間中心の創造的なプロセスによって、意味のある、有効なソリューションを構築してきているからだ。 190

    デザイン思考の基礎
  • ユーザーのコンピュータスキルの分布: ユーザーのスキルはあなたが思う以上に低い

    先進33か国において、コンピュータ関連の高い能力を持つ人は人口の5%にすぎない。また、中程度の複雑度のタスクを完了することができる人は全体の3分の1しかいない。 The Distribution of Users’ Computer Skills: Worse Than You Think by Jakob Nielsen on November 13, 2016 日語版2017年3月16日公開 身につけるのがもっとも困難なユーザビリティの教訓に、(訳注:デザインプロジェクトに携わっている)「あなた方はユーザーとは違う」というのがある。これこそがユーザーのニーズについての推測が大失敗に終わる理由だ。デザイナーは大半のターゲットオーディンエンスとあまりに異なっているため、いいと思っているものや利用しやすいと思っているものが見当違いになるだけでなく、そうした自分たちの個人的好みによって判断す

    ユーザーのコンピュータスキルの分布: ユーザーのスキルはあなたが思う以上に低い
  • 入力フォームにおけるユーザビリティの再確認

    ユーザー登録などに必要な入力フォームですが、今もなお使いにくいフォームを見かけることがあります。U-Siteでは入力フォームについて何度も取り上げてきましたので、ここで、これまでの記事を引用して基をおさらいします。 HCD事業部・宮内 2016年5月12日 イードではHCD関連の調査業務を多数請け負っております。最近ではユーザー理解のための調査が増えていますが、一方で、基的なユーザビリティ評価業務も日々行っております。その主な内容としては、ユーザビリティテストやヒューリスティック評価によって現状のサイトやアプリの問題点を明らかにし、改善方針を提案するというものがあります。 サイトやアプリの規模、サービスの種類、運用体制などにより、存在するユーザビリティ上の問題点は様々で、新しいデバイスやデザインパターンの出現によっても変化していますが、共通した問題点もあります。その一つが、ユーザー登録

    入力フォームにおけるユーザビリティの再確認
    lEDfm4UE
    lEDfm4UE 2016/05/14
  • 最もよく作成され、シェアされているUXの成果物はどれか

    UXの専門家が作り出す成果物はさまざまだ。たとえば、我々の調査では、回答者の半分以上が11種類もの成果物のフォーマットを利用していた。だが、最も有効であると評価された成果物は伝える相手によって大きく異なっていた。 Which UX Deliverables Are Most Commonly Created and Shared? by Page Laubheimer on October 18, 2015 日語版2015年11月16日公開 UX関連の作業が発生する状況というのは、アジャイル手法を利用して、ほとんどドキュメンテーション(文書化)をしない小規模なスタートアップから、外部クライアントのためのコンサルティング、プロセスやドキュメンテーションについての要求が厳しい大企業や政府機関のような環境まで多岐にわたる。こうした非常に多様な作業環境をまとめるのに必要なのが、デザインのアイデア

    最もよく作成され、シェアされているUXの成果物はどれか
  • 低コントラストのテキストは解決策にならない

    低コントラストのテキストがトレンドのようだ。しかし、それは視認性が悪く、発見しにくく、アクセシビリティも劣る。代わりに、もっとユーザブルな代案を検討しよう。 Low-Contrast Text Is Not the Answer by Katie Sherwin on June 7, 2015 日語版2015年9月16日公開 低コントラストのデザインが美しいというのはWebに繰り返し立ち現れる思想だが、それは視認性や発見しやすさを奪い去るものである。低コントラストのデザインは目に負担がかかるので、歳を取って、能力が少し衰えたように我々は感じる。ミニマリズムというトレンドに魅了されたサイトは、高コントラストという従来からの自分たちの流儀を捨て去り、暗黒面(あるいはミディアムグレー面と言うべきか)に寝返ろうとしている。デザインでの評価のために読みやすさを犠牲にしようとするサイトにとって、低コ

    低コントラストのテキストは解決策にならない
  • 10の累乗: ユーザーエクスペリエンスにおける時間スケール

    ユーザーインタフェースのデザインには0.1秒から10年以上まで数多くの異なる時間枠があり、そこには各々、固有のユーザビリティの論点がある。 Powers of 10: Time Scales in User Experience by Jakob Nielsen on October 5, 2009 ユーザーエクスペリエンスの分野には、そのバージョンの『パワーズ・オブ・テン』(10の累乗)*がある。我々にとって、物が10倍以上に大きくなったり、10分の1以下に小さくなったりすることはあまりない。つまり、たいていのユーザーインタフェースの物理的大きさはほぼ同じである。なぜならば、人間の身体との連携が必要だからだ。例えば、BlackBerryのキーボードはPCのキーボードの約5分の1の大きさだが、10分の1になってしまうとうまく機能しないだろう。そして、壁サイズのディスプレイを除けば、PCのも

    10の累乗: ユーザーエクスペリエンスにおける時間スケール
  • コミュニケーションデザインにおけるプロセス

    損害保険の書類のやりとりでは、インタラクションの回数や一回の記入量は会社によって異なる。それなのに、そのなかの一回の書類だけを評価するということで良いのだろうか。 黒須教授 2013年8月7日 先日、UCDAの評議員会に参加した。UCDAとは、Universal Communication Design Associationのことで、これまでに生命保険や損害保険の申込書などの書類、薬のパッケージの表示など、表示(コミュニケーションデザイン)が重要な意味を持つものについて、独自に開発したインスペクション法を適用したりしながら、良い点と問題になる点を抽出し、アワードを与えるという活動をしている。 今回の評議員会で、損害保険の書類を評価してみたが、書類に書かれている内容と量に会社によって大きな隔たりがあった。聞いてみると、会社によって、申請の手順が違うということが分かった。 以前、ちょっと追突

    コミュニケーションデザインにおけるプロセス
  • 「同期」がどうして流行っているのか

    一見敷居が低そうに見える「同期」という操作。しかし、これが実はわかりにくい。PCとプレーヤでそれぞれ操作したときに、どっちからどっちに何がコピーされるのか。そしてiTunesの場合、ライブラリというのはパソコンのどこにあるのか、という点だ。 黒須教授 2012年1月31日 iTunesを利用したiPodやiPadiPhoneへの同期という操作は、android携帯や音楽プレーヤなどでも広く使われている。しかし、この同期という概念は、従来のパソコンで一般的だったコピー操作に比較して、当に分かりやすくて使いやすいものといえるだろうか。ちなみに、「同期」と「わからない」でネット検索(Google)すると4,640,000件もでてくる。結構、困っている人は多いのではないかと思う。 提供しているメーカーの側では、パソコンと端末を「自動的に同期してあげる」のだから、ユーザは深く考える必要もなくユー

    「同期」がどうして流行っているのか
  • なぜEtsyでは無限スクロールは失敗したのか

    「ユーザーがページに滞在してコンテンツに関わる時間が長くなる」といわれる無限スクロールを採用したものの、うまくいかなかったというEtsyでの事例から、その教訓を読み解きます。 U-Site編集部 2013年1月25日 HCD新人部員のTです。 1年以上前の記事ですが、「Pinterestによってもたらされた、6つの重要なWebデザインとユーザビリティにおけるトレンド」という下記の記事を読んでいました。 該当記事:6 Important Web Design and Usability Trends Sparked By Pinterest – The Daily Egg ここで挙げられている項目の3つ目のトレンド、”Deliver Content in Flow”を見てみますと、「無限スクロールによって、ユーザーがページに滞在してコンテンツに関わる時間が長くなる」と書かれています。 Bec

    なぜEtsyでは無限スクロールは失敗したのか
  • A/Bテスト、ユーザビリティエンジニアリング、抜本的革新:どれが最も有益か

    定義: A/Bテスト(比較テスト)とは生のトラフィックを2つ(以上)に分けるものである。ユーザーのほとんどが目にするのは標準デザイン(「A」)だが、少数のユーザーは別案(「B」)を目にすることになる。統計的に有意な数を集めたら、コンバージョンレートや直帰率のようなKPI(key performance indicator;重要業績評価指標)が一番高かったデザインが次の標準になる。 ユーザビリティとはユーザーテストやフィールドスタディ、パラレル&反復デザイン、忠実度の高くないプロトタイプ、競合調査、その他、多くの調査手法といった一連のユーザー中心のデザイン(UCD)活動を判断基準にするものである。 デザインの抜的革新とは、標準的なデザイン変更プロジェクトで採用される山登り法から生まれるのではない、過去のデザインから逸脱したまったく新しいデザインを創造するものである。革新の例には根的なブレ

    A/Bテスト、ユーザビリティエンジニアリング、抜本的革新:どれが最も有益か
  • 自動送りカルーセルとアコーディオンは、ユーザーをいらつかせ、可視性を下げる

    ユーザーの目的の内容は、ページの先頭に98ポイントの文字で書かれていた。しかし、彼女はそれを見つけられなかった。そのパネルが静止しておらず、自動送りされていたからである。 Auto-Forwarding Carousels and Accordions Annoy Users and Reduce Visibility by Jakob Nielsen on January 19, 2013 日語版2013年2月4日公開 先日、イギリスでユーザビリティ調査を実施したのだが、そこで、あるユーザーが「Siemensは洗濯機のキャンペーンをしているか」というタスクを行おうとしていた。 そのユーザーはさして苦労もせず、イギリスのSiemens Appliancesのこのホームページにはたどり着いた: Siemens Appliancesのホームページ どうだろう、そのユーザーは先ほどの課題に答え

    自動送りカルーセルとアコーディオンは、ユーザーをいらつかせ、可視性を下げる
  • ハードウェア仕様 vs. ユーザーエクスペリエンス

    製品の質は人がタスクを行うという状況で判断されなければならない。また、レビューで重視すべきは実際の利用であって、生の数字ではない。 Hardware Specs vs. User Experience by Jakob Nielsen on November 5, 2012 日語版2012年11月20日公開 このところ、いくつかの製品レビューにがっかりさせられ続けている。それらは主にハードウェアの仕様に焦点を当てたもので、ハードウェアの要素がユーザーエクスペリエンス全体にどういった影響を及ぼすかは評価していないのだ。 ほとんどの場合、ハードウェアそのものは、ソフトウェアや、ソフトウェアとハードウェアの統合の質ほど重要ではない。 例えとして、2人のアメフト選手についての与えられた情報が、ベンチプレスでどのくらいの重量を上げることができるかだけだったとしよう。もしどちらがアメフト選手としてよ

    ハードウェア仕様 vs. ユーザーエクスペリエンス
  • 視野狭窄と選択的注意

    ユーザーは画面上にあるものをそのまま見ているわけではない。興味の外にあるものは選択的注意によって見落としてしまうのである。 Tunnel Vision and Selective Attention by Jakob Nielsen on August 27, 2012 日語版2012年9月4日公開 どうやったら画面上でまさにそこにあるものを見落とすことができるのか。ユーザビリティ調査を観察したことがある人なら、たぶん何度もこのことを自分に問いかけたことがあるだろう。 あまりユーザーはあちこち見回るということをしない。彼らは自分が関係する、あるいは自分の抱える問題に対する答えがありそうな画面上の部分に意識を強く集中させたままでいることが多いからである。 今月初め、オーストラリアで、店舗開発業者のWestfieldの企業サイトをシドニーのユーザーでテストしたとき、ユーザーのこうした視野狭窄

    視野狭窄と選択的注意
  • ユーザビリティ調査では何人でテストするのか

    例外を除くと、その答えは5人である。テスト参加者をもっと多く使うことに賛成する意見の大半は間違っている。しかし、中には、より大きな規模のほうがいいテストもあれば、小さいほうがいいものもある。 How Many Test Users in a Usability Study? by Jakob Nielsen on June 4, 2012 日語版2012年6月26日公開 欲しい数字が1つなら、答えはシンプルだ。ユーザビリティ調査では5人のユーザーでテストしよう。その結果、もっと多数のテスト参加者を使って得られるのとほぼ同数のユーザビリティ上の問題を見つけられるだろう。 1989年に「ディスカウントユーザビリティエンジニアリング」を奨励し始めて以来、この答えは変わっていない。テストしているのが、ウェブサイト、イントラネット、PCアプリケーション、モバイルアプリなど、何なのかは関係ない。ユー

    ユーザビリティ調査では何人でテストするのか
  • 大型化するコンピュータ画面

    ついに、かなり大型のモニターデスクトップコンピュータの最も一般的なクラスとなり、ずっとウェブデザインの想定対象だった、解像度1024×768の地位を奪った。 Computer Screens Getting Bigger by Jakob Nielsen on May 7, 2012 日語版2012年5月28日公開 StatCounterによると、1024×768は2004年にモニターサイズで最多となったが、すぐに、(ほんの少し)大きな解像度の1366×768の画面にその座を奪われたという。 1024×768からより大きな画面への切り替えは実際には2009年に始まった。しかし、当時はワイドスクリーンモニターもいろいろとあり、より大きなサイズの解像度が乱立していたため、1024×768は昨年まで、最も多い解像度という地位を単独で占めることができていたのである。 以下のグラフが示すのは、各

    大型化するコンピュータ画面
  • ユーザビリティコラム:Jakob Nielsen博士のAlertbox

    システム状態の可視性(ユーザビリティヒューリスティックNo.1) 7月3日 現在の状態を伝えることで、ユーザーはそのシステムをコントロールできていると感じ、目的達成のための適切な行動がとれるようになり、最終的にはそのブランドを信頼するようになる。 このコラムについてUIデザイン・ユーザビリティ・UXデザインについて、その道の第一人者・ヤコブ・ニールセン博士(略歴)ら米Nielsen Norman Groupのメンバーが実例を交えて洞察するコラム『Alertbox』。その日語訳を許可を得て公開しています。

    ユーザビリティコラム:Jakob Nielsen博士のAlertbox
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